今回ピックアップするのは、IZIPIZI(イジピジ)のリーディンググラス(老眼鏡)。
メガネにお手入れ?と疑問に思われるかもしれませんが、
メガネといえば、顔の一部にもなる重要な存在。
毎日使うものだからこそ、日々のちょっとした使い方で寿命が変わってきます。
老眼鏡を例に取り上げますが、お手入れ方法自体は
一般的なメガネ全般に共通ですので、是非参考にしてみてくださいね。
多くの人がいつか直面する、老眼ということ。
今やメガネといえばお洒落なファッションアイテムの1つとなっていますが、
老眼鏡となると、なかなかお洒落なものが見つからないのが現状です。
なかなかお洒落な老眼鏡に出会えなくて困っている方にこそおすすめなのが、
IZIPIZI(イジピジ)のリーディンググラス。
フランス・リヨン出身の3人のデザイナーが
読書用メガネの置き場を探して常に奮闘している親の姿を見て、
誰もがいつか老眼になっていくのだということを見つめ直し、
2010年、パリで誕生したブランドです。
顔に程良くフィットするので、ちょっと本を読んだり手仕事をする時に便利。
何より、そのスタイリッシュな印象は、
使わない時にそっと胸元にかけておきたくなるほど魅力的。
昔は目が良かったのに…と、それまで近視用のメガネや
コンタクトレンズとは無縁だったという方は特に、
老眼鏡をかけることには抵抗があるものです。
いつしか、老眼鏡を使っていることをつい隠すようになってしまうことも。
そんな方も、こんなにお洒落なメガネなら、実用品としてだけでなく、
ファッションの一部として楽しむことが出来そうですね。
顔の一部として活躍する眼鏡には、
必ず「付け外し」という動作が生じます。
1日中眼鏡を掛けたままという人でも
朝掛けて、夜外して、という風に毎日していますよね。
さて、こちらの写真を見てください。
眼鏡を掛けたり外したりする時の様子を映したものですが、
実は間違いがあります。どこだか分かりますか?
2枚の違いは、眼鏡の持ち方。
よく、映画のワンシーンでは
片手でクールにメガネを外す美男美女を見かけますが、
実は、これはメガネにとってはおすすめ出来ない動作。
というのも、メガネのとても大切な要素として、
「左右のバランス」ということがあるため。
片手で眼鏡を掛けたり外したりという動作をすると、
必ず片方だけに負荷がかかります。
一度だけではさほど影響はないものの、
前述のように毎日何度も行う動作ですので、
同じことを長年繰り返すと、フレームの歪みに繋がります。
フレームが歪みメガネの左右のバランスが崩れると、顔にフィットしなくなります。
これは、掛け心地が悪くなるというだけでなく、
目とレンズの距離が変わることで
例えば対象物が見えづらくなったり、それをカバーするために
無意識のうちに斜めに見るようになったりと、
いろいろな不具合につながる可能性があります。
必ず、メガネは両手で持って付け外しするようにしましょう。
メガネユーザーにとって、厄介なのがレンズの汚れ。
気をつけていても、いつの間にか皮脂が付いたり、
女性の場合はお化粧がレンズに付いてしまったり。
レンズの汚れは、そのまま視界の汚れとなりますので、
こまめに拭き取るようにしましょう。
そこでおすすめなのが、TOWNTALK(タウントーク)の
マイクロファイバークリーニングクロス。
細かい埃や汚れ、指紋や油膜、ミクロの微粒子をきれいに拭き取る万能クロスです。
金、プラチナ、銀製品はもちろん、メガネ、ガラス製品、
CD、OA機器にと幅広くご使用頂けます。
マイクロファイバークリーニングクロスは、汚れてきたら
中性洗剤で洗えば、繰り返し使用可能なのが嬉しいところ。
さらにオシャレな缶ケース入りで、デスクの上に常備しておきたくなります。
ここでも1つ、間違い探しを。
メガネの拭き方にも、ちょっとした落とし穴があります。
違いは、磨くレンズを支える手の位置。
ここでもメガネの持ち方が関係しているんです。
2枚のレンズをそれぞれ拭く時、
無意識に反対側のレンズを強く持って、
ゴシゴシ拭いていませんか?
つい、反対側のレンズの縁やテンプル(つる)をギュッと握って
強く磨いてしまいがちなのですが、
これもメガネの付け外しと同じ理由で、眼鏡に負担がかかってしまいます。
ですのでクロスを使ってレンズを拭く時には、
磨きたいレンズ自体を片手で持つようにしましょう。
最初は少しコツがいるのですが、フレーム部分を指で挟んで持ち、
クロスで優しくレンズの汚れを拭き取るようにすると
上手に出来ますよ。
最後に、もう一つ注意したいのが保管場所。
外している時の置き場所も注意が必要なのです。
お風呂に入る前に外し、
お風呂から出たら掛け直すというパターンが多い眼鏡。
一時的に、脱衣所に置いておくくらいなら問題はないのですが、
眼鏡は高温な場所が苦手。うっかりお風呂に置いたまま放置してしまうと
変質や変形の原因になる場合があるので要注意です。
同じ理由で、直射日光が当たる場所に放置するのも良くないのです。
その他、素材によっても違ってきますが、
室温が高い夏場の車中やサウナは避けるようにしましょう。
読書をしている最中、眼鏡をかけたまま
ついウトウトと居眠りをしてしまう…ということがないように、
使わない時は眼鏡ケースに入れておくのがおすすめ。
今回取り上げたIZIPIZI(イジピジ)のリーディンググラスには、
フェルト製の専用ケースが付属しています。
老眼鏡は、読書や書物をする時だけ一時使って
そのままどこかに置き忘れてしまうということが良くありますが
このフェルトケースにいつも入れておけば
持ち運びにも、保管にも使えて便利です。
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