ずっと使いたいモノ、置いてます。

日々の変化を楽しむトレー

上品な佇まいはそのままに、時間と共に表情を変えていく炭谷三郎商店（スミタニサブロウショウテン）のトレー ふくろう / Owl Tray。上面中央でフクロウの顔が立体的に浮かぶユニークで斬新なデザインが印象的なこのトレーは、真鍮の経年変化を楽しみながらも末永くお使いいただけます。
小ぶりなサイズ感ですが、使いどころは多様。毎日使用するアクセサリーや小物入れとしてなど、あらゆるところで活躍できますし、オブジェとして飾っておくだけでも目を引く存在になることでしょう。

真鍮とユニークなデザインの組み合わせ

使用している真鍮は錆びにくく、硬くて耐久性にも優れた長く使い続けられる素材です。使い初めに放つ金属特有のきらりとした輝きも素敵ですが、使うほどに味のある色合いへと変化するのも真鍮製品の醍醐味。無塗装のこのトレーは道具としての役割だけではなく、真鍮そのものの経年変化を楽しむために作られたものだと伺えます。変化の仕方は環境や扱い方によって異なり、年月が経つにつれて唯一無二の表情を見せますので、自然と愛着も生まれるはず。
また、長く愛用できる丈夫さがありながら、デザイナーや職人たちの想いが直接伝わるような温もりある質感も魅力の一つです。上面は凹凸の程よい肌触りから素朴で優しい表情が感じられるのに対し、鏡面仕上げした裏側はツルッとした質感で鋳物の重厚感をより味わいやすくなっています。

トレー ふくろう / Owl Trayは、「不苦労」といわれ縁起の良い動物とされているフクロウがモチーフ。良い運気を入れるために玄関の靴箱の上に置いて鍵入れとして活用するのも素敵です。また、金運・商売繁盛のご利益もあるといわれていますので、仕事で使うデスクの上に置いて付箋や印鑑などの小物入れとして活用するのもおすすめです。また、玄関での鍵やドレッサーで外したアクセサリーのトレイとしてもお使いください。

暮らしの道具として使うほどに味わいを増すトレー ふくろう / Owl Trayは、焼き物やクラフトものが好きな人におすすめです。男女問わずご使用いただけるデザインですので、引っ越し祝いや誕生日プレゼント、父の日や母の日のプレゼントとしても最適。大切に味わいを育てていただきたいトレーです。

工芸は素材を抜きに語ることはできない

デザインを手掛けたのは、日本クラフト協会理事長を務めるなど、デザインの普及につとめ地方産業と提携し新商品の開発も行ってきた馬場忠寛氏。機能面に優れた伝統的手技と先端技術で、生活文化の向上や新しい関係を構築することを心がけながら南部鉄器のデザインにも長く取り組まれ、作品の多くは1970年代に誕生しています。現在、当時と変わらぬ方法で再び製造され、馬場氏のユニークでモダンなデザインが現代の生活にマッチしています。
このトレーの縁を見ると歪ででこぼこしていますが、だからこそ人の手でつくった温かさがより鮮明に感じられる作品になっているのだと思います。

｢くらし｣を提案できる商品

伝統的な製法で日本の道具や模様を大切にしながらも、身近な動植物をデザインに取り入れて、ユニークでモダンなものづくりを行う炭谷三郎商店（スミタニサブロウショウテン）。クラフトデザイナー・作家と共に企画・制作し、和の道具にとどまらないインテリア性の高いアイテムたちは、老若男女問わず世界中の人から愛されています。
また、使い続けることで味わいが深まるものを作り出すことに力を入れているブランドでもあり、使用する素材や加工方法にもそのこだわりが感じられます。

そんな道具たちを生み出せるのは、使い易さや便利さだけでなく、使う人が「楽しい」と思えるかということに重きを置いているから。炭谷三郎商店（スミタニサブロウショウテン）は、美術工芸品や金属クラフトを通じて、心と暮らしが豊かになるような暮らしの道具を提案し続けています。