ZUTTOの商品を誰よりもチェックし、誰よりも知っているスタッフが、お買い上げしたものを熱くご紹介する、お買い上げレビュー。
今回のアイテム:EM77 バキュームジャグ/STELTON
私スタッフMの朝は、お茶を淹れることから始まります。在宅勤務なので1日中家にいるのですが、その日に飲むものを朝作るようにしているのです。
在宅勤務が始まってから我が家に迎えたSTELTONの「EM77 バキュームジャグ」は、到着したその日から毎日欠かさず食卓に上がり、大活躍中。どうして私が保冷・保温機能付きの、いわゆる「魔法瓶」を手にすることにしたのか、どういう使い方をしているのか、ご紹介します。
もともと、自宅でお茶を淹れたら冷蔵庫の中で冷やすお茶用のポット(カラフェのような)を使っていましたが、ある日落として割ってしまったので、代わりのものを探していました。その時に、使っていたお茶ポットで不便だなと感じていたことを洗い出してみたのです。
・大きすぎた(愛用していたのは2Lサイズで、1日で飲みきれないこともあり)
・冷蔵庫で幅をきかせていた(容量が大きい=サイズも大きい、ということなので冷蔵庫のドアポケットで邪魔でした・・・)
・冬になると出番がなくなり、半年間は使われなくなっていた
そこで、この不便さから逆に、どういうポットを使いたいかなと考えてみると
・1日で飲みきれる容量(毎日洗える、味が落ちない)
・冷蔵庫に入れなくても良い(保冷/保温機能のある魔法瓶タイプ。出しておくことを考えるとデザインも良いもの)
・1年中使える(冷たい飲み物、温かい飲み物)
→こうしてたどり着いたのが、STELTONのEM77 バキュームジャグでした。
私の日々の使い方はこちら。
朝起きたら、今日は何を飲もうかな?と色々なお茶の中からその日のものをチョイス。
私が持っているバキュームジャグは1Lタイプ(実際の容量は約850mlです)なので、その分のお湯を沸かし、濃いめにお茶を淹れて冷ましておく。
朝食や身支度を終え、お茶が冷めたら氷を入れて更に冷やし、(バキュームジャグは氷不可なので、ジャグに直接入れずに、予め冷やしておきます)それをバキュームジャグに投入。
※実は氷を入れたこともあります。メーカーとしては推奨していないので、自己責任でお願いいたします!
すっと細長く邪魔にならない、けれど置いておいても不安定でない、ちょうど良い佇まいのバキュームジャグ。1日中テーブルの上に置いて、お気に入りのコップにお茶を入れ、飲んで減ったら足して。
保冷が続くので、冷たく美味しいお茶をずっと楽しむことが出来ますし、何度もお茶を淹れることなく過ごせるのでとても快適です。最近は熱中症対策のために、室内でも小まめに水分を摂ることを意識しているので、余計にその存在をありがたく感じています。
カラフェやポットと違って冷蔵庫に入れる必要がないのですが、冷蔵庫内をすっきりと使える以外にもう一つ嬉しい点がありました。それは、子どもが飲みたい時に「冷蔵庫からお茶取って〜」と言われることなく、自分でコップに入れて飲んでくれること。
そしてバキュームジャグには2種類の蓋が付いていることも高ポイント。一つはジャグを傾けるだけで自動的に開閉し飲み物を注ぐことが出来るロッカーストッパー、もう一つはスクリュータイプの漏れないピクニックストッパー。
自宅にいる時は片手で飲み物を注げるロッカーストッパーを使おうと思っていたのですが、PCを開いている同じテーブルに置くことを考えると、万が一倒れた時にPCに飲み物がかかると困るので、結局ずっとピクニックストッパーを使っています。
ここで、ご検討中のお客様から頂いた質問をご紹介します。購入を検討されている方には気になることだと思いますので、ご参考までに。
A. 注ぎ口はペンギンのくちばしのようにちょこんと出っ張って、Uの字の注ぎやすい形状をしています。中央に集まるように液体がこぼれ落ちるので、本当に注ぎやすいです。液垂れは、全くしない訳ではありません。ただ、ぼたぼたと垂れたり、ジャグ本体を伝って垂れてくることはこれまでほとんどありません。
A. きちんと温度を計った訳ではないので参考までにですが、朝、氷を入れてキンキンに冷やした飲み物を6時間後に飲んでもまだまだ氷入れたてのように冷んやりでした。
そして12時間後はまだ「冷たい」を実感出来て、飲み物を注いだコップ表面に水滴がつくほど。容量のことを考えると、飲み終わるまでにぬるくなることはないと思いますよ。
Stelton(ステルトン)バキュームジャグの良いところは、分解して隅々まで洗えるところ。飲み物を注ぐ瓶内部は毎日洗っていますが、瓶が入っている外側の容器は月に一度くらいの頻度で洗っています。
<分解方法>
ジャグの左右に、黒く丸いボタンが一つずつあります。そのボタンを押しながらジャグ上部の注ぎ口を上に引っ張ると、蓋が外れる仕組み。
内部にはグラスフィラーと呼ばれる、飲み物を入れる瓶本体やパッキンなどの部品が入っています。こちらもバラバラにし、それぞれ洗ってまた組み立てて戻せばお手入れ完了。
▲こちらの画像は、0.5Lサイズ。
正直に言って、黒い丸ボタンを押しながら注ぎ口を上に引っ張るのは少し力が要ります。ジャグ本体が太いので、片手でボタン2つを押しながらもう片手で注ぎ口を引っ張るのが難しいのです。ですので、毎回はしないお手入れですが、やはり隅々まで自分の目で確認が出来て必要があれば洗える、メンテナンス出来る、という安心感は良いですね。
バキュームジャグは、冷たい飲みものは冷たく、温かい飲みものは温かく、を長時間キープしてくれることにより生まれる時間の余裕をくれます。何かに集中している時、中断せずに美味しい飲みものがある幸せというのは、バキュームジャグを手に入れた人でないと分からないものです。
やはり保冷/保温両方の機能があることが魅力で、季節問わず1年中活躍してくれます。寒くなったら温かいお茶を1日中楽しみたいと思っていますし、今は自宅でのみ使っていますが、行かれるようになればピクニックやアウトドアでもその機能を十分に発揮してくれるはず。
そしてもちろん、機能面だけでなく見た目のかっこよさ、出しっぱなしにしておいても違和感のないデザインも日々愛用したいと思える要因です。シンプルなのに不思議と存在感があり、かといって変に目立つ訳ではない、どんなキッチンやテーブルにも合うスタイリッシュさです。
発売から40年以上経った今も本国デンマークの家庭ではもちろん、カフェやレストランでも日常の道具として世界中で愛用されているというのは、このジャグの使いやすさやデザイン性の高さの証でもあります。
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