唐子絵は、中国の唐時代の子どもたちを描いたものを指し、楽しそうに遊ぶ姿から連想し、子孫繁栄、不老長寿を願う縁起柄とされています。その昔は、主に献上品の器に描かれたもので、朝廷に贈るものには7人、大名家には5人、武士や一般には3人と決められていたそうです。そしてその唐子の表情は、絵師によって個性が発揮されていたものだそうですが、宮本泰山堂の描く唐子は、ふんわりと優しい表情でどこか素朴絵のようにほっこりさせてくれる絵付。
ファンシーなキャラクターの絵柄でもないのにこうした気分になるのは画力のなせる技。その上、ゆるゆると踊っているような雰囲気もありつつとても上品な配色だったり、縁に組紐のような絵柄が丁寧に描かれたお皿です。
お皿の形、木瓜(もっこう)型は日本の家紋の一つで、こちらもまた鳥の巣の形に似ていることから子孫繁栄を意味する形として、時代の大名たちに愛されたものです。縁起の良いものを掛け合わせたお皿を普段から使うことで、食卓を明るく賑わせてくれます。
料理が映える
プロの料理人が好む器をイメージして制作されたというこちらの器は、どれも「今日はおうちで良(料)亭宴会」気分を楽しめます。普段の食事もちょっとプレミアム気分に、自宅で楽しめるお取寄グルメや旬の食材を堪能するにも、料理映えすること間違いない器です。
九谷焼の魅力
開業明治42年(1909年)の宮本泰山堂(みやもとたいざんどう)。泰山窯は、石川県小松の地で、古九谷の本流伝統と言われる色絵磁器を中心に「伝統とモダンの融合」「何よりも楽しんで使える器」とテーマとした作陶を行っています。創業当時は九谷焼商店だったそうですが、3代に渡って泰山堂が受け継がれてきた中で、「使って楽しい器とは?」「毎日の食卓に載せたい器」を求めた結果、泰山堂はオリジナルの器づくりを行う作陶工房へと姿を変えたのだそう。
九谷特有のふっくらと厚く盛り上がる青(緑)、紫、紺青、黄の上絵付にこだわりながら、「伝統とモダン」、「楽しんで使える器」の2つを職人技で形にし、使いやすい絵柄にまとめ、日常の食卓へ送り出しています。
九谷焼きは江戸時代、加賀藩主前田家が陶土を発見し、磁器の製作を始め、その後、肥前有田で陶磁器の技術を学び、お茶を楽しむための器などへと広がったと言われる日本の伝統工芸です。白く澄んだ素地に様々な文様を添えて食器として使いやすく目も楽しませてくれるのがその特長で、磁器の硬いガラス質素材の白地に映える色絵が魅力です。
一般に、九谷焼は五彩(青・黄・紺青・紫・赤)で表現しますが、宮本泰山堂(みやもとたいざんどう)は、生地の白色も一色と数え、「六彩」での絵付けにこだわります。そんな余白を活かしたモダンデザインは、現代のライフスタイルの中で生きる器になっていくのです。
サイズ | 幅約×奥行×高さ(cm) |
重量(1箱総重量) | 約290g |
素材 | 磁器 |
製造国 | 日本 |
箱有無 | 有 |
「伝統とモダンの融合」「何よりも楽しんで使える器」をテーマとした作陶を行う宮本泰山堂(みやもとたいざんどう)。泰山窯は石川県小松の地で生まれ、創業当時は古九谷の本流伝統と言われる色絵磁器の製造を中心とした九谷焼商店だったそうですが、3代に渡って泰山堂が受け継がれていく中で、「使って楽しい器とは?」「毎日の食卓に載せたい器」を求めた結果、泰山堂オリジナルの器づくりを行う作陶工房へと姿を変えたのです。
モダンなデザインに、見る人をほっとさせる絵付けは九谷焼ならではの魅力。九谷焼の特徴でもある五彩(青・黄・紺青・紫・赤)に加え、宮本泰山堂(みやもとたいざんどう)は、生地の白色も一色と数え、「六彩」での絵付けにこだわり、食卓に柔らかな彩りを添える製品を生み出しています。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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¥3,190(税込) |
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