ずっと使いたいモノ、置いてます。

四季折々を楽しむ

人目につく場所に置いておきたくなる真竹六ツ目カゴ、大中小の3個セット。本来であれば隠しておきたいものでも、このカゴの中に入れるとインテリアに変わってしまうので不思議です。和の雰囲気がありながらも古さは感じさせない、今の暮らしに馴染む収納セットです。

これぞ日本の暮らし

野菜や果物の保管、茶器入れ、菓子入れなどに多用途で使える真竹で編んだ六ツ目カゴ。六ツ目という大きな編み目で、柔らかく丈夫に編まれることからこの名前がついています。水に強く通気性が良い竹の性質を生かし、水切りなど水洗いなどの台所仕事用にも便利な竹のかごです。底面には「力竹」が三角に入って補強の役割をしていますので、多少重みのある文房具や工具、裁縫道具などの小物入れにもおすすめです。

真竹六ツ目カゴ3個セットは3つのサイズのセット。使わない時は入れ子にして保管することも可能です。普段皿や机に直置きの柿、みかんなどの季節の果物も真竹六ツ目カゴに入れると風情があり、おいしさもひとしお。昔懐かし、日本の暮らしを思い起こす、真竹六ツ目カゴ3個セットです。

暮らしに根付いた道具を知る

同じ用途でも、異なる素材、異なる形や編み目。日本全国、世界各地のかごから、その地域の特徴や根付いた暮らし、人々の性格までもが垣間見れるようなかご製品は高価な伝統工芸とは異なり、身近な歴史と技術も知る機会にもなります。現代のオートメーション化されて作られる完璧なプラスチックやステンレス製品にはないぬくもりと、どれもが一点もののように素材の個性や手仕事の跡が残ります。素材の採取にも一苦労がかかる天然素材ですので、完成した製品の小さな割れやちぎれ、ねじれなど道具として使用上問題ないものは、手作りのものとして理解いただき手仕事を味わっていただければと思います。

江戸時代の頃から武家の内職でかごやざる作りが始まったと言われている宮城の竹細工は、地域に自生していた篠竹を暮らしの道具や業務用に作られてきましたが、現在その職人さんもわずかとなっている貴重なものづくり。プラスチック製品にない、使い続ける楽しみや職人や環境についても知る機会となれば、そこに関わる人たちも嬉しいものです。