ずっと使いたいモノ、置いてます。

40年以上の歴史

目にした時の第一印象はパリジェンヌ。ニットの着こなしが得意な彼女たちを想像させたカーディガンはまさにパリのブランドTricots Jean Marc（トリコットジーンマルク）のもの。
ふわふわで見るからに暖かそうなニットカーディガンは、袖を通して顔をうずめたらどんなに気持ちがいいでしょう。最初はそうした見た目のインスピレーションから入るお洋服選びも、手にとって愛用して、背景を知ることでさらに愛着が湧いて何シーズンも着たい、と思えるものに出会えたら素敵です。この一枚は、あなたにとってそんな存在になれるでしょうか。

フランスメイドにこだわるふわふわ

Tricots Jean Marc（トリコットジーンマルク）のニットカーディガンはざっくりとローゲージで編まれているので、ラフでカジュアルな服装と気分に合います。ボタンは付いていないので、中に着たロングTシャツやタートルネックの柄などを存分に楽しめます。シンプルにデニムパンツに羽織るだけで、気取らずおしゃれを楽しむパリジェンヌ気分になるTricots Jean Marc（トリコットジーンマルク）のニットカーディガンです。

全体的にふんわりと丸いシルエットで、女性らしい雰囲気があります。肩の切り替えが下に落ちているドロップショルダータイプは腕まわりの窮屈さがなく、かつカーディガン自体もとても軽いので重ね着の季節にも肩がこらずに嬉しい仕様。袖もボリュームがあるバルーンスリーブで、シンプルなだけでないデザイン性が光っています。

ウール、モヘアなどの素材のお話

暖かさや手触り、軽さ、デザインなど様々な面から検討され、厳選される素材。ニット製品は糸が編まれて形作られている訳ですが、その糸選びはフランスとイタリアの二国で行われています。ニット専門のデザイナーチームが起こしたデザイン画を、プログラマーによってフォルムや編み目、糸の厚みなどを考慮して編み機にプログラミングして作られています。こちらのニットカーディガンはモヘア混なのでまるでネップのようなモケモケとした毛足が冬気分をくすぐり、いつものカーディガンとはまた違う一枚になってくれますよ。

ニットの専門メーカーとして

1972年フランス、パリ郊外に設立されたレディースニットを専門とするTricots Jean Marc（トリコットジーンマルク）。当時地域には200近くのニットメーカーがあったそうですが、今では10社ほどとなり、その地域が抱えてきた技術を一手に担っているメーカーと言えます。
Tricots Jean Marc（トリコットジーンマルク）は、親子3代にわたって長年培われた職人の技、ファッションへの情熱を受け継いできた優良メーカーの一つで、100%フランスメイドの本格的なニットをコンセプトに掲げたメイドインフランスの製品を作ります。 製品作りでは、多くの時間をデザインに費やし、ディテールへのこだわりをその高い技術力によって作り上げ、他にはない違いのあるものを作り上げてきました。

また、50年近く蓄積されたノウハウは、ファッションの流行が何周しても途切れることなく、「編み」というその一点においてフォーカスされ続けています。

3ゲージから12ゲージまでを編めるマシンを揃え、さまざまな厚みのニットを製作するバリエーションを持つのは、古くからのノウハウの成せる技。自社工場での生産にこだわり、フランスメイドを頑なに守るその根本には、ニットへの愛とものづくりへの意志が感じられます。