技術によって広がる豊かな世界に魅せられ、注ぎ飲むものは格別な味わいとなる切子。繊細な柄を連続して刻む難しさ、技術継承されている数の少なさもあり、いま手にするだけでも尊さを感じる日本のものづくりの一つです。
また、息をするように日々作り続けた職人の努力の結晶がこの絵柄になっているのだと思うと、ガラス製品に体温のような温もりを感じ、貴重になっていくものづくりに歩み寄り、大事にしたいと思わずにはいられません。
職人の手仕事によって生み出される繊細な文様と、光の反射によって増す輝きで見るものを魅了する江戸切子。明治時代、殖産興業政策の一環として国をあげての取り組みが始まったことで発展を遂げた江戸切子は、大正から昭和初期にかけては食器だけでなく日用品や照明にも用いられるようになり、高級品として一大隆盛期を迎えました。その後、カットグラス加工の機械化・量産化が進んだことで衰退の危機に陥りますが、そうした中でも伝統は絶えることなく現代まで職人によって受け継がれています。
今回ご紹介する、木本硝子(キモトガラス)の江戸切子グラスは、伝統工芸士・大場和十志とのコラボレーションによるモダンな江戸切子シリーズのひとつ。現代の暮らしにフィットするよう考え抜かれたカットデザインで、日々の晩酌を粋なものへと一変させる存在として暮らしを彩ります。
手仕事の繊細さと温かみ
透明なソーダガラスに、切子細工が施された木本硝子(キモトガラス)の江戸切子グラス。華やかなイメージのある江戸切子とはまた違った柔らかく落ち着いた印象のグラスです。この他に類を見ない淡い色合いは、硝子生地を海外硝子工場にて別注したのもの。軽やかで透明感のある質感が空間にすっと溶け込みます。
飲み口は少しすぼまった開花直前の花を思わせるような美しいフォルム。持ちやすさや洗いやすさといった使い心地にもこだわりも光ります。手にしっくり馴染むため、気づけば毎日使ってしまうかもしれません。デザインは、大胆に刻まれた直線と小刻みな点点模様が刻まれたDOTS。これみよがしの華美さではなく清らかな美しさを放つグラスで、職人の手仕事を肌で感じることのできる逸品です。
また、こちらの江戸切子グラスは上品な桐箱に入っておりますので、お酒好きのお父さんへの贈り物や、外国の方へのお土産としてもきっと喜ばれます。丁寧で繊細な職人技が込められた江戸切子は、ずっと長く愛用されるものとなりそうです。
伝統を生かし、未来を築く
昭和6年(1931年)に東京浅草で創業以来80年間、江戸切子を始めとする硝子食器一筋で事業を営んできた木本硝子(キモトガラス)。カットグラス加工の機械化・量産化が進み、低価格の輸入品が氾濫したことで多くのメーカーや工場が廃業や撤退を余儀なくされる中、問屋という立場で80年以上マーケットの動向を見つめ続け培われた「市場を見極める力」を活かし、職人やデザイナーたちと共同でものづくりを行っています。
「日本人の心の宿る江戸切子」。その伝統を守り、そして進化させることをミッションに据え、出来上がった製品を右から左へと流すのではなく積極的にものづくりに関わっていくことで生まれる木本硝子(キモトガラス)のグラスウェア。硝子製品に求めるものは何か、いまを生きる人々に親しまれる硝子製品には何が必要なのかを考え誕生する製品は、現代的で暮らしに馴染むデザインで空間、そして生活を彩ります。
MERMAID | 直径約9×高さ10(cm)
容量420ml |
DOTS | 直径約8×高さ9(cm)
容量270ml |
重量 | MERMAID:約216g
DOTS:約198g |
素材 | ソーダガラス |
生産国 | 生地:中国
江戸切子:日本 |
箱有無 | 有 |
対応機器 | 電子レンジ:×
食器洗浄機:× オーブン:× |
昭和6年(1931年)に東京浅草で創業以来80年間、江戸切子を始めとする硝子食器一筋で事業を営んできた木本硝子(キモトガラス)。カットグラス加工の機械化・量産化が進み、低価格の輸入品が氾濫したことで多くのメーカーや工場が廃業や撤退を余儀なくされる中、問屋という立場で80年以上マーケットの動向を見つめ続け培われた「市場を見極める力」を活かし、職人やデザイナーたちと共同でものづくりを行っています。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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¥8,800(税込) |
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残り2点 |
カートに追加されました
¥8,800(税込)
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