モノトーンのデザインが目を引く掛け時計。その姿は過剰に見せつけることはせずとも、どこか存在感があります。こちらの時計は、日本を代表するプロダクトデザイナー渡辺力によってデザインされたRiki clock(リキクロック)の電波時計です。
リキスチールクロックは、1日12回、電波を受信することで誤差を自動的に修正した時間を表示します。静かに、けれど確実に時を刻むそのリキスチールクロックは、日々の生活をさりげなく支えてくれる、頼もしい存在です。時計の枠は厚みのあるスチール製で、頑丈な作りになっています。
また、大きく書かれた12のフォント、太さ、長さにメリハリのある針を使用したデザインで、渡辺力のものづくりのコンセプト表現されています。さらに白と黒のコントラストによって、すぐに何時か分かるよう計算されているので、慌ただしい朝のリビングで、玄関で、寝室で、毎日活躍してくれることでしょう。
カラーは、黒背景に白文字、白背景に黒文字の2パターン。時計の裏を返すと、デザイナーの渡辺力のサインが入っています。ご購入時には、白いしっかりとした箱に入っているので、結婚祝いや引っ越し祝いなどの贈り物にもぴったりです。使う人を選ばないモノトーンのデザインだから様々なシーンでお使い頂ける時計です。
幾度も著名な賞を受賞してきたプロダクトデザイナーの渡辺力。戦後の黎明期から時計やインテリア用品のデザインを手がけ、日本を代表するプロダクトデザイナーになりました。彼のいつの時代にも受け入れられるデザインは、シンプルな作りながらどこか新鮮です。
彼は、手がけた製品を末永く愛用してもらえるよう、シンプルかつ壊れにくい時計を生み出してきました。外見だけでない、ずっと使える製品として使う人の立場を考えて作られた彼の時計は、電波を受信する機能も兼ね備えたことで、ますますその魅力を増したといえます。
長く使えるデザインに加えて、電波時計という機能を兼ね備えた一品。リキスチールクロックとともに、毎日の生活を快適に過ごしてみませんか。
サイズ | 直径204×厚さ60(mm) |
重量 | 660g |
素材 | フレーム:スチール
ガラス ABS樹脂 |
色 | ブラック・ホワイト |
1911年東京に生まれた渡辺氏。
東京高等工芸学校・木材工芸科を卒業し、母校にて助教授を勤めた後に、東京帝国大学(現東京大学)の林学科助手になりました。
戦後はフリーランス・デザイナーとなり、1951年に発表した「ひも椅子」で国内外から注目を集めます。
1957年には、代表作でもある「トリイスツール」などがミラノ・トリエンナーレでコンパッソドーロ賞を受賞。その他にも新制作協会展新建築賞、ミラノ・トリエンナーレ展金賞、通産大臣賞、毎日産業デザイン賞、グッドデザイン賞など、多数の賞を受賞しており、日本を代表するデザイナーの一人です。また旧東京ヒルトンホテルに始まり、10数のホテルを手がけた他、日本デザイン・コミッティー、JIDA、クラフトセンター・ジャパン、東京造形大学・室内建築科などの開設に深く関わりました。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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