自宅にいることが多い日々、これまで「いつかやりたいな」と思っていたことを実行するには絶好の機会だと思って、ベランダで植物を育て始めることにしました。お花は好きで、よく花屋さんで切り花を買って飾ってはいますが、植木となるとお手入れ面でちょっと苦手意識があり、挑戦してこなかったのです。今回、Bacsac(バッグサック)という柔らかい素材のプランターを使ってみると、植木の楽しみ方が分かってきました。
植木に対する苦手意識とは、
✔️マンション住まいなので、ベランダが狭い
✔️水やりをしたあとに水浸しになることに抵抗がある
✔️シーズンものの植物だと、使っていないプランターの置き場に困りそう
こんな不安もありつつ、Bacsacのプランターなら悩みも解消してくれるかも、と思い、思い切って取り入れて見ることに。
Bacsacとは?
都会でも自由に、機能的に、おしゃれにグリーンを楽しむために生まれたフランス発のブランド。まるで布バッグのように柔軟な素材は、一般的な陶器やプラスチックのプランターにはない、軽さ、移動性、耐久性を兼ね備えています。また、土と水と空気が理想的な割合で保持されるので、地面と同じ環境を再現することが出来ると言われているのです。
私が選んだのは、ZUTTOでご紹介している3サイズの中で一番小さい「3Lサイズ」。直径15cm程で、小さめのグリーンやハーブを育てるのにぴったりです。外側の素材はバティラインと呼ばれ、アウトドアやプールサイドのデッキチェアなどで使われる素材なんだそうです。メッシュになっていることで通気性を確保し、余分な水を外に出してくれます。内側は不織布で、まるでバッグのように柔軟。使っていない時はくるりと丸めて仕舞えるので、使っていない時の置き場に困ることはなさそうです。
せっかくの機会、子どもと一緒に楽しもうと思い、それぞれ好きな苗木を選びました。私はホワイトラベンダーを、娘は「食べられるから」という理由でパクチーを。Bacsacは、プランターカバーとしても良いのですが、直接土を入れて植えることをおすすめしています。
10分もかからずに植え替えが終わって、ベランダにグリーンが加わり、なんだか明るくなった気がします!水やりの際にベランダが水浸しになる、という懸念ですが、内側が不織布だからか、通常のポットよりも水を抱えてくれるようで、外側がじんわりと湿っているだけで、ボタボタと垂れてくることなく心配していたより使いやすそうです。(水の量次第では垂れてくると思います)
ベランダが狭いので、Bacsacの両脇についている取っ手を使って、ベランダの手すりに引っ掛けてみました。取っ手がもう少し後ろ側についていたらもっと掛けやすいのかなと思うのですが、それでも「置く」だけでない楽しみ方があるのは嬉しいことですね。
また、この取っ手、思っていたより便利でした。プランターを日なたに移動させたい、ちょっと室内に入れたい、など移動の時にこの取っ手があるとないとでは全然違います。実際に使ってみて分かる良さ、というものを実感しました。
サイズは3L・10L・25Lの3サイズ展開です。バティライン素材のカラフルなシリーズをサイズ別で置くとベランダが賑わいそうです。