ずっと使いたいモノ、置いてます。

伝統織物を大人カジュアルに

コーディネートのどこかにチェック柄が含まれると、全体がカジュアルで明るい印象に仕上がることがあります。落ち着いた色味のシルクウール紗織りストールは、ギンガムチェックのような柄でも子どもっぽくならず、大人が似合う一枚。

高い技術で丁寧に織られたがシルクウール紗織りストールは、チェック柄を落ち着いた色合いで作ることで、上品な雰囲気もありつつ、普段着だけでなく、お出かけ用の装いにも馴染む万能さがあります。柔らかく、ふんわりとした肌触りは気持ちよく、いつでも持っていたいそんな一枚に。素材のシルクウールは年中使えて、軽量コンパクトで、使用しないときはバックに入れていてもかさばらないため、旅行やお出かけに便利なショールで、温度変化が大きい季節や屋外から屋内へ移動することが多い外出時には特に重宝します。

紗織りが生み出す上質感

紗織りの「紗（しゃ）」とは、特殊な技法を用いて織った生地のことで、薄く透き通っているのが特徴的な織物です。雅楽の装束や、着物などにも使われています。紗を織るには熟練された特殊な技術が必要で、その上ゆっくりと丁寧に織らなければならないため、大変手間と時間がかかります。織り職人の手で一つ一つ丁寧に織り上げた、まさに逸品と呼ばれるにふさわしい織物なのです。その丁寧な作業から生まれた生地は、きめ細かく肌触りも心地い良いので、長く使いたくなる理由になります。ウールのチクチク感が苦手という方も多いと思います。シルクウール紗織りストールは滑らかな手触りで、首回りぐるぐると巻きつけても、チクチク感がなく、快適な着用感になっています。また、ウールならではの保温性があり首元を暖かく保ってくれるので、肌寒い日に首元が開いたお洋服を選びたいときは持っていると安心です。

程よいボリュームとチェック柄がコーディネートのアクセントにもなり、おしゃれが好きな男性にも女性にも喜ばれるショールですので、プレゼントとしてもぜひお選びください。上質さと丈夫さ、使いやすさを備えたショールの柄は3種類ご用意。深みのある色の掛け合いが、洋服にニュアンスを作る巻物としても楽しめます。誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントに、母の日や父の日のプレゼントにもおすすめです。

織物の産地、山梨から

HADACHU ORIMONO（羽田忠織物）は、昭和10年に傘や風呂敷の布地を織るメーカーとして創業しました。着物の裏地などに多く使われた甲斐絹（かいき）の一大織物産地として栄えた山梨県富士吉田市は、ネクタイの生産量は日本一を誇ります。1935年に創業した羽田忠織物は、国内ではたった1軒しかなくなったネクタイの紗織りや、シルクの持つ素材感にこだわったジャカード織りを中心に産地の職人と新しい生地の開発に日々取り組んできました。元々はメーカーからの依頼で、スーツに似合うネクタイを作ってきたHADACHU ORIMONO（羽田忠織物）ですが、光沢のあるネクタイは、プライベートシーンではフォーマル過ぎる。遊び心があり、気張らずに締められるネクタイが欲しいという想いが生まれます。そうして、オリジナル商品を企画するに至ったのです。

現在は、ネクタイだけでなく、ストールなどの女性向けのアイテムも多数展開しています。旦那さんや恋人への贈り物として選びやすいアイテムが多く、選ぶ時は何をセレクトすれば良いのか頭を悩ませてしまうものですが、普段、本人が選ばないようなテイストの色、柄を選んでみるのも良いですね。