例えば、リング、ピアス、イヤリング、ネックレス、バングル。アクセサリーはお洋服ではカバーできない、指先や顔周りまでドレスアップしてくれます。これからの肌寒い季節は、ふわふわのニットを着た顔周りや、重ね着したシャツから見える手首や指にアクセサリーがあるだけで、ドレッシーな雰囲気に。様々なお洋服と一緒にアクセサリーを選びたい方、そして無理なく身につけられるアクセサリーをお探しの方へ向けて、ZUTTOがアクセサリーを作りました。
今日は何を着ようかなと考えるのは、まずは洋服から。雨が降る日には足元からとはなっても、アクセサリーから決めるということは少ないかもしれません。言い換えるならば、どんなお洋服にも合わせやすいアクセサリーはきっと使い勝手がよい、ということ。普段は主にZUTTOオリジナルのウェアを企画しているブランド担当に、今回なぜ「アクセサリー」を企画したのか、聞いてみました。
ブランド担当:はじまりは「華奢な重ね付けアクセサリー」を作りたいなというところからです。どんな人でも似合いますし、両手につけても違和感がないんです。たくさん種類があれば、その日の気分で選べるようになって楽しいですし。
また、ZUTTOのオリジナルではなく、昨年、今年の夏と実施した別注リングに対するお客様の反応を見ていると、きっと手軽につけられるリングなどのアクセサリーに対するニーズはあるのだなと思っていて。ただ、やっぱりサイズを限定すると試着できないという視点から見たら不安になられるのだろうなと。そういった方の希望を汲み取るものになれば、と今回のリングセットは企画しました。
その日の服に合うテイストのリングを選べるよう、華奢なものから太めのものまでご用意しています。テイストは統一させた中で、1本1本のデザインを変え、アンサンブルの妙を作り出しました。
リングのコンセプトとしては、
✓ 日々身につけられるアクセサリー
✓ 現在お持ちのリングとの重ね付けも楽しめる
✓ 毎日のコーディネートに馴染みつつ、プラスすることでほどよくお洒落に
ですね。
一方で、イヤリングのコンセプトは
✓ ピアスのように軽くシンプル
✓ 耳元お洒落のバリエーションを広げられるイヤリング
です。
ピアスのような、というのもポイントです。どうしてもイヤリングの場合は金具がつくことでピアスより作りが重厚になりますよね。それが素敵な場合もありますが、ピアスのようなシンプルな作りこそ、いろんな人に合いやすい気がして、企画に至りました。最近周りの話をきいていると、ピアスホールを開けない、という人もいるんですが、ほしいと思うデザインのものはピアスが多いという話もあって。
だから今回は、一見イヤリングらしくない、ピアスやイヤーカフのような気軽につけられるイヤリングにしました。3wayで楽しめるので、これだけで耳元のお洒落の幅がぐんと広がると思います。
担当のこんな想いをもとに、実際にアクセサリーを実現してくださったのは東京下町・台東区周辺の職人さんたち。実はこの辺りのエリアは、昭和の時代から続くコスチュームジュエリーの街なのです。
フランスのビッグメゾンにも輸出するようなパーツメーカーが存在しており、その理由は日本人の細やかな感覚ならではの職人技術があるから。今回作っていただいたイヤリング・リングは、真鍮に金・銀のメッキ加工が施されており、いわゆる18金とは異なりますが、それでも上質で、繊細なアクセサリーが実現できるのは、職人さんの手があるからと言って過言ではありません。
4本、雰囲気の異なるリングは、どのリングを選び取るか、はたまた1本だけでつけるのか、複数で組み合わせるのか…そんな組み合わせだけでもなんと64通り。お気に入りのお洋服を一緒にコーディネートして、組み合わせをお楽しみください。どのリングもハンドワークのテクスチャーが価値を高めて、1本1本が違って、それが絶妙な調和を果たしています。
・ワイドタイプ:
一つボリュームのあるリングを入れることで、コーディネートにメリハリを出します。鎚目加工を施した光の屈曲で、ボリュームが浮くことなく、馴染みながら全体を引き締めます。
