自然が描き出した杉の独特なグラデーションやコントラスト、その一つ一つが唯一無二の個性を持つ「Blanc Pa」の器。秋田県北部の大館で創業以来曲げわっぱを作り続けてきた大館工芸社(おおたてこうげいしゃ)が、縮み率が大きく、腐りやすいため工芸品に使うのが難しいとされる木のシラタ(年輪の外側で白く若い部分)を活かすために試行錯誤の末に生み出したシリーズです。
「Blanc Pa(ブランパ)」のBlancは、フランス語で「白」という意味。シラタ部分を活用して作り上げられたこれらの器には、「白」への特別な想いが込められています。
毎日の食卓に
北東北の気候風土が長い年月をかけて育んだ木の温もりと、杉の本来の個性と美しさを実感できる「Blanc Pa/Dish」。眺めているだけで楽しめる美しさはもちろんのこと、使い勝手の良さも自慢です。ウレタン塗装が施されているため、ソースなどの水気や油分の多い料理も大丈夫。パスタや丼もの、煮物まで、幅広い用途でお使いいただけます。
サイズはSとMの2種類をご用意しました。Sサイズは、一人用の盛り皿や、ちょっとしたおつまみをのせるのにちょうど良いサイズ感。Mサイズは、チーズやハムなどのおつまみや、刺身や惣菜など、盛り付け皿としてちょうど良い大きさです。和洋問わず、食卓をいつもより少し贅沢に演出してくれますし、驚くほど軽くふわりと持ち上がるので、毎日の食卓でストレスなくご使用いただけますよ。そして収納面でも良さを実感できるのがBlanc Pa/Oval Dish。どちらのサイズもスタッキングが可能で、重ねて収納いただけます。
また、食べ物を盛り付けてお使いいただくのはもちろんですが、ペンや付箋、クリップなど、机上で散らばりやすい道具をすっきりとまとめてくれる小物入れとして、またアクセサリー等を見せて収納する使い方もおすすめです。
簡単な手入れひとつで一生もの
曲げわっぱは、杉を煮る、曲げる、綴じる、縫うの工程を、職人が一つ一つ丁寧に仕上げていきます。シンプルでありながら、丁寧に作られた曲げもの。よく研かれた杉の木地の触り心地は、時間が経ってもすべすべのなめらかさ。自然が生み出す素材というのは、これほども生活に馴染むものかと感じます。扱いにくいイメージが先行してしまいがちな曲げわっぱですが、それは使い方を守るだけで「扱いにくい道具」から「便利で豊かな道具」に変わります。
また、殺菌効果を持っていることも秋田杉の特徴の一つで、表面がしっかりコーティングしてあるので、汁気のあるものが染みたり、ご飯粒がこびりついたままになったりすることもなく、清潔に保つことができます。後片付けは、スポンジを使ってぬるま湯で汚れをおとし、その後に熱湯をかける。後は水分を拭き取り上向きに乾燥させます。わっぱの底に風が通るように小さなコップに立掛けるのもいいでしょう。カラカラに乾かしてからしまう事が長く使う秘訣です。注意することは、日光に直接当てないこと。急激な温度変化で割れてしまうこともあるそうです。基本のお手入れさえ抑えれば、長く暮らしに寄り添ってくれる道具になりますので、経年変化による色の変化も楽しみながら愛用いただけると嬉しいです。
自然の力を生かした伝統工芸品
厳しい冬に耐えた秋田杉は美しい光沢があり、それを曲げて作る曲げわっぱは、精巧で長年狂いが出ないと言われています。樹齢150~200年の天然秋田杉を用いて作られる曲げわっぱは、耐久性の良さはもちろん、“夏は保冷、冬は保温”と、自然の力を最大限に活かした秋田の伝統工芸品です。秋田杉が、まるで呼吸するかの様にご飯の水分を吸い、湿気をほどよく保つ事で、わっぱに詰められたご飯は格段の美味しさになります。
曲げわっぱの歴史は古く、奈良時代まで遡ると言われています。その昔、木こりが杉の生木を曲げ、桜皮で縫い止めた弁当箱を作ったのが始まりだと言われています。 大館曲げわっぱの生産が盛んになったのは、今から約400年前。昭和55年には、国の伝統工芸品指定を受けています。日本各地に様々な曲げ物がありますが、その中でも伝統工芸品と指定されているのは大館曲げわっぱのみであり、その優れた技術を評価されています。
サイズ | S:幅約20×高さ約3×奥行き約9(cm)
M:幅約25×高さ約3×奥行き約9(cm) |
容量 | S:約330ml
M:約420ml |
重量 | S:約60g
M:約80g |
素材 | 秋田杉/艶消ウレタン仕上げ |
生産国 | 日本 |
箱有無 | 有 |
対応機器 | 電子レンジ:×
食器洗浄機:× オーブン:× |
伝統工芸品である曲げわっぱの歴史は、奈良時代までさかのぼるそうです。きこりが杉の木で曲げ物(容器)を作ったのが始まりと言われています。
藩政時代に大館城主佐竹西家が、領内の豊富な秋田杉に着目し、武士の内職として推奨しました。農民には年貢米の供出代替として、山から城下まで原木を運搬させたといいます。
製品は酒田・新潟・関東などへ運ばれ、江戸時代末期から近代にかけて職人たちが技法を受け継いできました。
弾力性に富み美しい木目を特徴とする天然秋田杉を薄く剥いで、熱湯につけて柔らかくして曲げ加工を施し、山桜の皮で縫い止めをして完成する曲げわっぱ。
昔から愛用され続け、最近では、自然志向の人々の注目も集め、幅広い世代に大切に使われています。
生活の道具として伝わった伝統の技術を今に伝えるべく、現代の日常生活にも提案し続け、使い続けられる大館曲げわっぱは、昭和55年国の伝統工芸品として指定を受けています。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
---|---|---|---|---|
|
¥8,030(税込) |
◯
|
||
|
¥9,350(税込) |
△
残り1点 |
カートに追加されました
¥10,010〜(税込)
¥6,600〜(税込)
¥8,250〜(税込)
¥10,450〜(税込)
¥9,350〜(税込)
¥14,300〜(税込)
¥14,300(税込)
¥12,100(税込)
¥13,200(税込)
¥6,600(税込)
¥3,300(税込)
¥8,800(税込)
¥3,850〜(税込)
¥3,520〜(税込)
¥12,100(税込)
¥6,600(税込)
¥14,520(税込)
¥6,380(税込)
¥5,500〜(税込)
¥5,500〜(税込)
¥8,580〜(税込)
¥4,400〜(税込)
¥9,350(税込)
¥22,770(税込)
¥5,500(税込)
¥12,100〜(税込)
¥1,540〜(税込)