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梅雨こそ知りたい、レインコートの手入れ

 

 

レインコートとは?

 

レインコートは高い防水・撥水効果によって

雨の日の上着として世界中で愛用されてきたアイテム。

現代では水を弾く機能だけでなく、見た目もより普段使いのしやすいものが増え、

雨用としてだけでなく上着の一つとして認知されることも増えてきました。

 

 

そもそも素材にゴムを使用したレインコートは1800年代前半に考案され、

画期的な防水効果を発揮したことで広く世界へ知られるようになりました。

今ではゴムが塗られているレインコートのほか、

ナイロンやポリエステルといった素材を生地に採用しているものも。

防水・撥水効果に加えて、着用したときに重すぎないことや

蒸れないこともレインコートにとっては重要なポイントになるので

こうした点をクリアする素材が選ばれています。

 

 

サイズ・形もさまざまなレインコートたち

 

 

ZUTTOでは現在以下3ブランドのレインコートをお取扱いしています。

・K-WAY(ケーウェイ)

・RAINS(レインズ)

・elka(エルカ)

 

■K-WAY(ケーウェイ)

 

フランス生まれのK-WAY(ケーウェイ)。

作りとしてはウィンドブレーカーにも近く、

撥水性のほか、透湿性や防風性にも優れたナイロン生地作られています。

パッカブル(収納が可能という意)という名称が付いている通り、

ポケットに本体が収納出来るという点からも、高い機能性を

持っていることが分かります。

 

 

UNISEX パッカブル ウィンドブレーカーは、腰〜お尻が

隠れるほどの丈で、上着として扱いやすいサイズ感。

身頃や袖もゆったりとした作りなので下に重ね着していても

着ぶくれすることなく着用できます。

XS・S・Mとサイズ展開があるので、男性の方にもお選び頂けます。

 

 

小柄な女性の方や、よりコンパクトに着用したい方には

WOMEN パッカブル ウィンドブレーカーがおすすめ。

UNISEXよりも着丈や袖丈、肩幅が若干小さめに作られています。

また、パッカブル ウィンドブレーカーは裾にドローコードが付いているので

着丈の調整も可能です。

 

 

お尻まですっぽりと隠すならば、ロングタイプのパッカブル ウィンドブレーカーを。

薄い生地のためさらりと着こなすことが出来、シルエットも縦長に見せてくれます。

UNISEXやWOMENシリーズ同様、裾にドローコードが付いているので

足さばき、動きやすさも調整しやすいのが嬉しいですね。

 

▲移動の際にはポケットにコンパクトに収納。

 

 

■RAINS(レインズ)

 

雨の日もスタイリッシュな着こなしが楽しめる、RAINS(レインズ)。

降雨頻度の高いデンマーク生まれなこともあり、

ポリエステルの生地には撥水加工のほか、

袖口の広さはスナップボタンで調整が効き、

袖やフードには超音波機械によって特殊結合されることで

雨の侵入を防ぐ作りになっています。

 

 

腰にベルトが付いたCurve Jacketはまるでトレンチコートのように

全体のシルエットを美しく見せてくれる作り。

正面のボタンの裏にはファスナーも付いているので、雨が入ってしまう心配もありません。

膝まで十分に長さがある着丈で、オフィススタイルにも合わせやすい

シンプルなデザインなので、通勤にもおすすめしたいレインコートです。

 

 

 

こちらは頭からすっぽり被る、ポンチョタイプ。

ポンチョというと横に広がったイメージがありますが、

RAINS(レインズ)のレインポンチョは首元に縦に付いたボタンの効果もあり

縦長のすっきりとしたシルエットを保った作り。

それでいて腕を広げると、袖下に十分に余裕を持たせた形になっているので

身動きが取りやすく、自転車に乗る際にも使いやすいレインコートです。

 

■elka(エルカ)

 

同じくデンマークで創業したelka(エルカ)は

長年ウォータープルーフのウエアを生産してきたブランド。

レインコートにはOEKO-TEX Standard100(エコテックススタンダード100)

と呼ばれる人体にも自然にも無害で低アレルギーな繊維素材を使用し、

漁業関係者による厳しいテストを行なうという工程を経ています。

さらに袖などのパーツは全て手作業で溶着されることで、

水を通さないこだわりの構造です。

 

 

ブルゾンのようにコンパクトなレインコート Testrup Jacketは

レインコートというよりジャケットとして扱いやすいアイテム。

襟が付いていないタイプですが、ファスナーを首元まで閉めると

体にぴったりとフィットするので雨風が入る心配もなく、

袖口もきゅっと絞られているので、ウィンドブレーカーとしても役立ちます。

 

