ずっと使いたいモノ、置いてます。

ヘンリーネックの元祖を着る

長い歴史のあるものというのは、いま現在も残っている理由があるものです。着心地、耐久性、普遍的なデザイン。Healthknit（ヘルスニット）のヘンリーネックTシャツは正にそういったアイテム。良質な生地による心地よい肌触りと、ハードワークに耐えうる丈夫なウエアを作るブランドです。アメリカ綿を使用した丸胴ボディ、製品染めなど、変わらぬこだわりを持って生産されているウェアは 独特の風合いやディテールを持ち、完成から100年たった今でも変わることなく愛され続けています。

伝統的な、3つボタンヘンリーネック

西部開拓時代の男性達のワークウエアとして、ハードな洗いをかけてもヨレが少ない、耐久性を持った製品が生み出す独特の風合いやディテールは、現在でもヴィンテージコレクターが存在するほど付加価値の高い製品です。
中でも代表的なのは、丸みを帯びたカッティングに3つボタンがついたヘンリーネックTシャツ。

Healthknit（ヘルスニット）のヘンリーネックは、特殊なミシンを使用した4本針縫い（フラットシーム）が特徴です。フラットシームは通常のニットカットソーの縫製仕様である2本針や3本針の縫製よりも多くの時間がかかり、生産性は劣りますが、縫い目が平らに仕上がるのが特徴で縫い目の跡が素肌に付きにくく、刺激の少ないソフトで自然な着心地を味わえます。アウターとしてもインナーとしても着用すると最適な、風合いのあるアメリカ綿を使用する事によりシャリ感のある昔ながらの肌触りを実現しています。また、胴の部分は、縫い目のない、筒状に生地を縫っていく縫製法の「丸胴（シームレス）」を採用していますので、脇腹に縫い目の違和感を感じることのない自然な着心地が得られます。

Healthknitのヘンリーネックたらしめる要因

袖口部分に残る紐のようなものは、空環（からかん）と呼ばれる昔ながらの縫製仕様を再現したものです。空環とは、当時の技術で生産効率を上げるために考案された手法で、縫製を裾で止めて糸処理を施すよりも、縫い進めて糸を出しておいたほうがしっかりと糸が絡まってほつれ防止の役割があったと言います。現在はカンヌキ止めと呼ばれるほつれ止め処理を施しているので、気になる場合は根本からカットしても問題ありません。

採用している染めは、生地の段階で着色するのではなく、製品が出来上がった状態で着色する製品染め（Garment Dyed）です。製品の状態で加工することで、洗いざらしのジーンズのように1点1点に違う風合いの製品が出来上がります。製品染めでは染色から乾燥までを高温で行う為、完成までの間に縮みが発生するのですが、縮みを完全にコントロールすることは出来ないため、完成品の寸法に1点1点ばらつきが発生します。こちらは、商品の特性としてご理解頂けますようお願い申し上げます。

ヘンリーネックの特徴的な白色の猫目ボタンはどことなく温かみがあり、Healthknit（ヘルスニット）赤ネームと相まって伝統を感じるスタンダードアイテムです。裾は切りっぱなしにミシン加工をしているので、くるん、と丸まったデザインで、シンプルなだけでないかわいらしさもありますね。

日常使いする、定番品

上質なコットン素材を使用した定番のヘンリーネックTシャツ。着心地の良さと飽きのこない定番デザインは、幅広いスタイリングに欠かせないアイテムで、何枚も揃えておきたい定番アイテムです。インナーとしてはもちろんですが1枚で着ても良い雰囲気で様になる、そんなTシャツです。春アウターのインナーにヘンリーをサラッと着ても格好良いですし、寒い時期、セーターからチラっと襟元を覗かせるのもまた素敵な着こなし。気兼ねなく着ることが出来るため、日常着の一枚としておすすめです。

3つボタンヘンリーネックは完成から100年余の月日を経て、今では世界中でもっともスタンダードなニットウェアとして親しまれるアイテムとなっています。現在では様々なメーカーから素材やカラーを変えて発表されていますが、そのベースとなっているものは、この“Healthknit”の3つボタンヘンリーネックニットシャツなのです。