夏の間、たくさん活躍したかごバッグ。これからも使いませんか?
かごバッグって、夏のものでしょ?そう思われる方もまだまだいらっしゃるかもしれません。しかし、今ではかごバッグは一年中使えるものとしての認識が広まっています。今回は、かごバッグを冬のコーディネートに取り入れるアレンジ方法をご紹介するよみもの。
冬用アレンジとしておすすめしたいのが、バッグの目隠しにファーストールを使う方法。ファーのストールって、どちらかというときちんとして出掛けたい時に巻くことが多く、クローゼットにしまったままあまり活躍させていないという方もいらっしゃると思います。そういう方にぜひ試していただきたいのが、ファーをバッグの目隠しに使う方法。荷物を入れきったら、口のサイズに合わせてファーのストールを畳んで乗せるだけ。一気に季節感が出ておすすめです。
被せたファーストール:Fur Scarf Baby Alpaca(アルパカファーマフラー)(DK BROWN)
肩から掛けたウールストール:ポケットショール MARIA(GREYWHITE)
被せたファーストール:Fur Scarf Baby Alpaca(アルパカファーマフラー)(DK BROWN)
更に、大きさによってはファーストールをバッグに沿わせて入れる方法もあります。
>>使ったかごバッグ:【別注】あけびのかご 小出し編み レザーショルダー付
まずバッグに合う幅のストールと、かごバッグを用意します。かごバッグに沿わせるようにファーストールを入れます。
このまま使ってしまうと、モノを入れた時にストールが汚れてしまうので、インナーバッグを装着します。(今回結び目は作らず、中に折り込みました)
ストールをフラップのように被せたら完了です。
入れられる容量は減ってしまいますが、見た目の可愛さは抜群で、いつも夏以外はクローゼットで眠っていたかごバッグを活用できるならば、良いですよね。
かごバッグ:【別注】あけびのかご 小出し編み レザーショルダー付
スカート:ONEIL OF DUBLIN(オニール・オブ・ダブリン)新商品、近日発売予定
このあけびのかごは、手持ちだけでなく、レザーショルダーの長さを変えられるので、肩掛け・ななめがけの3通りの持ち方が可能。
ラフなレザーショルダーは、コートなどの分厚いお洋服を着ている時でも比較的ずり落ちにくく、好みの長さに調整できるのでおすすめです。
ちょうど良いファーのストールは持っていない方は、ウールのストールや手袋、イヤーマフなどと意識的にコーディネートするのも定番でおすすめです。
【かご × ウールストール】
>>黒いかごバッグ:肩掛けバスケット002/MUUN(ムーニュ)
例えばかごバッグ自体が黒いMUUNの場合は、白いストールを目隠し代わりにして、モノトーンのコントラストを楽しむのも良いですね。黒いかごバッグは、コートに合わせても浮きにくく、素材を楽しめるので、一年を通して長く使いたい方におすすめです。
全体をシックにまとめて、ストールの色で遊ぶのも。
【かご × イヤーマフ】
ふわふわのあったかいイヤーマフ。出番は真冬ですが、実際に使い始める前からかごバッグに引っ掛けてコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか。しっかりした形のかごバッグは、こういった耳あてを引っ掛けるのにちょうど良いですね。濃いブラウンのあけびのかごは、赤いチェックのマフラーとの相性も抜群です。
明るい色のかごバッグでも、グリーンやレッド、冬を想像させる色をプラスするだけで、ぐっと冬らしくなります。
【かご × グリーン】
>>藁のかごバッグ:バスケットM/BE/TOINO ABEL(トイノ アベル)
>>グリーンのバンダナ:コットンサテンバンダナ(GREEN)/GLARNER TUECHLI(グラーナートゥエッチリ)
コットンサテンのバンダナをかごバッグに巻いてみると、グリーンが映えて冬にも持ちやすい印象のバッグに変化しました。重たくなりがちなダークトーンのコーディネートによく映え、ウールのコートに合わせても違和感がありません。
【かご × レッド】
※かごバッグは販売終了したタイプです。
例えばこちらはかごバッグに手袋ホルダーを付けてみた様子。これを使えば、紛失が心配な手袋もバッグに取り付けて、持ち歩きながらもお気に入りの手袋をアクセサリーのように見せられます。ワンポイントにもなって、可愛らしいですね。
お好きな色合いのものを選ぶのも。
よく見かける「かごバッグ」というと、ラフィアやエレファントグラスで編まれたどちらかというと白っぽい茶色のかごをイメージしますよね。この色のかごバッグは、夏持つのにはぴったりなのですが、秋冬に持ちたいとなると少しトーンが明るすぎるかもしれません。
あけびのかごには、そんな心配はありません。濃い茶色のあけびでバッグを成型しており、ワンピース、デニムパンツ、ウールのコートにまで、バッグが浮くことなく使うことができます。
かごバッグを冬に使う上で、注意しておきたいこと。それは何より「引っ掛け」です。冬はニットを着る機会が多く、どうしても天然素材が飛び出して引っ掛けてしまう可能性もあります。特にニットスカートや、ラフに編まれたニットを着る時は、引っ掛けにご注意ください。
そのほかに、レザーのメッシュバッグを取り入れるのもおすすめ。引っ掛けもありませんし、ラフィアなどの夏らしい素材のかごバッグを取り入れるのは勇気がいる・・という方にもぴったりです。
湿気や熱に弱いかごバッグの一番のお手入れは、仕舞いこまずに使うこと。その点からも、季節を問わず使うことが長持ちの秘訣かもしれません。
バッグとして使わない時は、収納やインテリアとして置いておくのも。かごにブランケットや雑誌をまとめて見せる保管をされる方も多いのだとか。手で触れ、空気を通すことでかごバッグは適切な環境に置かれ、長く愛用できるのです。
【日々のお手入れ】
汚れを落とし、艶を出すには「拭く」「ブラッシングをする」がおすすめです。拭く場合は柔らかい布で、ブラッシングはたわしなどで磨き上げるようにしてください。
【保管】
かごは、天然植物を乾燥させ編み込んでいるので水気や湿気が大敵です。カビや虫の発生、さらに編み込みの緩みに繋がる可能性があります。かごバッグを保管する場合、日陰の風通しの良い場所を選び布をかぶせておく、不織布をお持ちの場合はかごをまるごと包んでおくことをおすすめします。
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