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ずっと使いたいもの、大切に使ったもの、スタッフが愛用しているものをご紹介中。
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以前、特集を組んだことがきっかけで、長く愛用しているお洋服があります。それが、Le minor (ルミノア)のバスクシャツ 007。
この時期になると着ている人をよく見かけますよね。ZUTTOのスタッフでもかぶってしまうことも多々あります。バスクシャツブランドにも様々ありますが、このLe minor (ルミノア)は定番のファッションアイテムとして多くの人々に親しまれながら、現在もフランス海軍認定の公式ユニフォームとして使用されている永久定番。
左(赤)が新品、右(ネイビー)が3年愛用したもの。
そもそも、バスクシャツとは、16世紀頃フランスとスペインとの国境に程近いバスク地方の漁師が、船上の海兵が海に転落した際に目立つように、青と白のボーダーTシャツを仕事着として愛用していたことに由来したもの。 これをフランス海軍が着目し、1853年に制服として採用しました。ミリタリーウェアとして進化していく中で、より丈夫な生地で、防寒性と機能性を考えた袖丈や、着脱しやすいボートネックに進化していきました。海風が強い時でも快適に着られるように、風を通しにくいぎゅっと目の詰まった生地が特徴で、買ったばかりの頃はざらりと硬かったバスクシャツも、何回か着て洗濯を重ねると体に馴染み、最高の着心地になるんです。
気に入っているポイントは、バスクシャツならではの圧倒的な耐久性。実は3年以上着ているのですが、目の詰まった質感はそのままで、くたくたにならないし、全く色褪せないんです。さすが船乗りが着ていただけあって、しょっちゅう洗濯しても変に伸びたり、型崩れが起きにくい。今の時期なら一枚で着られますし、秋口に肌寒くなったらカーディガンを羽織ったり、コートの中に着たりして、仕舞うタイミングがないんですよね。真夏日以外使える、クローゼットの中のスタメンです。
着続けていく中でのその変化は、一番の愛用ポイント。目がぎゅっと詰まるので、生地は縦に縮みながらも柔らかくなります。実際に新品と比べてみたところ、ここまで変化がありました。
同じM-Lサイズの比較。ネイビーが3年使用したもの。
主に縦に2〜3cmほど縮みました。これも、一気に縮むわけではなくて、最初の洗濯は「あ、縮んだな」と感じるものの、その後のお洗濯では気づかないうちにじわじわとサイズが変わっていたほどの緩やかな変化。私はバスクシャツならではの肩や身幅のゆったりさが好みだったので、洗濯して干す時に、濡れた状態で横方向に少し伸ばしてから干していました。逆に袖の部分は、すぼまってくれたおかげで手元がモタつかなくて気に入っています。まさに手を使う、船乗りのシャツという感じですね。
身長165cm、M-Lサイズ着用
普段はチノパンやデニムでカジュアルに合わせるのが好み。お気に入りのスニーカーを履いて、お出掛けするのが大好きなんです。これからもまだまだ着倒したい、そんな風に思える永遠のマイスタンダードです。
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