ZUTTO(ズット)は、オンラインストアです。お客様が実際に手に取って商品をご覧頂ける実店舗はありません。
私たちがご紹介している商品は、全てZUTTOの倉庫で保管され、私たちの手でラッピングされ、梱包され、お客様の元へ旅立っていきます。
そこで、ZUTTOの商品がどのような場所でどのように保管され、どのようにお客様の元へ届けられるのかをご紹介いたします。
ZUTTOの倉庫は兵庫県にあります。廃校になってしまった小学校を再利用し、体育館を倉庫として、職員室をオフィスとして活用しています。
小学校を活用したこの試みは、廃校になり人がいなくなってしまった小学校に新たな価値を付け加え、例え用途が変わったとしても、人が再び集まり長く愛される場所にしていきたい、という私たちの想いからはじまりました。
私たちの倉庫となったかつての体育館は、ご注文頂いたお客様へ商品を発送する配送センターになりました。体育館に棚を並べ、約8,000以上ある商品を保管しています。
お客様のもとにお届けする大切な商品ですから、気持ち良く受け取って頂くためにはどうすべきかを常に考えています。
まず、私たちが心がけているのは整理整頓。また、洋服類の保管方法、箱物の保管方法、デリケートな素材のものなど、それぞれの商品に合わせて最適な保管のあり方を日々模索しています。
大切にしていることは「お店のディスプレイのように」。
単に商品を棚に保管すれば良いという考え方ではなく、商品がお客様のもとへ旅立つ日を待つまでの間も、お客様のお手元に届く大事な大事な商品は丁寧に保管されています。
スカートやパンツなど、吊って保管するほうが良いものはそのように。商品によって、本来あるべき姿が何なのかを考えながら保管方法を決定していきます。
倉庫と言うとホコリっぽいイメージがあるかもしれませんが、ZUTTOの倉庫はそのイメージを覆すような整理整頓を目指しています。
スタッフは作業中に倉庫内を移動していて、気になったところはすぐに掃除しています。
また、商品を最適な方法で保管するためには、太陽光は大敵です。
日光が当たってしまうと、商品そのものや箱が色褪せてしまい、本来の姿でなくなってしまう場合もあります。それを避けるためにも、ZUTTOの小学校倉庫では窓に板を打ち付け、太陽光をシャットアウトしています。もちろん冷暖房完備で、気温による商品の変化も防いでいます。
お客様から頂いた注文に対し、1件1件倉庫内から商品を探してきて、丁寧に検品を行います。
商品だけでなく、箱や付属品も自分達の目で確認しながら、お客様にお送りして問題ないかどうかの最終的な判断を下します箱に入っている商品は一旦箱から出して、商品に間違いがないかを確認し、割れ物であれば欠けや割れがないか、液体であれば漏れていないか等、さまざまなチェックをしています。洋服は素材や大きさに合わせ適宜、畳み直しや袋の入れ替えをしたり、薄紙で保護したり、商品に合わせた配慮を行います。
また、洋服や靴を梱包する場合、ZUTTOの紙袋を緩衝材代わりにすることもあります。
お客様がお店のカウンターで店員さんに商品を包んでもらい紙袋に入れてもらう。そんなイメージで、受け取った方が箱を開けた瞬間に「素敵!」と思って頂けるように、商品の素材、大きさ、そして組み合わせによって最適な梱包を各ご注文ごとに考えています。
商品の大きさや組み合わせによって、お届けする箱のサイズや緩衝材を選びます。
箱の中で商品がガサガサと動いてしまうと破損の原因にもなるので、簡易梱包を心がけながらも商品を安全に確実にお届けすることを第一にしています。
ZUTTOのダンボールのほとんどに、「ZUTTO」とロゴが入っています。
ZUTTOでご購入頂いた商品が届いた時、段ボールを開封するまでのわずかな時間がワクワクしたものになれば、それはとても嬉しいことです。
多くのオンラインストアが倉庫を外注している中、ZUTTOが自社の倉庫を持ち、配送センターとして整えているメリットはこういうところにあるのかもしれません。
社員が責任を持って商品に接していく。商品の出荷を単なる梱包作業にするのではなく「どうしたらお客様が気持ち良く商品を受け取れるか?」を考え続ける社内体制がこの小学校にはあります。
ZUTTOが提供するラッピングは、袋タイプのペーパーラッピング、そしてリネンの布でお包みするリネンラッピングがメインです。
そんなラッピングも、ZUTTOの社員が行います。お客様が大切な方への贈り物を私たちZUTTOに任せてくださった責任を感じながら、贈り物に込められた「おめでとう」「ありがとう」「これからもよろしくね」の気持ちに沿った丁寧なラッピングを心がけます。
今日も体育館からお客様の元へ商品をお届けします。
商品の到着を楽しみにお待ちください。