1958年、リチャード・シュタップチロルが、オーストリアの南チロル地方にあるウェルグルで設立したSTAPF(シュタップ)。チロル地方の民族衣装を作る上で欠かせない縮絨ウールを使ったSTAPFの伝統的な服作りは、2017年チロリアンジャケットのファンだった夫妻がバトンを受け継ぎました。縮絨ウールを作る独自技術を活かしながら、環境を意識した取り組みに挑戦し続ける姿勢に共感する人も多く、チロルの民族衣装を、モダンで洗練されたコレクションに落とし込み、生涯を寄り添うパートナーとなるような服作りを続けています。