ZUTTOのスタッフにはリネン好きがたくさんいます。キッチンでリネンクロスを手拭きとして使っている人もいれば、お弁当包みをリネンハンカチで揃えている人、夏のタオルケットはリネン素材に変える人も。そして春夏になるとリネン素材のウェアを身につけたくなるのだとか。
そんなリネン好きのスタッフ3人に、リネンアイテムの魅力を改めて聞いてみました。
ー まず、リネンが他素材と違うところはどんな点ですか?
スタッフS「私は、素肌に気持ちいい、というのが一番です。もちろんコットン100%も気持ちいいのですが、コットンはふんわりと肌に優しいのに対して、リネンはサラッ、ザラッとして特有の肌触りがあって、それが好きなんです。」
スタッフA「コットンは通年、安心する素材だとしたらリネンはなんだか春夏に恋しくなる肌触りなんですよね。汗をかいても肌に張り付かず、サラサラが持続するので不快感が少ないのもいいんです。」
ー リネン素材のウェア(洋服)はTPOが難しくはないですか?
スタッフM「カジュアルな印象があるリネンですが、例えばきちんとアイロンをかけたらパリッと雰囲気が変わるし、かっちりし過ぎずに程よく力が抜けたコーディネートになるので、30代の私にはちょうどいいかなと。コットンのきちんと感より、ラフなリネンが気分です。」
スタッフA「アイロンをかける・かけないで雰囲気が変わるのは面白いですよね。洗いざらしでもサマになるし、扱いが楽、というのもまた大きなポイントかと。」
ー リネンの経年変化、ということを聞きますが、実際に変化を感じられますか?
スタッフS「感じられますよ!柔らかくなって、肌触りも変わってきます。最初のザラッと感は薄まってしまいますが、時を経たリネンもまた心地いいんです。」
スタッフM「リネンは洗うほどに変わっていきますよね。生地の性質上、多少縮むこともありますがウォッシュがすでにかかっているものも多いのであまり心配はいらないと思います。繊細なコットンと違い、気兼ねなくたくさん着てたくさん洗っていれば自然な経年変化が起きてきますよ。」
ポカポカと暖かい陽気も増えてきて、着たくなるのはリネンのウェア。この春ZUTTOでご紹介しているリネンアイテムたちを、どう着ましょうか。リネン好きのスタッフに、それぞれのアイテムのポイントやここはどうなっている?というお客様からのお問い合わせもある点を調査してもらいました。
今年のリネンライトコートも、たっぷり生地を使って風合いの良さと落ち感を楽しめるアイテムに。今回はヘリンボーンのウール混リネン生地を採用し、春先の明るい色のお洋服をピリッと引き締めるようなカーキとネイビーの2色をご用意しました。
ー 着てみてどうでしょうか?
スタッフA「生地をたっぷり使っているので自然とAラインのシルエットが出来て、羽織るだけでコーディネートが決まる感じがあります。」
スタッフM「楽してお洒落に見えるのは嬉しいですよね。ドロップショルダーになっているので、トップスに厚手のものを着ても肩や腕まわりが窮屈じゃないですし、春と秋両方の季節に着られる、というのも納得です。」
ー リネンウールの素材はどんな手触りですか?
スタッフM「ウールが入っているからチクチクするのかな、という不安もあったのですが、混紡率は10%なので触ってみるとウール感はさほどないです。リネンのサラッ、ザラッとした気持ち良い質感があります。肌触りではウールは感じませんが、羽織ってみると薄すぎない安心感があります。」
スタッフS「まさに季節と季節の間のつなぎコート、という役割ですよね。春や秋はアウターに悩むことが多いのですが、朝晩の冷えに対策しつつも、見た目は春らしく軽やかでいたいという願いに寄り添ってくれるライトコートだと思います。」
ー 袖は結構長めなのですね?
