調理準備に必要なボウル、バット、調理中に使うフライパン、菜箸、フライ返し、食卓にサーブするためのお皿やその他諸々。「調理・食事」には必然的にたくさんの洗い物がついて回りますが、それを洗う方としては大変。食後に大量の洗い物が待っているかと思うとげんなりしてしまいますが、そもそもその洗い物を減らすための調理道具使いを考えてみます。
洗い物を減らすためには、調理準備、実際の調理、サーブ全てを同じお皿で済ませられたら。全てでなくても同じ道具を使いまわして全体量を減らせたら。
今回は、「調理→そのままサーブ」を可能にする琺瑯のバットやディッシュの活用について特集します。
そもそも琺瑯とは、鉄素材のベースにガラス質の釉薬を高温で焼き付けたものなので、落としても多少雑に扱っても真っ二つに割れることはありません。(表面のガラス質が欠けたりすることはありますが、それでも通常の食器に比べて強いです)
表面がガラス質だということには、このようなメリットがあります。
→使用していく内に変色してしまうタッパーとは違って、硬くツルツルしているガラス質は清潔に長く使えます
→食材や料理の匂いがつきにくいので、保存容器としても向いていて、入れるものを選びません
→鉄+ガラスだからこそ出来る直火&オーブンでの調理。これにより、準備と調理が同じ道具ででき、時短や洗い物削減に繋がります
琺瑯素材のバットやボウル、プレートは調理道具としても使いやすく、そしてそのまま食卓にサーブするプレートとしても十分にその役割を果たしてくれる、優秀アイテムなのです。
ここで、FALCON(ファルコン)のベイクセットを愛用中のスタッフの使い方をご紹介。
ベイクセットを愛用するスタッフM:
家族3人暮らし。料理はそこまで得意ではなく、調理中に洗い物などの後片付けも進行させるというスキルは持ち合わせていない。そのため、なるべく洗い物が増えないようにと考え、FALCON(ファルコン)のベイクセットを使い「調理+サーブ」がそのまま出来る料理のレシピを増やそうとしている。
バット3サイズ、深さのあるディッシュ2枚の合計5点セット。一番大きいバットはうちのオーブンには入らないので、BBQの時の食材入れにしています。
「もともと、アルミ製のバットは持っていたんです。野菜を切った後の一時置き場として使っていたのですが、その後フライパンで焼いてまた別のプレートに乗せて、とやっていると洗い物が増えて困るのと、あとキッチンスペースもそんなに広くないので、色々広げられないんですよね。そんな時に琺瑯バットをうまく活用している方のSNSをみて、試してみたいと思ったのがきっかけです。
FALCON(ファルコン)のベイクセットは値が張りますが、調理器具に統一感が出て気持ちいいのと、サイズ違いも綺麗にスタッキング出来るので保管場所のことを考えたら良かったです。調理道具なのに、食卓に出してもおしゃれなのも嬉しいです。なんだか海外の食事みたいで(笑)」
・野菜を切ってスタンバイさせておくバットとして
調理準備の道具としてのみ使う場合でも、規格が揃った道具を使うことで並べた時にスペースを無駄にしませんし、すっきりと見えて心地よく作業が出来ます。
・フレンチトーストやマリネの準備に
浅くて口が広いバットはフレンチトーストのためにパンと卵液を浸しておくのにぴったり。マリネの準備にもよく使っていますよ。
・子どもが大好きなドリアはディッシュで1人分を
ベイクセットに2つ入っている「ディッシュ」は、ドリアやラザニアを1人分作るのにぴったり。そのまま食べればアツアツが続きますし、おすすめです。
・魚やお肉、野菜をバットに入れてそのままオーブンへ
野菜も魚(肉)も一気に調理して食卓にもそのままサーブでき、かつ豪勢に見えるという、作る側からするとなんとも嬉しい料理です。
オーブンで魚や肉を焼いて琺瑯部分に焦げがついても、だいたい綺麗に取れるので「お手入れのしやすさ」は本当だな、と実感します。
・デザート作りにも活躍
プリンはカラメル作りからこのバットでやって、バットごとオーブンに入れて仕上げます。今は難しいですが、友人を呼べるようになったら大勢の分のデザートが一気に出来るのも楽ちん。
ベイクセットに2枚ついている「パイディッシュ」の4枚セットが登場です。
こちらは、先述のスタッフが「ディッシュだけのセットもぜひ取り扱いたい」とプッシュして、新たに仲間入りしました。
スタッフによると、「実は一番活用しているのはパイディッシュかもしれない」そう。
先述のドリアやグラタン作りはもちろん、揚げ物をする時に「小麦粉」「卵」「パン粉」を入れて並べて作業すると場所も取らず、とても効率的に出来るとか。スタッフは2枚しか持っていないので、もう一枚欲しいと言っていました・・・。
また、サラダを食べる時のサイズとしてもちょうどいいし、おかずを取り分けても素敵に見える、ケーキもこういう深さのあるディッシュだと子どもがこぼしにくい、など次々と使い方を教えてくれました。
12cmの小さめボウルが4つセットになったこちら。
料理の時に調味料を予め混ぜておくために使ったり、卵を割っておくために使ったり、小さいボウルは料理中に意外と出番があるものです。今はボウルではなくお皿で代用している、という方にはぜひ使ってみていただきたいです。
また、スタッフは大きなバットでプリンを作っていましたが、このボウルだと1人分のプリンを4つ作れます。アイスを盛り付けても良いですね。
琺瑯のポットは、持ち手も熱くなって素手で持てないのですが、それにも増して可愛らしいのです。ぽってりとしたフォルムと、キッチンに映えるカラーリングが魅力です。
容量は1Lと、通常のポットより小ぶり。このポットでお湯を沸かして、そのまま茶葉を入れてお茶を淹れることが出来て便利です。琺瑯ならでの保温性もあるので、おもてなしのときにもいいですね。
ベイクセット(5点セット)
パイディッシュ(4点セット)
12cm ボウルセット(4点セット)
ポット
プレップボウルセット(6点セット)
プレートディッシュセット(4点セット)