ずっと使いたいモノ、置いてます。

エイジングを楽しむ

無骨な印象を持つ、STUDEBAKER METALS （スチュードベーカー メタル）のバングル。金属のひんやりした質感を腕に感じると、何だかきりりと気が引き締まるようです。メイン素材はシルバー（銀）・コッパー（銅）・ブラス（真鍮）の三種類。金属がエイジングして雰囲気を増していく様子を楽しめ、家宝のように受け継ぎたいアイテムが揃います。

オールドファッションな製法で作られる

バングルというと、鋳物のように型に金属を流し込んで作る製法が一般的ですが、STUDEBAKER METALS （スチュードベーカー メタル）のバングルは、棒状の金属素材を一つ一つハンマーで叩いて形作る鍛造（たんぞう）で作られています。何度も鎚で繰り返し叩き上げる工程は製品を形作るためだけでなく、素材の結晶を微細化して結晶の方向を整えて強度を高めることにも繋がります。鋳造や削りだしとは段違いの品質を生み出す鍛造は、昔から刃物や武具など強度に優れていなければならない物を作る際に用いられ、近年だと自動車部品や航空機部品などにも使われるほどで、衝撃や継続的な摩耗にも耐られるタフさを持っています。

鍛造の中には、金型を用い圧力を加え成形する【型鍛造】と鎚等で成形する【自由鍛造】の二種類があり、STUDEBAKER METALS （スチュードベーカー メタル）のアイテムは自由鍛造で作られています。型鍛造は同じ物を大量生産できる一方で、自由鍛造は熟練の技が必要であり少量生産しかできない、正に宝物のような逸品なのです。

ブランド独自の “Work Patina” という仕上げは、金属をたたき上げた後、あえてポリッシュやコーティングをかけずに作り上げたもの。金属の生の表情や風合いの変化をダイレクトに楽しむことができます。ワークジャケットに似合いそうな鈍く光るUNISEX　バングル　STUDEBAKER CUFF WORK PATINAはユニセックスサイズ。女性ですと普通〜少し大き目、男性だと普通サイズ程度の大きさです。

時代や性別に左右されないものづくり

STUDEBAKER METALS （スチュードベーカー メタル）は、2013年11月に金属細工師として熟練の技術を持つ、Michael Studebaker＆Alyssa Catalanoの2人によって作られました。Michael Studebakerは、古典的な製造方法と材料を使って、日常で使えるような工芸品を作る職人として、世界中のブランドや企業向けの製品を提供していました。Alyssa Catalanoは、ジュエリーバイヤーとして製品デザインに携わりながら、金属製の鋳造で、安く大量生産されたジュエリー制作現場を経験。目まぐるしく変化するファッショントレンドに合わせて、ジュエリーも取っつきやすい簡易な物がもてはやされていることに複雑な思いを感じている時、金属細工師のMichael Studebakerの伝統的なものづくりに出会いました。機械で量産されるそれとは違い、金細工に対する深い愛情に感銘を受け、時代に左右されないものづくりを目指して、2人でブランドを立ち上げたのが始まりです。