ブランケットやストール、セーターなどのウール製品は
なかなか自宅洗いに踏み切れないものですが、
一度洗ってみれば意外と簡単だということ、
そしてとても気持ちの良いものだということが分かります。
シーズンで本格的に使い出す前に、そしてシーズン後の、
タンスに仕舞う前のメンテナンスで長く大切に使っていただきたいです。
■ウール専用の洗剤を試してみる
使用するのは、THE LAUNDRESS ウール&カシミアシャンプーのミニサイズボトル。
今回はハーフブランケット1枚の手洗いに
ウール&カシミヤシャンプーを15mlほど使いました。
手のひらサイズのミニボトルは3〜4回使えるので、
まずはこのサイズで試してみるのがおすすめです。
■KLIPPANハーフブランケットを自宅洗いしてみる
それでは、スタッフが1年間愛用したブランケットを、自宅洗いしてみます。
1. 30℃ほどのぬるま湯に洗剤を混ぜ、ギュッギュッとブランケットを優しく押し洗いします
2. 浴槽を使って、ブランケットを広げてシャワーで洗い流します
3. 大きめのバスタオルにブランケットを乗せ、くるくると巻いて優しく脱水します
(ブランケット自体をギュッと絞ると型崩れの原因となります)
4. 室内でも屋外でも、ウールは必ず陰干しします。しっかりと乾かして下さいね。
以上です。意外と簡単ですよね?
■日々のメンテナンス
ウール製品には「ラノリン」という物質が表面を覆っているため、
もともと汚れはつきにくいのだとか。
(確かに、水をこぼしてもすぐには吸水せず、拭けばきれいに落ちますよね)
なのであまり神経質にならずに日常使いして、毛玉や寝てしまった毛を整えるために
ウール専用コームで優しくなでてあげればOK。
(写真のコームは、ノベルティとしてお配りした非売品です。)
もちろん、ウール専用コームでなくても洋服ブラシで力を入れずシュッシュと
なでるのも効果がありますよ◎
■シーズン終了後の保管方法
春になり、ウール製品を仕舞う時期になったら、また次の秋冬に活躍してもらうためにも
きちんと保管することが大事ですね。
虫の餌食にならないためにも、ポイントをまとめます。
!ブランケットを防虫剤や除湿剤とともに保管(虫はほこりを好むので、ほこり対策も必要です。)
!クリーニングなどのビニール袋に入れたまま保管すると中に湿気がたまるので、避ける
!他の洋服やマフラーなどと一緒に保管する場合は、ぎゅうぎゅうに詰めずゆとりを持って入れる
!ときどき、棚やタンスの中を通風し、湿気がたまらないようにする
■お気に入りには手をかける
シーズンオフに、タンスの中から出して湿気を逃すのは面倒に感じるかもしれませんが、
ウール製品に限らず、革のカバンや帽子など同様のメンテナンスが必要なものを
時間をとってまとめてやれるといいですね。
そういう、モノを大事にする丁寧な暮らしに憧れます。
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