ずっと使いたいモノ、置いてます。

おうちで楽しむ、草木染め

自然から抽出された色を楽しめる草木染めを自宅でできるキット、家で染める草木染めキット リネンコットンストール。実際にMAITO（マイト）が草木染めの染料として使っている同じものがセットされており、ご自宅で揃えられる道具を使って、ストールを自分好みに染色することができます。初めての方でも挑戦しやすいキットですので、オフの日や家でゆったり過ごす日に体験してみたり、少し変わったギフトとしてもおすすめです。

初めての方にもおすすめ

セットされているのは、奈良の織元が織り上げた蚊帳生地のリネンコットンストールや染料、ゴム手袋など、染色に必要なもの一式。ご自宅で準備が必要なのは、染料を煮出すためのステンレス鍋や大きめのバケツ、菜箸などです（商品詳細欄をご参照ください）。

簡単な染色方法は以下の通り。
①生地の下処理：生地を水で洗う。付属の媒染剤をお湯に溶かし、生地を浸たして色止めする。
②染料を作る：鍋にお湯を沸かし、付属の染料を煮出す。
③染色：お湯で薄めた染料に生地を浸たし、染色する。
④洗浄、乾燥：綺麗な水で余分な染料を落とし、陰干しする。

具体的な染色方法は、図解付きの説明書に掲載されていますのでご安心ください。ストールを染料にまるごと浸すと、シンプルな単色の染め方ができるほか、付属の洗濯バサミを使うとグラデーションの染め方が可能です（説明書にはグラデーションの作り方が掲載されています）。染色にかかる時間はおよそ1時間〜1.5時間ほど。染料の量やストールの浸し方によって、自分好みに簡単に色の濃淡を変化させることができる点も、このアイテムならではの特徴です。

お取り扱いしている色は以下の通り。
・イエロー・楊梅（やまもも）染め：黄色系の代表的な染料で、耐水性を持ち、漁網の染色にも用いられた。
・オレンジ・茜染め：日本で最も古くから使われてきた染料。日の丸の赤色。
・パープル・蘇芳（すおう）染め：江戸時代ごろから広く使われ、当時高価だった紫根に代わる紫色として用いられた。
・グレー・矢車附子染め：五倍子に代わる黒染めの材料として使われてきた。わずかに緑味がかった黒に染まる。
・ピンク・コチニール染め：古くから使われてきた、南米由来の染料。鮮やかなピンク色に染める。

できあがるリネンコットンストールはうっすら向こうが透ける生地で、草木染めの色が綺麗に表れます。使えば使うほど生地がくったり柔らかく馴染んでいくのも魅力的。年中使えるストールで、自分が好みに合わせて染めたものだと思うと、さらに愛着が生まれます。

家時間のアクティビティとして挑戦してみるのもよし、誕生日プレゼントや母の日のプレゼントとして家族やご友人に贈っても喜ばれるアイテムです。

植物本来の色

植物の優しい色合いが心地良いMAITO（マイト）の製品。その秘密は自然へのこだわりを持った作り手の思いにありました。

小さい頃から草木染めに触れてきた代表の小室真以人さん。草木染めが世間に広まり、若い人の手にも渡るようになった中で、草木染めの本当の良さが活かされている製品が少ないと感じたことが、彼がブランドを立ち上げるきっかけとなりました。

MAITO（マイト）は化学薬品を使用せず、100%植物から抽出した色で染色した草木染め製品を提供しています。
植物から色を抽出する草木染めは、古来から伝わる染色技法。通常、染色は布や糸から行いますが、MAITO（マイト）の場合は原綿から染色を行います。綿の状態から染め上げることで、1本の糸の中に様々な色が混じり、より深みのある色合いを生み出しています。

原綿から染め上げる方法により、一般の草木染めでは染色堅牢度検査で3以下という評価に対し、MAITO（マイト）は4もしくは5という高い評価を得るほど、色あせに強い製品を作り出すことも可能としました。見た目だけでなく、肌触りや耐久性にも重きを置いた、こだわりのアイテムを作り続けています。