ずっと使いたいモノ、置いてます。

まるで西洋絵画の額縁のよう

鏡は身だしなみを整えるだけでなく、心や体を整えることに繋がる道具だということをご存知でしょうか。鏡と対面し、自分と向き合う時間を作ることで、そのときの自分を客観視し、表情から調子が窺えたり、笑顔の自分から前向きな気持ちを受け取ったりすることができるのです。また、仕事や勉強をするとき、視界に入る場所に鏡を置くと、自分に見守られているような感覚になり、集中力が高まるといった効果もあるそう。古くから祭具とされ、神社に置かれるくらい神聖なものとしても扱われてきました。そう思うと、自分や家族で使う鏡は、お気に入りになるような使い勝手やデザインなどを兼ね備えた特別なものがいいなと思います。

今回ご紹介するのはOak Village（オークヴィレッジ）の卓上ミラー。角度を調整したり、壁掛けも可能な、木のぬくもりと優しさを感じながらご使用できる鏡です。

場所やシチュエーションを問わない

緻密で優しい風合いの国産カバやブナを使用したこの卓上ミラー。硬さが特徴のこの2つの木を使い、角の強度を高める「かんざし」という工法を用いることで、より長く愛用できるものになりました。「かんざし」は、木口同士を接合する部分に橋渡しをする部材を追加し、接合面積を増やすことで強度を増すといった工法です。
デザインとも両立させた仕上がりになっており、なだらかな曲線を描いて奥行感を増す面取りを施すことで、まるで西洋絵画や表彰状の額縁を思わせる上品な佇まいを見せています。シンプルで自然のぬくもりを常に感じることができる風貌は、いつの時代でも流行に左右されず、どのような場所にあっても、どのインテリアと合わせても馴染みやすい、そんなところが魅力的。

この卓上ミラーの特徴は、お使いになる場所やシチュエーションに合わせて、角度を4段階に変えられること。角度を調節できる鏡というと、折りたたみ式であったり、下に土台が付いたものが一般的なイメージですが、この卓上ミラーは、スタンド裏側の差し込み位置を変えることで調整できる仕組みで、すっきりとした見た目を維持しながらも機能性が備わっています。65°、68°、71°、74°から調整可能なので、鏡に合わせて一箇所に置き場所を固定する必要はなく、そのときの気分で変えてみるのも良いですし、ご家族で共有してお使いいただくこともおすすめ。裏側の金具に紐を取り付けることで壁掛けにすることもできるため、お好みのディスプレイで生活の中に取り込んでみてはいかがでしょうか。

好みを問わないデザインと機能性があるため、自分磨きが好きな方へのお誕生日プレゼントや、新生活を始める方へのギフトとしてお選びいただくのも素敵ですね。

天然素材へのこだわり

Oak Village（オークヴィレッジ）は、「100年かかって育った木は100年使えるものに」をコンセプトとして、木々が育つのに要した歳月と同じ時間を生き、使い継がれるものづくりをしています。飛騨高山で1974年に創業して以来、持続可能な循環型社会を「木」という再生可能資源で実現しようと提案し続けているブランドです。

国土の7割近くが森林である日本。その資源を有効活用すべく、人工林や二次林から採れた国産材を使うことにこだわっているOak Village（オークヴィレッジ）。全て本物の木である「無垢板」を使用しています。
一度手を入れてしまった森林は、生態系を失ってしまっているため、手入れをしなければ、森や林はどんどん荒れ果ててしまいます。間伐をしたり、木を適度に伐ること、私達が手を少し加えることは森の健康を保つために重要なことなのです。

循環型社会を目指して

「お椀から建物まで」と木を用いた幅広い製品は、適材適所に木を選び、釘を使わない伝統工法で木組みしています。人もそれぞれ個性と魅力が違うように、木もそれぞれ個性があります。その個性を活かし輝かせるため、合成の塗料ではなく、天然のオイルや漆を使用し、職人さん達が丁寧に仕上げています。木の呼吸を感じながら作られるもの達は、長く愛用されるものを作りたいという想いから生まれているのですね。

Oak Village（オークヴィレッジ）は、「山から木を一本もらったら、木を一本返そう」という考えから、NPO法人「ドングリの会」を発足しています。「子ども一人、ドングリ一粒」を唱えて、一般の方の参加を広く呼びかけ、ご家庭でドングリを育て山へ植林する活動や、二次林の枝打ち、下草刈り、除間伐等を日本各地で精力的に活動しています。

「森と生きる」を大事にしているOak Village（オークヴィレッジ）は、自然と共に生きる意義を私達にも考えさせてくれるもの達を生み出しています。