スタッフS「そうですね、身長166cmの私でも袖は長いです。企画者に聞いたら、あえて長めにしていて、袖は折ったりくしゅくしゅさせて表情をつけて着てもらいたい、とのことでした。」
スタッフM「身長158cmの私が2回折って手首が隠れる長さですね。4月後半や5月になったら肘くらいまでくしゅっと上げて着たいです。」
様々な着こなしを楽しめるよう、ポイントとなるストラップを付けたワイドパンツ。ワイドパンツだけでも着られますし、ストラップをすることでいつもと違う雰囲気を楽しめ、おしゃれの幅がさらに広がります。パンツと同じ生地を使った細めのストラップなので、子供っぽすぎない大人のカジュアルスタイルが完成します。
ー ストラップはどう付ければいい?取り外し出来ますか?
スタッフS「まずストラップの付け方ですが、ウェスト部分内側の前後左右に合計4つ、ボタンが付いています。ストラップにはボタンホールが3つずつあいているので、自分の身長に応じて長さを決めてボタンで留められますよ。」
スタッフM「このパンツ、ストラップの付け方も楽しめますよね。背中側のストラップをバツ型にするかストレート型かによっても雰囲気が変わる気がします。」
スタッフA「確かに、バツ型だとカジュアルで元気な印象。ストラップが肩から外れにくいという良さもありますね。ストレートだとバックスタイルもプレーンなので、綺麗目なトップスやブラウスとも違和感なく合わせられそうです。あと、ストラップは垂らしていてもポイントになっていいですよね。」
スタッフM「もちろんストラップを全部外すことも出来るので、装飾のないワイドパンツとしても着られます。ボトムスに裾を入れにくいトップスの場合はストラップが付けられないので、その場合は取り外して。様々なパターンで着られるのがいいですね。」
ー 身長が低いのですが、ストラップの長さが合うか心配です・・・。
ストラップの長さ調節が3段階で可能なので、身長別で3人のスタッフがストラップの長さを変えて穿いてみました。
スタッフA「私は152cmで、ストラップの長さを一番短くしています。後ろでのストラップの留め方がストレート型だとストラップが落ちてくる感じがあるので、バツ型にして調整しました。丈はくるぶしちょっと上くらいの長さなので、少しヒールのある靴やサンダルに合わせたいです。」
スタッフM「私は158cmで、真ん中のボタンホールで留めてみたらちょうど良い長さでした。足首がちょっと見えるくらいの長さで、スニーカーやフラットシューズを履いてもバランスが取りやすいですよ。」
スタッフS「身長166cmの私は、一番長くした状態でストラップを留めています。ストレート型で留めると少し長いかも?トップスの素材や厚みによって真ん中のボタンと使い分けしたいです。裾はくるぶしが出て足首もしっかり見える長さで、春夏の軽やかなパンツとしてちょうどいいです。ノースリーブを合わせるのも新鮮でいいですね!」
ZUTTOオリジナルの、リボン付きリネンブラウスです。身頃をたっぷりとっているのでふんわりとしたボリューム感を楽しめます。
ー ふんわりとしたリネンのブラウスですね。
スタッフS「肩のラインにタックが入って、自然なボリュームが出て優しい印象です。着ると、後ろ下がりのシルエットになって、横にスリットも入っているのでパンツとのバランスも取りやすそうです。」
スタッフA「袖もたぷんとボリュームがありますね。そのままで着てももちろんいいし、かっちりと折って着るのも素敵。このブラウス、スカートに合わせるとすごく女性らしい印象になるんですね。」
ー 胸元のリボン、結ぶ?結ばない?
スタッフM「私は結ばない派ですかね。あまり甘いテイストの装飾が得意ではないので、リボン結びにすると苦手です。でもリボンを結ばず垂らしたままだとスキッパーシャツの形ですっきりと着られるので、一枚で印象は大分変わります。」
スタッフA「私は結んでも結ばなくても両方好きですよ。リネン素材だとカジュアル過ぎるかな、と感じるコーディネートでも、リボンを結ぶと途端に女性らしくなるので、合わせるボトムスによって変えると思います。」
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