レジ袋を大量に消費することを控えるため、ビニール袋は有料化になるところが増えました。最近では袋自体を廃止し、マイバッグを必ず持参するようにと呼びかけているお店もあります。エコバッグやサブバッグに慣れていない人にとっては、重い腰をあげる頃合いのようです。
ZUTTOのお客様やスタッフと話をしていると、こんな声が上がります。「エコバッグやサブバッグは必要なんだけど、どこか安っぽかったり、柄がポップで持ちたいと思えない」「近所のスーパーからお家に帰る間でも、テンションの上がるバッグがいい」「薄くて中身がわかってしまうのが嫌」「エコバッグは女性向けの柄や色が多すぎて男性が恥ずかしいからと持ってくれない」など・・希望や不満はたくさんある様子。
そもそも、平日にゆっくりお買い物をする暇がない場合は、週末にまとめ買いをして、平日は足りないものを買い足したりする程度。休日には大きな買い物バッグを持つのは致し方ないにしても、平日は買い物も少ないので、出来るだけコンパクトなバッグで歩きたい・・というのが本音なのかもしれません。
今回は「平日用になる小ささ」、「ポップ過ぎない、おしゃれさ」そして「男性も持てる、生活感の出過ぎないデザイン」のお買い物バッグにkurashiki canvasのBrown bag(ランチバッグ)がぴったりなのでは?とご提案するよみもの。買い物バッグとして使わない時には、収納など他の用途にもなるので、モノをあまり増やしたくない方にもおすすめです。
ZUTTOでも人気の帆布バッグを数多く手がけている6SHiKiさんのディレクションの元、使い込むほどに柔らかく、ぐんと馴染んでくれるバッグを作りました。
GREY×ORANGE
DARK RED
名前の元になったBrown bagとは、英語で「ランチバッグ」という意味と、「茶色い紙袋」のどちらも意味もあります。マチがたっぷりあり、あれこれ入れるのにも便利なサイズ。ボックスティッシュが4つ入るほどの収納力で、お弁当やお箸と飲み物、そして間食用のおやつも、全て入れて、学校やお仕事に行くときのランチバッグにぴったりです。
メイン使いしないにしても、バッグなら、もっと大きなものがいいのでは?そう思うかもしれませんが、実はこのサイズがとても使いやすいのです。お店で貰った紙袋をなんとなく捨てられずにストックしている方が多いように、「いつか使えそう」と思えるサイズ感と言えばわかりやすいですね。
バッグとして、メインの持ち方は2通り。上部をくるくる丸めて握るラフな持ち方と、短い持ち手で手提げにする持ち方の2通りがあります。使い始めは、帆布が硬く、くるくる巻いてもあまり手に馴染まなかったり、持ち手に手を差し込むのが窮屈に感じますが、使っていくうちに程よくくったりしてきます。
財布やケータイを入れて、男性がラフに持てるメインバッグにもなりますし、サブバッグとしても優秀。ポケットはついていません。内側にはスナップボタンがついていて、荷物を入れていても丸めやすくなっています。
バッグ以外の持ち方だと、収納道具としての使い方も。棚の中をまとめたり、デスクの上を整理するのにも重宝します。
書類整理にも
4年間愛用中のBrown bagと、バリッとした硬さの新品を比べてみました。使用頻度は高くないものの、何度も洗濯機にかけているのでノリも取れてくたっと柔らかくなっている様子です。シワが出てこなれた印象になり、表面も滑らかになりました。
左:新品、右:4年愛用したもの
ハンドルも使う形によく馴染んでいて、だいぶ持ちやすくなっているよう。帆布バッグのプロにディレクションしてもらっているだけあり、何度も洗濯しているのに、ちゃんと自立するのが素晴らしいですね。自立するバッグは、やっぱり形や大きさ、重さの違うものを入れていくのに必要なポイントです。
左:新品、右:4年愛用したもの
ここまで柔らかくなってくると、くるくると丸めやすいですし、畳んでコンパクトにもしやすい。最初は少し硬いですが、少しずつ馴染んでくるのは、人見知りの子がだんだん心を開いてくるようで、なんとも愛らしく感じます。
エコバッグとしても収納としても使える、Brown bag。一例ではありますが、使い方をまとめてみました。
▶︎エコバッグとして
コンビニやスーパーでのサブバッグとして。重たい荷物を入れても、たゆまず丈夫に使えます。
▶︎配線の目隠しに
充電コードや配線がリビングで目につくようなら、目隠しにBrown bagを。わかりやすいように写真ではケータイを外に出していますが、スマホや充電器、ワイヤレスイヤホンなどはこのバッグの中に入れたまま、完結してしまうとスッキリします。
▶︎キッチン周りの収納として
収納品のサイズに合わせてサイズを調整し、紅茶やインスタントコーヒーなどのバラバラになりがちなものの収納に。量が増えたら高さを調整できるので、意外に便利なのです。
プラスチックや木など、形の決まっているものだと収納に無駄な隙間ができてしまいますが、布製だとモノに合わせて形を変えられるのがいいところです。
一つにまとまっていると、奥のものを取ろうとして、手で引っ掛けて落としたり倒したりしにくくなります。
キッチンで料理が終わったら、使ったものをまとめておくのにも良いと思います。エプロンや紙ナプキン、トルションや乾いたふきんなどストックしておくと良いです。軽いものを入れても、Brown bagがしっかり自立してくれて便利です。
▶︎オフィスのデスク整理・持ち歩きバッグに
デスクで作業をしていて、使うものが多い時、ごちゃついたデスクを見てため息をつきたくなったことはありませんか?そんな方は、ぜひBrown bagをデスク整理に使っていただきたいのです。
ペン立て、電卓、カタログやメモなど、必要なものを入れると、コンパクトにまとまる自分だけのツールボックスに。小学生の時に机の中に入れていた「お道具箱」の要領で、必要なものだけ入れて、使う時にデスクの上に必要なものだけ出し、必要ないときはロッカーに入れたり、足元に置いておけば、デスクの上は整理されます。いくらロッカーが近くにあると言っても、必要なものが見つかるたびに取りに行くのは面倒ですし、とにかくこれを近くに置いておけば安心!と思えれば仕事にも集中できますね。ハサミやホッチキスなど、時々しか使わないものこそ、こういったボックスにまとめて、モノの一時置き場にするのが便利です。
変幻自在に形を変える、Brown bag(ランチバッグ)。いろんな使い道があれば、結局使わずにお蔵入り・・という心配も減ります。帆布バッグを育てる楽しさも味わえますよ。
今回ご紹介したバッグはこちら>>Brown bag(ランチバッグ)