ゴールデンウィークや夏休み。いつもの週末とは違って、少し日数を伸ばして遠くへ旅行が出来るのが大型連休です。出発日が1日また1日と近づくたびに高まるワクワク感とちょっとした緊張感は、まだ旅へ出る前からその楽しさは始まっているのだと実感します。
そして旅とともに必ずセットでやってくるのが「パッキング」という作業。パッキングは面倒、という方もいらっしゃるかもしれませんが、どうせなら旅の支度から気持ちを盛り上げて当日を迎えたいもの。
今回はパッキングに不可欠なTO&FRO(トゥーアンドフロー)のオーガナイザーやポーチ類の使い勝手をご紹介します。
【 オーガナイザー 】
オーガナイザーとは、アイテムを整理整頓するための大きめのポーチのこと。TO&FRO(トゥーアンドフロー)ではS/M/Lサイズの展開がありますが、入れるものに合わせて複数個を使い分けることをおすすめします。スーツケースやバッグパックの中をサイズや色違いのオーガナイザーで区分けするイメージで、荷物の中がぐちゃぐちゃにならないだけでなく、必要なものを必要な時にサッと取り出せます。
旅先のホテルに備え付けの引出しに洋服を移す場合も、オーガナイザーに洋服を入れたまま移動させれば片付けもスマートに終えられます。
◆各サイズどのくらいの容量があるの?◆
Sサイズ:
下着や靴下、肌着入れにちょうどいいサイズ感です。3、4泊分のキャミソール、ブラ、ショーツ、靴下が入るくらい。Sサイズには洋服だけでなく洗面道具を入れるのも良いですね。例えば歯ブラシ、歯磨き粉、化粧水に乳液、クリーム、コットン、などを一緒に入れてそのまま洗面所にポン、と置いておけば旅先での身支度も簡単です。
Mサイズ:
洋服やパジャマを入れるのに良いサイズです。春ものの洋服上下2セットを入れてみたところ、余裕のあるサイズでした。きっちり詰めれば3セット収納可能ですね。男性の場合はシャツが何枚収まるか気になるところですが、襟のしっかりしているビジネスシャツで4枚、カジュアルシャツで6枚が入ります。
Lサイズ:
春ものの洋服上下4セット(8枚)を入れてまだ余裕がありました。冬ものの厚手のセーターだったらLサイズに4枚ほどでしょうか。長期の旅行や出張に向いているサイズです。また、洋服とパジャマも一緒に入れる場合もLサイズをおすすめします。
オーガナイザーの高さはどのサイズも10cmで統一されています。実はMサイズを2つ並べるとLサイズ1つ分と同じ大きさになり、Sサイズを2つ並べるとMサイズと同じ大きさなのです。スーツケースの中でパズルのように組み合わせが出来るのもポイントです。
◆使いやすさのポイントは?◆
生地が非常に薄いので折りたたむとこんなにコンパクトになります。(こちらはSサイズ。)
クルクルと丸めてゴムで留め、予備として1つスーツケースに入れておけば、例えば旅先の温泉でお部屋から大浴場へ移動する時の着替えや下着入れ、アメニティ入れにするのも良いですよね。まだ使っていない予備があるのは安心しますし、それがかさばらないサイズであればなおさら重宝します。
また、愛用者としての個人的な意見ですが、こうした薄い生地にファスナーが付いていると開閉の際に気を付けないと生地を噛んでしまうことがあります。ですが、TO&FRO(トゥーアンドフロー)のオーガナイザーやアメニティポーチは開閉をしていてもその不安がありません。日本製ならではの安心感なのか、生地自体は薄くてもファスナーの台布はハリが多少あるためなのか定かではないのですが、使いやすさのポイントであることは間違いありません。
◆オーガナイザーの防水機能はどのくらい?◆
オーガナイザーに使用されているのはHUMMING BIRDという生地。「撥水処理・生活防水機能」という謳い文句がついていますが、果たしてどのくらいの防水機能なのか検証してみました。
スプレーで水を吹きかけてみます。
すぐに水が浸透することはなく、水滴はコロコロと玉になって生地表面にとどまっています。しばらくしてから水滴を拭いてみて生地表面を触ってみても濡れている様子はありませんでした。水の中にドボン、と落としたり水道水で勢いよく濡らさない限りは染み込まないようです。洗面所で使用するのも安心ですね。
【 アメニティポーチ 】
