ずっと使いたいモノ、置いてます。

伝統的製法と履きやすさ

一枚の革で仕立てられたアッパーが、シンプルなのに目をひくデザイン。サンダルほどカジュアルに振り切らず、パンプスほどフォーマルではない、絶妙なバランスは、ハンドメイドだから成し得る形。革の美しさと、丁寧な手仕事、双方が魅力を引き立たせ合う一足です。

繊細な手仕事を思わせる

コンフォートな天然クレープソールが人気のSECCHIARI MICHELE（セキアリ ミッケーレ）のファクトリーの中で、少し趣を変えた別レーベルのPunto Pigro（プント ピグロ）。SECCHIARI MICHELEはファクトリーのオーナーの名前で、ブランドとしてはPunt Pigroのラインも、既に各国で定評があります。

こちらのオープントゥシューズ BROWNは、つま先の見えるオープントゥシューズ。足全体をくるりと革で包むような形のアッパーが珍しいデザインです。シンプルな一枚革のオープントゥシューズからは、ハンドメイドならではの温かみが感じられると同時に、素材の美しさも見て取れます。アウトソールにはVibramソールが採用され、見た目だけではない履きやすさも重視されたサンダルは、軽やかな足元がぴったりな春夏に活躍してくれます。装飾が削ぎ落とされシンプルを極めたデザインは、ゆったりとしたワイドパンツとあわせてリラックスしたコーディネートにも、ロング丈のスカートとあわせて優しい女性的なコーディネートにも馴染みます。つま先が見えるので、ネイルカラーによっても印象ががらりと変わります。レザーシューズのようなきちんと感もありながら、それでいて涼し気なオープントゥシューズ。ネイルカラーも映え、全体を洗練された雰囲気にまとめてくれるBROWNは合わせやすく重宝します。

伝統のSan Crispino製法

オープントゥシューズ BLACKはSan Crispino（サンクリスピーノ）製法で作られたもの。職人さんがソール、インソール、アッパーそれぞれ同一のポジションで対称的に穴をあけ、一緒に縫いまとめていく製法です。軽量で柔軟、快適な履き心地を実現したこの製法は、Punto Pigro（プント ピグロ）母体のブランド、SECCHIARI MICHELE（セキアリ ミッケーレ）のブランドがはじまる前からある伝統的なもので、今日に至るまで大切に受け継がれてきました。手のかかる製法だからこそ、美しく、履き心地が良い。さらに使用されてるのは天然のエコ素材。履く人にとっても、自然にとっても優しいシューズです。

他では得られない履き心地

イタリア共和国中部のアドリア海沿岸に豊かな田園風景が広がるマルケ州は、これまで多くの皮革シューズブランドを生み、そこには良き伝統と高い品質を守るアルチザンの精神が息づいています。
そのマルケ州に位置する緑豊かな丘陵地帯の小さな街、モンテグラナーロの細い坂道を上がり、辿り着いた住宅街にSecchiari Familyの工房があります。

リアルクレープソールと呼ばれる、彼らが独自に開発したクレープソールは、ゴムの木から採れる天然ゴムから作られています。他のものとは履き心地に格段の違いがあります。
クッション性が高く、独自の波状模様による安定のグリップ力と優れた柔軟性を特徴としたソール。柔らかいのにコシがある格別の履き心地。昔ながらのハンドメイドにこだわった、職人の技が織りなす履き心地を堪能できます。