裏地の落ち着きある色合いが魅力的なチェック柄と、その光沢感が上品さを印象付ける晴雨兼用 長傘 Plaid。表は無地、裏はチェック柄になるように生地を二重に織り上げ、表地からも裏地のチェック柄がうっすらと透けて見え、持ち歩くのが楽しくなる晴雨兼用の長傘です。ファッション性の高いデザインに、どのような洋服にも馴染む色合いと綺麗なシルエット、そしてシングル織の軽量さが魅力的で、通勤時やお出かけのときなど、たくさんの場面で使いたくなります。
機能も、美しさも
伝統ある甲州織の生地を使用した、晴雨兼用 長傘 Plaid。甲州(山梨県)で織られた先染めの高級織物で、西陣織と並び称されるほど、高い品質と美しさを誇る生地です。高密度かつ均一に織り上げることで、光沢感のある奥深い色合いと、上品で重厚感のある質感を実現しています。経糸に双糸(撚り合わせた糸)・緯糸に単糸(一本の糸)を使用する特殊な織り方は他にはない甲州織物の特徴で、貴重な生地とされています。これに加工を施し、高級感がありながら、高い耐水性と耐久性も兼ね備えた傘に仕上がります。さらに、大変希少な小幅の織機で織られているので、生地の端にはミシン目がなく、ほつれにくいため長くご愛用いただけます。
親骨には飛行機の部品などにも使われている硬く軽量なカーボンを使用しています。錆びの発生もありませんので安心です。持ち手は、綺麗な木目が特徴のホワイトアッシュを使用しています。北米で生育された耐久性に優れた木材で、こちらの持ち手は白い色調のホワイトアッシュにブラウンの塗装が施されています。
また、長傘には特別な職人技が施されています。ろくろ(傘を開くときに押し上げる部分)を丁寧に包んで指を保護するろくろ巻きや、ダボ(骨のつなぎ部分)を生地で保護するダボ巻きなど、今はほとんど見られない手間のかかる仕様は高級品のみに施される職人技です。
魅力的なデザインと高い機能性から、きっと毎日のように持ち歩きたくなる、あなたにとっての、お気に入りの1本になりそうです。女性へのお誕生日プレゼントや、母の日のギフトにも喜んでいただけるのではないでしょうか。
洋傘一筋、真摯なものづくり
1930年、洋傘・ショールのメーカーとして東京でスタートした小宮商店が展開するブランド、KOMIYA(コミヤ)。創業以来今日まで洋傘一筋、日本にはもうごくわずかになった国産の傘を作り続けています。当時日本の庶民が使う傘と言えば、竹の骨組みに和紙を貼り油を塗った「番傘」が一般的で、 鉄製の骨に絹や綿などの生地を張った「洋傘」は一部の限られた層しか持つことのできない高級装飾品でした。小宮商店はそんな中で、自身の出身地である山梨の甲州織を使った洋傘の製作を始めました。甲州織とは傘やネクタイの生地など、細番手を得意とする「甲州産地」で生産される生地で、古くは「甲斐絹(かいき)」とも呼ばれた歴史と伝統のある織物です。
その後しばらくして、日本は戦争の時代へ突入。 小宮商店でも店舗兼自宅が空襲で焼けたり、物資統制で思うように物が作れなかったりと幾多の困難に見舞われましたが、戦後は焼け野原の中で東日本橋に店舗を再建し、ゼロからの出発で復興に向かいます。昭和30~40年代、日本は傘の生産量・消費量・輸出量ともに世界一を誇っていました。 小宮商店のある東日本橋界隈だけでも70以上の傘屋が軒を連ね、そこには大勢の傘職人がおり、業界中が活気に満ち溢れてました。その後オイルショックやバブルの崩壊を迎え、 傘業界は多くの会社が人件費の安い中国などアジア諸国に製造の主軸を移すことに。活躍の場がなくなった日本の傘職人は多くが廃業に追い込まれ、あれだけあった傘屋も価格破壊が起きたために次々に倒産。今では日本製の傘を作っている傘屋は都内でもわずか数軒に。小宮商店はそんな世間の荒波の中で揉まれながらも、今も傘屋を続けることができています。
どのような時代にあっても 「自社で(自分たちの目の届く範囲で)良質な物を作る」という創業以来の伝統を守り続けて品質を守り、お客様のご要望へ真摯に誠意に相対して信頼を得てきたこと。 常に現状に満足せず、激しい雨に負けない丈夫さや強まる紫外線への対策など、新しい改革的な技術を織り交ぜてきました。そんな歴史背景の中で、守り続けられてきたKOMIYA(コミヤ)の傘。日本製の傘は確かに高価ですが、伝統的な生地や技法を用いた、日本の熟練職人ならではの丁寧な手仕事が感じられる、ずっと使っていたくなる「一生もの」の傘。そんなKOMIYA(コミヤ)の傘と一緒に、雨の街を歩いてみませんか?
サイズ | 開傘時 直径:約103cm
親骨の長さ:約60cm 全長:約88cm 60cm 8本骨サイズ |
重量 | 約358g |
素材 | ポリエステル100%(甲州織)
持ち手:ホワイトアッシュ |
生産国 | 日本 |
小宮商店が創業した昭和初期は、日本の庶民が使う傘と言えば、竹の骨組みに和紙を貼り油を塗った「番傘」が一般的で、 鉄製の骨に絹や綿などの生地を張った「洋傘」は一部の限られた層しか持つことのできない高級装飾品でした。創業者・小宮宝将はそんな中で、自身の出身地である山梨の甲州織を使った洋傘の製作を始めました。これがKOMIYA(コミヤ)の傘の原型です。その後、常に現状に満足せず、新しい改革的な技術を織り交ぜてきました。そんな歴史背景の中で、守り続けられてきたKOMIYA(コミヤ)の傘。「品質、信頼、改革」というキーワードのもと、日本の熟練職人ならではの丁寧な手仕事が感じられる、ずっと使っていたくなる「一生もの」の傘を生み出し続けています。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
---|---|---|---|---|
|
¥30,800(税込) |
△
残り1点 |
||
|
¥30,800(税込) |
△
残り1点 |
カートに追加されました
¥17,600〜(税込)
¥29,700(税込)
¥18,700(税込)
¥14,300(税込)
¥13,200〜(税込)
¥17,600〜(税込)
¥19,800(税込)
¥14,300(税込)
¥13,200(税込)
¥13,200(税込)
¥14,300(税込)
¥22,000(税込)
¥7,334(税込)
¥27,500(税込)
¥8,800(税込)
¥22,000(税込)