 

フードの付いたレインコートタイプは、スナップボタンが随所についており、

防水効果が十分に考えられた構造。

ウエストの内側にはドローコードが付いているので、

お好みに合わせてシルエットを変えられるという利点もあります。

 

 

使い方のポイント

 

■ご使用前に気をつけたいこと

 

撥水効果がポイントのレインコートですが、

使用していくうちに、徐々にその効果が低減してしまう性質があります。

コーティング加工が施されたレインコートはどうしても

こうした性質がありますが、ご使用前に衣類用の防水(撥水)スプレーを振って頂きますと

撥水効果を持続に繋がります。

 

■着用後にしたいこと

 

雨の日に使うことの多いレインコートは雨や汚れが付着しやすいほか、

汗をかいて湿気がこもった状態で放置してしまうと臭いやカビの原因にも繋がります。

ご使用後は必ず風通しの良い場所にハンガーで吊るし、

空気にさらしてから保管してください。

また、汚れが付いてしまった場合には濡らした布、

頑固な汚れなど、やむを得ない汚れには少量の中性洗剤を含ませた布で、

拭き取るように汚れを拭います。

その後乾いた布で拭き取り、乾燥させてから保管してください。

 

 

お洗濯について

 

水洗いは生地の撥水効果に影響を及ぼしますが、

汚れや臭いが気になる場合はお洗濯頂くことをおすすめします。

レインコートは洗濯機で洗濯が可能なものや

手洗いを推奨しているものなど、製品によってお手入れの方法は様々なので、

まずは製品に付いている洗濯タグで、お手入れの方法を確認してください。

 

■洗濯機でお洗濯

 

RAINS(レインズ)やK-WAY(ケーウェイ)の

レインコートはご自宅の洗濯機でお洗濯が可能です。

 

 

お洗濯の際には、まずレインコートのファスナーやボタンを閉め、

ベルトなど付属品が付いている場合はばらばらに外します。

 

 

レインコートは裏返し、洗濯用ネットに入れてお洗濯を。

水温30〜40度くらいまでの水で生地に負担をかけないよう、

手洗いモード(ドライモード)でお洗濯します。

※中性洗剤を使うと撥水コーディングが取れてしまいますので

基本的に水洗いをおすすめします。

 

 

脱水は洗濯機の脱水モードではなく、すすぎ後に取り出し、

大判のタオルで水気を抑える程度にします。

その後、形を整えた上で、日陰の風通しの良い場所でよく乾かします。

乾燥の際には、内側や帽子の中までしっかり乾くように

内側を開いた状態で吊るしてください。

※タンブル乾燥は使用しないでください。

 

■手洗いでお洗濯

 

生地に特殊加工が施されている場合や素材によっては

洗濯機でのお洗濯は不可、手洗いを推奨しているものもあります。

elka(エルカ)のレインコートは、特殊な溶着加工で

パーツを組み合わせており、生地へのダメージを防ぐために

手洗いでのお洗濯を推奨しています。

 

▲elka(エルカ)のパーツ接合部分。手作業で溶着されています。

 

手洗いの際には洗面器に水もしくはぬるま湯を張り、

汚れた部分を重点的に洗い流します。

浴室のシャワーを使って洗い流すことも良いでしょう。

その際、生地はゴシゴシを擦らず、優しく押し洗いするようにします。

その後、タオルで水気を取り、風通しの良い場所でよく乾かしてください。

 

■アイロンがけについて

 

ナイロンやポリエステルで出来た合成繊維の生地は熱に弱い性質があります。

熱にあたることで生地がよれたり、高温の場合は生地が溶けてしまう

恐れがありますので、アイロンがけは推奨していません。

お洗濯後には生地のシワを伸ばすように形を整えた上で

干して頂くことをおすすめします。

 

 

長期保管の際には

▲RAINSのレインコート収納

 

長期で収納する場合は湿気がこもらないことを重視し、

出来るだけハンガーに吊るして日光が当たらず、風通しの良い

クローゼット等に保管頂くことをおすすめします。

畳んで収納する場合は、ときどきレインコートを広げて

空気にさらして頂くこともおすすめです。

K-WAY(ケーウェイ)やRAINS(レインズ)はポケットやフードに

収納が可能な作りになっていますが、こちらは一時的な収納と考え、

長期保管の際には生地を広げた状態での保管をおすすめします。

 

 

 

 

投稿者: 植田 日時: 2017年06月08日 11:00 | permalink

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