ずっと使いたいモノ、置いてます。

手で触れて、使って、変化を知る

真鍮ならではの鈍い光沢を放つ鋳肌キーホルダー。無垢の真鍮を使うことで素材そのものの特徴がそのままに残された鋳肌キーホルダーは、小さなアイテムながら、手で触れて使い続けることで真鍮の持つ本質的な魅力を実感することができます。

真鍮と親しむ

無垢の真鍮で出来たバーにプレートが付いた鋳肌キーホルダーは、ネジ式になったバーをプレートから外すと鍵を取り付けることが出来ます。いわゆる二重リングの場合、鍵の取り付け・取り外しの際に指や爪を痛めてしまいがちですが、ネジ式の場合そうした心配もありません。丸・菱・六角と3つの形になったプレートは飾りとなるだけでなく、鍵を仕分ける役目も果たしてくれますので、どれがどの鍵といちいち確認する手間を省くことが出来ます。一般的なサイズの鍵で約5、6本ほど取り付けられますので、毎日使う鍵の管理に便利です。

無垢の真鍮とは、素材の表面処理を施すことなくあえてそのままの状態で軽く磨いただけの仕上げになっています。あとから手直しがきかない分、フォルム、素材のクオリティの高さが表れたプロダクトとも言えます。使い始めはピカピカとしていますが、酸化により少しずつ深みを増し、緑がかったような枯れた風合いに馴染んでいきます。その後は日々、人の手によって磨かれていき、素材本来の美しさが増していく。よく手に触れる鋳肌キーホルダーの場合、こうした真鍮ならではの変化をより強く楽しむことが出来ます。

ずっしりと重さのあるイメージの真鍮ですが、鋳肌キーホルダーの場合、使いやすさにもこだわりプレートが薄く作られています。全体が手のひらに収まるほどのサイズですので、例えばパンツのボトムスにも容易に入りますし、バッグの中にも仕舞いやすい作り。その見た目の良さから、玄関に何気なく置いておくだけでも目に止まる存在です。

キーホルダーは誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントにもぴったりなアイテム。鋳肌キーホルダーはお相手の性別、年齢問わず贈りものに選びやすく、何より長く使い続けることが出来るのが最大のポイント。毎日手にするものだからこそ、丈夫な鋳肌キーホルダーがおすすめです。

使うほど暮らしに馴染む

伝統工芸である高岡銅器の産地で、110年以上の歴史を持つ真鍮鋳物メーカー「二上」が立ち上げた生活用品ブランド「FUTAGAMI（フタガミ）」は、現代の暮らしに馴染んでいく真鍮製品で、経年変化により酸化し、アンティークのような独特の深い味わいが出る生活道具を提案しています。昔から真鍮は建築金物や家具金物など、様々な分野で使用されてきました。

素材の持つ風合いは、柔らかく、光沢も優雅なこともあり、美術工芸品や仏具等の素材としても長い歴史があります。
古く歴史ある二上が長年培った技術と、大治将典氏のデザインで、真鍮の素朴な美しさが映える生活道具のブランドが生まれました。