その小さく波打つデザインは、シンプルな中にもアートのような存在感を放ち、周りの空気を一気にオシャレに変えてしまうような力強さを持っています。様々なシーンにマッチする、シンプルな白いカップ&ソーサー。どこか懐かしさも漂うモダニズムデザインは、最先端3Dデジタル技術を使いて試行錯誤を繰り返し、作り上げられた逸品です。
陰影そのものが装飾になる
それまでASCEL(アセル)では陶器のカップが製造されていましたが、新たに磁器カップの開発に取り組み、完成されたものがこちらです。こちらは鋳込みという方法で製作しています。白く粒子の細かい磁器土を使うことで、製品の持つ独自のラインをよりシャープに浮かび上がっています。「形状が生む陰影そのものが装飾になる」と考えられたデザインのため、白色のみの展開になってます。独自に開発された釉薬は、とても雰囲気のあるマットな白い色。磁器は陶器に比べよく焼き締まるため、強度が増すと言われています。
手ろくろでは表現できない形、一目置かれる贈り物
デザインは、デジタル上で成形した形を3Dプリンタを用いて実際に検証し、改善点をデータで修正することを繰り返して、美しさ、使い易さが共に最適な形状になるまでデザイン詰められています。
製作した3Dデータをもとに石膏型を削り出し、圧力鋳込み成形という方法を用いています。鋳込みとは、型の中にクリーム状にした磁土を充填することで器を成形する方法です。石膏型の中にポンプで圧をかけながら土を流し込み、石膏に水分が吸われて固まったところで型から外して乾燥させ、表面や口元の丸みなどを人の手できれいに拭き上げます。後に素焼きを行い、そこからオリジナルの釉薬を施し、本焼成へという工程へ進んで行きます。
一般的に鋳込みという製法は、大型の機械での大量生産に使われることが多いのだそうですが、ACSELではその製法を採用しながら、小型の機械でひとつひとつをより丁寧に仕上げています。大量生産が狙いではなく、仕上がりから計算して選ばれた製法だということがひしひしと伝わってきます。
使いやすさを追求しつつ考え抜かれた、シンプルでいて、とても深みのあるデザイン。審美眼を持ち、こだわりが強い方への贈り物に迷う場面にも、選んでいただける一品です。
伝統工芸×最先端3Dデジタル技術
ASCEL(アセル)は、共に同じ美術大学で学び、それぞれ企業のデザイン部に就職した二人が創設した株式会社雪花のブランドです。現在は石川県金沢市を拠点に活動しています。
伝統工芸と最先端3Dデジタル技術を合わせたものづくりを始めたきっかけは、企業デザイナーとして仕事をしていく中で、半年から1年で消費されていく商品サイクルに疑問を抱き、「永く愛され続けるモノづくりがしたい」という想いが高まったことにあります。そのような疑問を抱き、それぞれ食の道、陶芸の道へ進んだのちに、ものづくりという同じ道を歩み始めます。工業デザインで培った最先端3Dデジタル技術と伝統工芸を組み合わせた、新しくてASCEL(アセル)にしかできない製造方法を開発し、新たなものづくりの可能性をカタチにしています。工業デザインと工芸の両方を知るASCEL(アセル)ならではの、使う人に新たな価値と驚きを提供する製品です。
サイズ | カップ:直径約8×高さ約6(cm)
ソーサー:直径約14.4(cm) 使用容量目安:約130ml |
素材 | 磁器 |
重量 | カップ:約147g
ソーサー:約161g 箱:約104g |
製造国 | 日本 |
箱有無 | 有
箱サイズ:幅約15.8×奥行き約15.2×高さ約8(cm) |
対応機器 | 電子レンジ:○
食器洗浄機:○ オーブン:× |
共に同じ美術大学で学び、それぞれ企業のデザイン部に就職した二人が創設した株式会社雪花。大学生活を過ごした石川県金沢市を拠点に活動しています。
二人は企業でデザイナーとして仕事をしていくの中で、加速する商品サイクルに疑問を抱き、「永く愛され続けるモノづくりがしたい」という想いが高まりました。その後金沢に戻り2013年に株式会社雪花を設立しASCEL(アセル)をスタートさせました。伝統技術を敬いながら、工業デザインで培った最先端3Dデジタル技術を基盤に、工芸における伝統技術を掛け合わせた独自の製造技法を開発し新たなものづくりの可能性をカタチにしています。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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カップ&ソーサー (WHITE) 期間限定、送料無料キャンペーン中! |
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