お料理や掃除、庭仕事などの家事全般をする時に欠かせないのがエプロン。本来は汚れから洋服を守るためにつけるものですが、どこか家事をする時の「やる気スイッチ」のようにもなっています。エプロンの紐をキュッと結ぶと「さあ、やろう!」と思えたりもするものです。
そんなエプロンですが、やはり汚れやすいので洗い替え用に複数枚お持ちの方が多いと思います。母の日や結婚のタイミングで贈ったり、贈られたりと、プレゼントに向いているアイテムでもありますね。
ZUTTOでもエプロンは多数ご紹介していますが、素材や形の違いによってその雰囲気や用途も異なります。今回は、そんなエプロンの比較コンテンツ。
目次)
まずはエプロンを素材別でご紹介します。洗濯の頻度やお好みの柔らかさ、男女兼用か、などによっても選び取る素材も異なるはず。
ご紹介しているエプロンの中で最も多い素材がリネンです。やはり洗濯のしやすさと、生地が柔らかく体に馴染む使い勝手の良さは抜群。どこか優しくナチュラルな雰囲気になるので、女性に手に取って頂きやすい素材でもあります。速乾性があるので少ない枚数で回そうとするならまず一枚目にはリネンがおすすめです。
しっかりとコシがあり、目が詰まって、非常に丈夫な素材です。もちろん、キッチンでのお料理の時に使っても良いですし、その丈夫さがあるのでガーデニングやDIYなどのアクティブな家事の場面でも安心して使うことが出来ます。
素材としてはコットンですが、帆布には「複数の糸を撚(よ)り合わせて織っている平織の生地」という特徴があり、撚る数によって生地の厚みがが変わってきます。
また、帆布は濡れると目が詰まり水を通しにくくなる、という特徴もあるので、まさに水仕事が多い家事において適切なエプロンの素材とも言えますね。男性にも使いやすい素材です。
肌に優しい触り心地に安心する素材、コットン。帆布ほどの厚みはなく、どんなシーンでも気軽にオールマイティーに活躍してくれる万能素材です。みなさん慣れている素材だと思いますので、洗濯するにも気を使わず、安心してお使い頂ける一枚です。
アラミド繊維とポリエステル素材を混合し難燃性を持たせた素材。燃えにくいだけでなく、丈夫でさらに水や汚れが染み付きにくくなっています。これは消防の防火服や手袋にも使われているほどの高い難燃・耐熱性で、アウトドア、DIY、ガーデニングや家庭菜園など幅広いシーンで頼もしい素材です。
エプロンの形で特徴的なのは、胸あてがあるかどうかです。お料理をしている時に飛び跳ねやすい上半身を守ってくれる胸あてですが、無いタイプは一般的には「カフェエプロン」と呼ばれていますね。
お料理をするためのエプロンの場合は胸あてがあったほうが安心です。お洋服が汚れるだけでなく、油がはねたりと危険なシーンにも対応してくれます。
腰から下をカバーするカフェエプロンは、掃除や来客時のちょっとしたお茶やコーヒーの用意などにぴったりです。
また、丈もその時々の家事によって適切なものが変わってきます。エプロンの丈は汚れにくさと動きやすさとの天秤なので、選ぶ際のポイントになります。
すっぽりカバーし守ってくれる安心の長めの丈です。最も汎用性があり、日々使うのにぴったりです。膝をついて掃除をする時もこのくらいの長さがあると気になりませんね。
膝上丈は動きやすさ重視の場面で活躍してくれます。そこまで汚れないけれど動くことが多い模様替えや衣替えの時。軽やかな印象なので、来客時にも活躍してくれますね。
エプロンの紐の仕様は、意外と大事な部分です。胸あてがあるタイプですと、大体が「首掛け型」か「肩掛け型」かに分類されます。それぞれのメリット・デメリットは。
▲首掛け型:紐を首に掛けて使用するタイプ。紐を首に掛けるだけなので着脱がスムーズなのが利点ですが、エプロンの重さが首に集中するので長時間使用すると疲れやすいかもしれません。
▲肩掛け型:紐が両肩に掛かるタイプで、重さが分散され首掛けに型に比べると疲れにくいです。ですが、着脱の際にすっぽりとかぶる必要があるので少し手間がかかりますね。上画像のエプロンは紐部分が太くて安定感があるのでより肩への負担が少ないタイプ。
▲肩掛け型:こちらも同じく肩掛け型の被るタイプ。ワンピースのようなデザインで、肩に触れる部分がより太いので負担が軽減されます。家の中ではTシャツにレギンスといったシンプルなウェアと合わせても様になり、部屋着としてもお使いいただけます。
料理や家事をしていると、エプロンを着けていても、袖口が火に近づいてしまったり、遠くのものに手を伸ばして袖を汚れてしまったりということもしばしば。かっぽう着は袖口までしっかりと覆ってくれるので洋服が汚れにくく安全。見かけることが少なくなったアイテムではありますが、家事においては万能なものであることがわかります。そんなかっぽう着の良さを今の暮らしに生かしたのが、ZUTTOオリジナルのリネンホームドレス。
着想は、フレンチヴィンテージのスモックドレスから。炊事洗濯など家事の時に使うかっぽう着・エプロンとしてはもちろん、家でリラックスする時に使える羽織りとして、そしてちょっと外に出る時にもワンピースとして、という3通りで使えるホームドレスです。
お手伝いをしたいお年頃の子ども達にも、エプロンを用意してあげるとそれだけで嬉しくやる気も出ます。大人のエプロンをそのまま小さくしたようなシンプルなデザインなので、サイズアウトするまで長く使えます。
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