・四角リング:
丸い線状に鎚目加工。角があることでできる空間がおしゃれなニュアンスを生み出します。
・丸い粒を連ねたリング:
一番繊細な作りで、職人さんの技術が光ります。他と違う形状で、全体にリズムを作ります。
・オメガ型のスワロフスキーリング:
こちらも鎚目加工を施しています。オメガ文字の空間部分がバランスをとり、キラッと光るスワロフスキーがアクセントになります。
また、シルバー、ゴールド、両カラーあるのもポイント。一般的にアクセサリーはシルバー、ゴールドいずれかに合わせて身につける方が統一感もあって綺麗ですが、あえて別カラーのアクセサリーを合わせることで、お洋服とより馴染みやすくなります。ゴールドのピアス、イヤリングをつけたいけれど、シルバーのリングやバングルがつけたい、なんてときに取り入れるとクッションのような役割を果たしてくれる名脇役のセットでもあります。
サイズはフリーサイズ。微調整はできますが、繊細な作りであることから頻繁に力を加えることは避けていただき、合いそうな指に合わせて、大きなサイズ変更はせずにお使いください。
実際に合わせ方を少しご紹介します。
1. シルバーで統一
シンプルで、女性らしさもありながら太めのリングがアクセントに。
2. シルバー × ゴールド のミックス感を楽しむ
シルバーとゴールドをあえて一緒に。両手全体でコーディネートしていて、シンプルなお洋服に合わせたくなります。腕時計との合わせも素敵ですね。
3. 結婚指輪も一緒にコーディネート
普段つけているのは結婚指輪だけ、という方にもおすすめしたい重ね付け。プラチナの結婚指輪とも違和感なく馴染むシルバーです。
4. マニッシュな服装を、より女性らしく
少しかっちりしたマニッシュな雰囲気のときでも、リングをつけると女性らしく、ほどよく抜け感も演出してくれるリング。つけるとつけないとでは雰囲気が異なりますね。
一見ピアスのようにも見える3way イヤリング。それもそのはず、イヤリングらしい金具をあえて付属させていません。それはブランド担当の考える「ピアスのような」イヤリングの大きな特徴です。ピアスのようなシンプルで、デザインとして必要なものしか残されていないイヤリング。シンプルなイヤリングをお探しの方へおすすめです。
また、イヤリングを付けていると気になるのが耳への圧迫感。お洒落は我慢、なんて言葉もありますが、それでも無理なく毎日を過ごすことが出来ないと長く愛用することはなかなか難しいです。今回のイヤリングはイヤーカフのようなデザインにすることで、金具をつける必要がなく、耳に負担をかけないデザインに仕上がりました。
シンプルな作り。ちょこんとついた貝パールも可愛らしいです。
金具がついていませんが、ソフトに耳を挟んでくれ、落としてしまう心配はありません。実際にスタッフもつけて過ごしてみましたが、つけていることを忘れるくらい軽いですが落ちませんでした。耳をクッションなどに押し付けたり、激しい運動をしたりすると落ちてしまうかもしれませんが、その他はさほど気を配らず、普段通りお過ごしいただけます。
付ける方向や、ゴールドのパーツをつける・つけないで異なる印象になるイヤリング。お手持ちのイヤリングやピアスとの重ね付け、ゴールドのパーツをチェーンに通せばネックレスのようにも使えるイヤリングです。
長く愛用するなら気になるエイジング。今回のアクセサリーの素材はいずれも真鍮で、金・銀メッキ加工。大きなエイジングはありませんが、使うから見える味わいがでてきます。
リングはマット加工を施してあるので、使っていくうちにツヤがでてきます。
軽いつけ心地のイヤリングに、自分だけの組み合わせが楽しめるリングセットは、ギフトにもおすすめ。クリスマスのギフトシーズン、お友達へのプレゼントとして、自分へのご褒美として。いつものお洒落をもっと楽しんでいただけましたら嬉しいです。
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