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料理への気持ちも変えてくれる包丁。スタッフ愛用、sumikamaのパン切り包丁と文化包丁

 

料理は毎日のことだから、気分が乗らない日に頼りたくなる道具を

 

気分が乗らなくても、面倒だなと思ってしまっても、自分のため誰かのために料理をしなくてはいけないことが多い日々です。そんな時は手間がかからないものを作る、自分の好きなものばかりを作る、というやり過ごし方も良いですが、そんな時にこそ良薬のように心に効いて気分を引っ張りあげてくれる「暮らしの道具」を持っておくことも大事だと、つくづく思うのです。

 

料理で日々使う道具の代表は包丁です。何を作る場合も、包丁は大抵手に取り使うもので、知り合いの料理人からは「道具にこだわりお金をかけるなら包丁」と言われたことがあります。それはきっと、「食材を切る」という機能的な側面だけでなく、料理をする自分に寄り添うパートナーのような存在となっていくからではないでしょうか。

 

切れ味やサイズ感ももちろん大事だけれど、機能性だけでなくモノが持つ雰囲気、佇まいが素敵な包丁を選びたい。女性の小さい手に収まりが良いように設計されたsumikamaのkasaneシリーズをご紹介します。

 

 

 

女性が使いやすい、を考えたkasane包丁

 

刃物の産地、岐阜県関市で創業100年以上の老舗sumikamaが作る女性向けライン、kasane。家庭では女性が料理をすることが多いのに、包丁のサイズは性別で考えられていることは稀で、それによる持ちにくさ・使いにくさを我慢していた方も多いのではないでしょうか。

包丁の美しさを際立たせる持ち手はすべすべとした山桜の木で出来ていて、女性の手にフィットしやすいよう小ぶりな設計です。

 

 

刃は切れ味の良さと、錆への強さを両立させた金鋼ハイカーボンステンレスの薄刃。メーカー独自の「ZERO EDGE」研ぎ工法によって、通常の包丁の約半分の厚さ0.15mm~0.2mmに研削されています。刃が薄いとはつまり、食材と刃の摩擦抵抗が少ないからよく切れるということ。

 

 

そんなsumikamaのkasaneシリーズ、パン切り包丁と文化包丁を愛用しているスタッフがいます。もともと包丁にこだわりを持っていなかったそうですが、何がきっかけでkasaneシリーズを手にすることになったのでしょう?

 

 

愛用スタッフ:企画担当M

子どもがいるのでほぼ毎日自炊だが、正直に言って料理は苦手とのこと。料理へのやる気は日々変動し、凝ったものを作りたくなる日もあれば、気分が乗らないまま作らなくてはいけない日も。

料理道具は、結婚当初に揃えたものがほとんどで、そろそろ必要なもの・不要なものの見極めと長く愛用出来るキッチンアイテムを増やしていきたいと考えている。

 

 

「sumikamaの包丁で最初に手に入れたのはパン切り包丁でした。もともとパン屋さんのノベルティでもらったパン切り包丁を使っていたのですが、お世辞にもよく切れるとは言えず、ただ、そこまで不便にも感じずに使っていたんです。パンを切るだけ、と用途が限定されている包丁に対してそこまでの考えに至らなかったというか。」

 

では、何がきっかけでパン切り包丁を新調したのですか?

 

「そういえばほぼ毎朝パンを食べているなと、ある日ふと思ったんです。パンが好きだというのももちろんなのですが、子どもがいて朝は特にバタバタするので、どうしても簡単に準備が出来てワンプレートで済むパンが多いんです。毎日食べているなら、パン切り包丁を良いものに変えようかなと思ったのがきっかけです。1日3食作っていた頃で、キッチンで過ごすことも多かったので何か変化が欲しかった、というのもあると思います。」

 

 

 

全く違った、パン切り包丁の切れ味

 

sumikamaのパン切り包丁、使ってみてどうでした?

 

「それまで使っていたパン切り包丁とは全く違いました。まず、長さが取り扱いやすかったです。パン切り包丁ってやたら長いのが多いと思うのですが、私が使っていたものもそうで、測ったら刃渡り25cmもありました。(私のものが極端に長いのかも?)」

 

対してsumikamaのパン切り包丁は刃渡り21cm。パン切り包丁は、パンを潰さずに切るために最小の往復回数で済むよう刃渡りが長めだと聞いたことがあるのですが、sumikamaのパン切り包丁はそもそも切れ味が良いので通常より短めでもパンを切ることが出来るのですね。

 

実際にパンを切った時の感触や切れ味も違うものでしたか?

