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トラディショナルなトートバッグ

カジュアルなコットン素材のトートバッグながらも、無駄の無いミニマルなデザインは、どこか落ち着いた大人の雰囲気。今回ご紹介するのは、狩猟や釣りのためのゲームバッグの製作から始まった、イギリスの老舗ブランド、Brady（ブレディー）のトートバッグ TAMAR SMALLです。コットンツイルの上品な光沢感や高いデザイン性に加え、耐久性のあるレザーパーツに、防水効果のあるオリジナルの生地を使うなど、機能面にもBrady（ブレディー）ならではのこだわりが詰まっています。

1887年創業のイギリスの伝統ある老舗ブランド、Brady（ブレディー）。彼らが作るバッグはその機能性・デザイン性の高さからアウトドアバッグ、タウンユースバッグの代表ブランドとして今では世界中で愛用されているブランドです。130年以上もの間、創業当時の伝統的な手法を受け継いで、20人ほどの職人が今でも手作業で製作しており、妥協しないものづくりの姿勢からはバッグに対する想いを感じることができます。

ゲームバッグから生まれた、高い機能とデザイン性

トートバッグ TAMAR SMALLに使われている生地は、Brady（ブレディー）オリジナルの、丈夫で防水加工も施された「DRILL DROP」という生地。コットン生地の間にポリウレタンシートを挟むことで、雨などの水を通さないようになっており、防汚性にも優れたつくりになっています。この生地はハンティングバッグを製造していた時に、水鳥や川魚などの獲物を入れても良いように開発されたもので、ゲームバッグを長年作ってきたブランドだからこそ作り出せた生地なのです。

持ち手などには強度と耐久性の高い「ブライドルレザー」を使用しており、このレザー特有のブルームが使い込むうちに徐々に艶やかで綺麗な光沢感を生み出し、より特別感のある質感へと変えてくれます。さらにそのレザーにダブルステッチを入れることで、見た目が愛らしさはもちろんパーツの耐久性を高めています。

トートバッグ TAMAR SMALLは、開口部が大きく開き、さらに高さもあるため荷物を入れやすいつくり。愛らしさもある丸底の形はあらゆるシーンで使いやすく、さらに安定感もあるので、お弁当箱やボトルを入れて通勤のバッグとして、休日のお出かけ用にと出番の多いバッグになりそうです。Brady（ブレディー）のトラディショナルなバッグは、何年も使い続けたくなるデザイン性と、経年変化を楽しむことができる、使えば使う程に愛着が増すバッグになってくれます。

受け継がれるものづくりの想い

1887年、John & Albert Brady兄弟が、当時スポーツガン取引の中心になりつつあったイギリス・バーミンガムのプライス街にて、銃のレザーケースを製造・販売したことから始まったバッグメーカーBrady（ブレディー）。イギリスでは銃ケースやフィッシングバッグをキッカケに一躍評判となり、1920年からビジネスをスタートしたアメリカでは、レザーバッグの一流ブランドとしての確固たる地位を築きました。
1960 年代からは、アメリカ・日本・フランス・スウェーデン・南アフリカ・イタリアなど世界各国で多くのファンを作り、ファッションアイテムとしてはもちろんのこと、釣りやシューティング等の専門的用途の他、新聞記者や写真家が重い機材を運ぶのにも重宝され、アウトドアバッグの原型を作ったとされるブランドです。
流行に捉われない普遍的なデザインだけでなく、Brady（ブレディー）は、長年にわたって養われてきた経験と技術によって創業当時から変わらない「品質」「機能」「耐久性」に優れたものづくりを行っています。そのこだわりは、130年以上が経った現在でも、20人ほどの職人によって守られています。