アメニティポーチは防水性のあるオリジナル生地を表裏で貼り合わせたダブルフェイス生地を使用しています。中で液漏れを起こしたとしても表生地に染み込みにくいので、スーツケースの中で他の荷物や洋服が濡れてしまった!という事態を減らすことが出来ますよ。
◆アメニティポーチには何を入れられる?◆
洗面所やバスルームで使いたい、ミニサイズ(50ml)のシャンプー・リンスのボトルを入れられます。余ったスペースには小さく切った石鹸やミニサイズ洗顔フォームを入れて「お風呂セット」を作ってはいかがでしょう。
また、移動中の液漏れが心配な化粧水や乳液のミニボトルを入れて「スキンケアセット」にするのも良いですね。
◆アメニティポーチの防水機能はどのくらい?◆
アメニティポーチに使用されているのはEmperor Penguinという生地。羽毛に水を弾く脂を塗り、水が皮膚に触れることを防ぐ鳥、ペンギン。 その名前を持つ生地、Emperor Penguinは、撥水性に優れ、水を浸透させにくいとのこと。また、 透湿性も高いため蒸れも防いでくれます。
「撥水性に優れた防水性生地」とのことですが、こちらも検証してみます。
こちらも、スプレーで水を吹きかけると生地表面に水滴ができ、中に染み込む様子がありません。続いて、ポーチの中に水を入れてみました。
水を半分ほど入れた状態ですが、ポーチを持っても水が滴ることはなく、生地表面も変化ありません。
このままこぼれないように置いておいたのですが、約3時間後に確認すると、縫い目から水がじんわりと染み出てくる様子が見られました。
ここまで中が液体で溢れることは無いでしょうし、表側の生地が濡れている訳ではなかったので、アメニティポーチとしての役割は十分果たしてくれると言えます。
少ない荷物を心がけたいけれど、せっかくの楽しい旅行、その分何かを我慢をするのは正直いやですよね。「あったら便利だけど、荷物がかさばるから・・・」と諦めそうなアイテムも、TO&FROならば一緒に連れて行かれるかもしれません。
TO&FROにはパッカブル、つまり「小さく畳める」ように工夫されたアイテムがいくつもあります。使わない時には小さく、いざ必要な時には広げて本領を発揮してもらいましょう。
これらを小さく収納すると、こんなにコンパクトに。
どれも、折りたたんで内側に仕込まれたポケットに仕舞うように計算されているので、畳んだは良いけれどバッグの中でまた広がってしまった!ということが起きません。
特におすすめなのはバッグ類で、旅先で増えた予想外の荷物やお土産を収納するのに重宝します。
バックパック スクエア
パッカブル仕様には珍しいリュックタイプ。丸められた上部を伸ばすことで、荷物量に応じて容量の調節が出来る便利な仕様になっています。KITE(トンビ)と名付けられた生地を使用しており、サラッ・シャカッとした質感の薄手&軽量な素材です。180gという軽さでかつパッカブルなので「万が一」に備えて持って行っても邪魔になりませんし、都会的なデザインのリュックは街歩きにも最適です。
キャリーオンバッグ
コシのあるメッシュ素材の軽量バッグで、マチもあるので容量たっぷりです。旅先で拠点とするホテルから更に1泊で遠出する時の荷物入れや、帰りに機内持ち込みにしたいお土産などを入れるのにも。キャリーケースの引き手部分にバッグを通して固定出来るので、街中や空港での移動でも煩わしさがありませんよ。
〜TO&FRO(トゥーアンドフロー)について〜
「行ったり来たり」という意味を持つ、TO&FRO(トゥーアンドフロー)。気軽な旅をイメージした言葉で、ふと目にした心惹かれる風景に、思い立ったように出かけてみる軽快さが冒険のように旅をより一層ワクワク楽しくさせてくれることを伝えてくれます。
TO&FRO(トゥーアンドフロー)を手がけるのは、日本の生地メーカーのカジレーネ株式会社。その技術力は、「世界でいちばん薄くて軽い生地をつくることができる」ということにあります。 その技術力から作り上げる薄くて軽い生地の特徴を活かし、身軽で気軽に行く旅のための、実用的で機能性の高いプロダクトを作りました。 トラベルグッズのために開発したTO&FRO(トゥーアンドフロー)オリジナルの生地には、鳥の名前がついています。 “TRIPPING LIKE A BIRD” 。鳥のように自由に旅に出て欲しい。そんな思いがそこには込められています。
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