存在感のある風合いを持ちながら、ふわりと軽く、繊細なつくり。今、インドの山村で作られた製品が、世界中を虜にしています。
AVANI(アヴァニ)の製品は、ヒマラヤの麓、インド・ウッタランチャル州の山岳にある村の職人たちが、マフラーやストールなど、野生の繭玉や野草といった自然の恵みから一点、一点手作りしています。
今回、その中でご紹介できることになったのが、AVANI(アヴァニ)のシルクマフラーです。
シルクはタンパク質で出来ていて、食品へ利用されるほど安心な素材。人肌となじみがとても良いことで知られています。シルクは、汗を吸収し、外気へ放散してくれるので、ムレることがなくサラリとした使い心地、特にマフラーのような首周りに巻くものとしては最適です。
AVANI(アヴァニ)製品で利用されているシルクは、野生の繭玉から得られるワイルドシルクと呼ばれるもの。独特の光沢や肌触り、風合いについては評価されていましたが、養蚕のものに比べると糸が太く、不均一であることから、製品にしづらいランクの低いシルクとされてきました。それが近年になって、ワイルドシルクには1mmの100万分の1というナノレベルの細かな空気の管を持っていることが分かり、空気を取り込める管を持っていることで、非常に軽く、取り込んだ空気が体温により保温される機能を持つ素材として一転して高い評価を受けています。
AVANI(アヴァニ)のマフラーは、ごく薄くつくられていますが、それは軽くて、温かいワイルドシルクの良さを活かした製品だからです。
このシルクマフラーは、野蚕の代表的な存在であるしっかりしたタッサーシルクに、ウールの中でも最上級の細かく柔らかなメリノウールを合わせた遊び心ある作品です。ラックと呼ばれる昆虫から採取した天然色素とインディゴの藍色で味わいある赤色に染めています。
このシルクマフラーは二つの素材を使用しているため、表と裏では表情が違います。カジュアル、フォーマルなどリバーシブルでお楽しみください。
サイズ | ◇長さ:160~180(cm)
◇幅:24~30(cm) |
原材料 | ◇素材:タッサーシルク、メリノウール
◇染料:ラック(赤)、インディゴ(藍) |
AVANI(アヴァニ)は、ヒマラヤの麓、インド・ウッタランチャル州で山岳部に住む人々と共に「自然との共生」をテーマに活動を行うNGO。電気の通らない村への太陽光システムの導入を行っていた、ラシュミとラジュニッシュによって1996年に設立されました。
しかし電気が通っても村には仕事がなく、男性が低賃金での重労働をするために都市部に出稼ぎに行き、家族がばらばらに生活を送るという状況が続いていました。そのためAVANIは、周辺地域の電力を支えるソーラーシステムを整備する仕事と、身近にある安心な素材を使った伝統的な機織りを、村での収入源として提供しました。村の人々が定期収入を得ることで、家族が一緒に生活をできるようにすること、そして寄付やボランティアに頼らず、自立した生活を送れるようにすることを目標にプロジェクトが始まってから10年以上が経過し、村の人々の生活には活気が見られるようになっています。
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商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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ワイルドシルクのマフラー タッサーシルク&メリノウール(レッド)
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¥8,800(税込) |
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