ずっと使いたいモノ、置いてます。

これ1つで身軽にお出掛け

ポップなデザインに、思わず手で触れてみたくなるようなニットの素材感。TRICOTE（トリコテ）が手がけるのは、持つ人の心がウキウキと跳ねるような、そんな明るいテイストのアイテムです。「モノ」が空間や装いを彩るというのは一つの事実ですが、それが人の心までも彩るというのも、また一つの真実でもあります。



ご紹介するのは、キャッシュレスが浸透した現代にマッチしたTRICOTE（トリコテ）のスマホショルダー。スマートフォンケース＋ストラップ＋財布がセットになっており、最低限のものだけ持ち歩きたい時に便利なショルダーバッグです。

交差して結ぶマクラメ編み

スマートフォンとお財布やカードなどの貴重品が一つにまとまる、スマホショルダー MACRAME COMBI SMARTPHONE SHOULDER。その特徴は何と言ってもマクラメ編みです。マクラメ編みとは紐や糸を手で編み、結び目を作ることで模様を生み出していく技法のこと。 語源となっているのはアラビア語の「ムクラム」という「交差して結ぶ」という意味の言葉だそう。 職人によってひとつひとつ丁寧に編み上げられており、手編みならではのぬくもりが感じられます。

そんなマクラメ編みのスマホケースとストラップに、ニット素材のミニウォレットを組み合わせたのが、このスマホショルダー。ミニウォレットは開け閉めのしやすいL字型で、中には仕切りがついているため、カードや二つ折りにしたお札、小銭の仕分けも可能。ストラップから取り外しができますので、ミニウォレットだけ別にして使用することもできます。

スマホの定位置に

たくさん荷物を持ち歩いていると、いざというときにスマートフォンをどこに入れたかが分からず慌ててしまうこともありますが、ショルダーバッグとして分けて持っておくとそんな心配も必要ありません。いろいろなところを歩き回ったり、たくさん写真を撮ることが多い旅行でも重宝します。また外出先だけではなく、家の中でも常にそばに置いておきたいことも多いため、オフィスや家で使うのもおすすめですよ。いつもスマートフォンをどこかに置いておいてしまうお母さんへの母の日のギフトにもおすすめです。

人の心までも彩る、ライフスタイルブランド

TRICOTEは架空の部屋をイメージし、暮らしを彩るアイテムを提案するライフスタイルブランド。元々代表である魚谷氏は靴下などのニット生地の開発に携わっていたのですが、そこから「もっと生活の中にニットというファブリックを取り入れたい」という思いが膨らみ、編み地の技術力やデザインを更に研究することに。そしてオリジナルで開発したい気持ちが高まり、このブランドをスタートするに至ったのだとか。

TRICOTEが提案するのは、一本の糸から広がる可能性をテキスタイルに込め、日々の暮らしがより楽しくなるような、彩りあふれるアイテム。新しい機械にはできない風合い、残り少ない希少な織機を大切に、40年前からずっと使われている織機ならではの技術にもこだわって、様々なニットアイテムを制作しています。アイテムに合わせたニットの編機を使い、ストール・ソックス・ウエア・バッグ・帽子、さらに暮らしを彩る雑貨アイテム等、発信されるアイテムは多岐に渡ります。例えば、TRICOTEが手がけるストールの製造に使われるのは、40年前から使われているイギリス、ベントレー社製のジャガード機。紙データしか読み込むことができない織り機ですが、年代物の織り機でないと出せない風合いを生かすために、デジタルデータを読み込むことができるようわざわざ改造して使うなど、新しい機械では出来ないオリジナルの生地が編み上げることへのこだわりを感じさせます。あるいは、テープやフリンジを作っているクロセットレース機という機械を用いてオリジナルの紐を作ったり、手袋を編むためには形と絵柄のバランスを良くするためにあえて現代の編機を採用したり…。このように、糸の種類・編みの種類を組み合わせることでテキスタイルが無限に広がるという、技術とデザインの掛け合わせによって生まれるユニークなものづくりが特徴です。