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かさばるブランケット、オフシーズンの収納アイディア

 

お部屋もそろそろ、春支度を

 

冬に活躍したウールブランケット。
寒い季節はリビングに出したままで大丈夫ですが、
暖かくなってそろそろオフシーズンという時に厄介なのが、
かさばるブランケットの収納です。

クローゼットに無理やり押し込むのではなく、
来年も気持ち良く使うために、適切なケアをして
省スペースで収納する方法を考えてみました。

 

 

 

ブランケット、ケアの段取り
 

オフシーズンに向けてウールブランケットを仕舞うまでの段取りはこちら。
仕舞う前に、「ありがとう」の気持ちを込めてきちんとケアしてあげましょう。


①ピリング(毛玉)を取りましょう

②洗えるものは、自宅でお洗濯してみましょう

③防虫を心がけましょう

④省スペースで収納してみましょう

 

 


▼ピリングを取りましょう

 

今回取り上げるのは、スタッフ私物のウール100%ストール。
2シーズン使った愛用品です。

一冬使うと、ピリング(毛玉)が出来ているのが分かります。

 

 

出来てしまった毛玉は、必ずハサミで取り除くようにします。
指で引っ張り、むしり取りたくなるものですが
そうすると周辺の毛が引っ張られ、かえって新たな毛玉が出来やすくなるので要注意です。

また、一般に言う「毛玉取りブラシ」や「毛玉取り器」は、
毛玉を削り落とすもの。一時的に綺麗になったように見えますが、
生地自体を痛める原因になり、ウールがどんどん薄くなってしまうので、
長い目で見たら使わないほうが賢明ですね。

 

 


▼洗えるものは、自宅でお洗濯してみましょう

 

ウール製品は必ずドライクリーニングをしなければならないと思いがちですが、
洗濯表示のドライクリーニングマークの正しい解釈は、
「ドライクリーニングが出来ます/しても良い」という意味なのです。

もちろん、これと一緒に「水洗い不可」という表示が付いていれば
ドライクリーニングに持っていくことになりますが、
ウール製品の中には、「水洗い可」というものも多くあります。
そうしたものは、是非自宅でお洗濯してみましょう

水洗い可のブランケットのお洗濯方法については「こちら」。

 

 


▼防虫を心がけましょう

 

お気に入りのブランケットがオフシーズンに
虫喰いだらけになってしまったら、台無しです。

防虫対策におすすめなのが、天然樟脳。
樟脳は、樟(くすのき)を原料に、枝葉を蒸留して
作られる天然の防虫剤で、爽やかな芳香が、ウール製品を
包みこんでしっかりガードしてくれます。

空気にさらせば、香りがすっと消えるので、防虫剤の
匂いが気になることもありません。
ここが、化学薬品の防虫剤と大きく違う点です。

 

 

 

▼省スペースで収納してみましょう

 

冬用のウールブランケットはふわふわと厚みがあるので
畳んで収納しようとすると、とてもかさばり
クローゼットの中を圧迫してしまいます。

冬から春への衣替えは、薄手の服が仕舞ってあったスペースに
秋冬のセーターや厚手のコートを収納する作業。
当然他にもたくさんのスペースが必要になってしまいます。

 

 

 

 

しまわずに、二次活用

 

そこで今回ご紹介するのは、クローゼットには仕舞わずに、
春夏の間だけブランケットを別の用途で二次活用する方法です。

2枚目の写真のどこかに、ブランケットが収納されているのですが、
どこだかお分かりでしょうか??

 

 

 

正解は、クッションの中身。
カバーの中にブランケットを畳んで入れて
クッションとして使っているんです。

秋から冬にかけては、二人がけのソファに
ハーフサイズ(90×130cm)とストールサイズ(65×200cm)を
1枚ずつ常備するというのがお決まりのスタイル。
これをクローゼットに仕舞おうと思うとするとかさばって大変です。

 

 

ここで使ったのは、スタッフ私物の50×50cmのクッションカバー。
その中にブランケット2枚を畳んで入れるだけ。
2枚入れてもやや余裕があるくらいの大きめサイズです。
クッションケースの大きさによって
中に入るブランケットの大きさ・枚数が変わってきます。
お手持ちのクッションケースで試してみてくださいね。

ちょうど秋冬から春夏に向けてお部屋の模様替えもする季節。
春色のクッションカバーが一つあれば、
シーズンオフのブランケットが、模様替えにも一役買ってくれます。

収納しながらも、省スペースで二次活用が出来ますし、
こうしてリビングにクッションとして置いておけば、
次のシーズンに取り出すのも億劫になりません。

 

 

 

春から夏にかけてであれば、
例えばリネンのようにさっぱりとした素材のクッションカバーを使うのがおすすめ。
ソファの上に置いておけば、抱えて使ったり、背もたれ代わりにしたり、
枕代わりにして使えそう。つい触れていたくなる、リネンの魅力が詰まっています。

 

 

 

春用ブランケットに衣替え


ウールブランケットを上手に収納して春を迎える準備が出来たら
ブランケットも春向けの素材に衣替えしてみましょう。

厚手のウールブランケットが必要というほどではないけれど
まだまだ肌寒いという時の膝掛けとして使ったり、
ちょっとお昼寝しようかな?という時に体にかけたり。
コットン製のブランケットはそんなシーンにぴったりです。

 

 

 

冬のウールブランケットはグレーやホワイトのように落ち着いた色味や、
レッド、ブラウン系の暖色が多いですが、
コットンブランケットにはピンク、グリーン、ブルーのように
可愛らしい色も多いので、ブランケットを変えるだけで
お部屋の雰囲気ががらりと変わります。

 

 

冬から春へ季節が変わる時の、浮き立つような気持ち。
そんな気分に合わせて、お部屋のしつらいも春らしく出来たら素敵ですね。
冬にお世話になったウールブランケットも、大切にケアして収納すると、
半年後にまた会うのが楽しみになるから不思議です。

 

 

 

 

投稿者: 斎藤 日時: 2016年03月11日 11:00 | permalink

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