 

「それが本当に驚くくらいすっと切れるんです。食パンもバゲットも、1、2引きで切れるのでパンも潰れにくいです。刃を往復させないと、パンくずもそんなに出ないんですよ。

 

 

以前使っていた包丁だと、3、4回刃を動かして、かつ食パンの下の部分が引っかかる感覚があったのですが、それが全くなく、力も入れずにスッと。ちょっとした感動でした。」

 

独自の大小のギザ刃を交互に組み合わせることで硬いパンから柔らかいパンまで、切る場所問わず使えるとのこと。

 

 

確かに、kasaneのパン切り包丁はギザ刃部分とそうでない部分があります。スタッフが以前使っていた包丁は、ギザ刃のみが続いていますね。

 

「なんとなくなのですが、食パンが切りやすいのはこのギザ刃じゃない直線の部分が関係しているのかな、と感じます。ギザ刃で最初の取っ掛かりを作り、そのあと食パンの柔らかい部分をスーッと切り落とすイメージで、そうすると刃を何度も動かす必要なく、綺麗に切れるのかなと。」

 

ただ、パン切り包丁の刃が波型なので通常の包丁と違いどう研げばいいのかな、と疑問に思っているとのことだったので、メーカーに伺ってみました。

結論としては、パン切り包丁は基本的に自分で研ぐことを前提にしていないそうで、パンという柔らかい食材のみを切るためのものなので、刃の消耗が少ないのだそうです。なので、長持ちさせるにはパン以外の硬いものを切らないこと、そして保管の際に刃が硬いものに当たらないようにすることです。

 

パン切り包丁を使いたいから、休日の朝食にはこうして色々な種類のパンと、サンドイッチの具・ジャムを並べ、自分が食べたいパンをテーブルで切るスタイル。

 

 

期待を持って迎えた、文化包丁

 

そんなパン切り包丁の活躍から、文化包丁も迎え入れたというスタッフM。

これまで使っていた文化包丁に特に不満はなかったとのことですが、なぜ購入に踏み切ったのですか?

 

 

「家族で料理をすることも増えて、野菜や肉魚全般を切るメインの包丁が1本では足りないことがあったんです。kasaneのパン切り包丁の良さが分かっていたので、文化包丁もきっと良いものだろうなという期待もあって、同じkasaneのものを選びました。」

 

家庭での料理にまず必要な文化包丁は、野菜や肉魚など、パン以上に様々な硬さや形のものを切るので、文化包丁の使いやすさが日々の料理の楽しさやストレスフリーに直結すると思うのですが、こちらの使い心地はどうでしたか?

 

 

「文化包丁も期待以上でした!試す意味で、一番最初にトマトを切ったんですが、思わずおぉ!と声を上げてしまうほどストン、と切れました。人参などの硬めの食材を薄く切るのも難なく出来ますし、あと鶏肉の皮が1回で切れるのも感動ものでした。皮ってギコギコやらないと切れないものだと思っていたのですが、違ったんですね(笑)」

 

切れ味は抜群なのですね。持ち具合はどうですか?

 

 

「柄の形はパン切り包丁も文化包丁も同じで、真ん中部分にふくらみがあるのですが、力を必要とする食材を切る文化包丁を使った時の方が、このふくらみによる手のフィット感が分かりやすいです。手が引っかかるので、力が入れやすくて良いですね。」

 

 

どういうお手入れをしていますか?持ち手が木なので、何か気を付けていることは?

 

「包丁は洗ったらすぐに拭くように気を付けています。これは今回のkasaneの包丁で木が使われているからという訳ではなく、もともとそうしていました。ただ最近、知り合いの料理人から聞いたのですが、包丁の柄が木の場合は丸ごと洗うのではなく、刃だけを洗って、柄は濡れ布巾で拭くだけにした方が長持ちすると教えてもらったので極力そうしています。お気に入りのものだと、そうしたお手入れもさほど手間に感じずに出来るから、やっぱり好きなものを使うのが良いのだなと実感します。」

 

 

最後に、こう語ってくれたスタッフ。

「よく切れる包丁、だけで探すと世の中には他にも沢山良いものがあるんだと思いますが、kasaneの包丁はそれだけでなく、ふっくらすべすべした持ち手の雰囲気が良いとか、文化包丁の先っぽの角度が良いとか、普通の包丁なら割と気にしないところに愛着を感じますね。」

 

 

▼sumikamaのkasaneシリーズ商品ページはこちら。

投稿者: 丸山 日時: 2020年09月19日 11:00 | permalink

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