ずっと使いたいモノ、置いてます。

長く着るために

肘を曲げた時、後ろ姿がかわいいエルボーパッチがついたセーター。ちょっとレトロな雰囲気で、思わずほっとする素朴なエルボーパッチは、女性らしいスタイルにも、メンズライクなスタイルにも、シンプルコーディネートでも個性的に見せるポイントです。ニットを長く着ていくうちに気になる、肘から薄くなってしまうことがありません。こちらの【DRIFTWOOD】は秋冬にぴったりな優しげなブラウンです。

もともと狩猟服のデザインに由来したもので、肘を地につけて銃を構える際に擦り切れを防ぐ、補強のためにつけられたもので、まさに機能がデザインになっている無駄のない装飾。60年代にはファッションとして認知されたもので、男性では上級者向けで紳士っぽい印象になるものを、女性が着ることでかわいくなるのが不思議なエルボーパッチのセーターです。

英国のファクトリーブランドならではの、ベーシックデザインのニット。William Lockie（ウィリアムロッキー）もその一つで、その上、日本人の体型に合うサイズ感なのが嬉しいブランドで、創業以来受け継がれてきた伝統技術で、一枚一枚丁寧に仕上げるものづくりを続けてきました。目を詰めて編まれたセーターは、型崩れしにくく堅牢度が高いというところもWilliam Lockie（ウィリアムロッキー）の特徴。ハンドメイドセーター同様に、長年の着用でもへこたれることなく、弾力性は保ちながら型崩れしない耐久性があるセーターを作っています。

最も柔らかく、最高のニット

素材は、ラムズウールの中でも高級品種のタスマニアウールを使用。ラムズウールは、メリノ種羊の生後6ヶ月までの子羊の毛を紡毛加工したものですが、William Lockie（ウィリアムロッキー）のラムズウールは、高級ランクのジーロングラムズウールに近い肌触りと風合いであると評価されています。世界的にも高く評価されていて、イタリアのピッティなど世界各国の展示会にも出展し、ラムズウール、カシミヤニットでは右に出るブランドがいないとまで言わているWilliam Lockie（ウィリアムロッキー）ですのでその品質の高さを伺えます。

素材厳選

素材の調達は、英国で一番と言われる紡績会社TODD&DUNCAN社の2PLYウールを16ゲージで編み立て完成しています。
ニットは太い糸の方が上質で空気を蓄え、暖かいものですが、William Lockie（ウィリアムロッキー）では、一般的なニットと比較しても密に編んでいることで、細い撚りでも十分な暖かさがあり、高い保温性と堅牢度があります。
TODD&DUNCAN社とは、1867年創業のスコットランドの紡績メーカーで、 イギリス最大の淡水湖であるロッホ・ローモンド湖を水源に持つリーヴェン川の水を使用し、染色を行っています。
豊かな水量と水源で染色された糸は、とても色鮮やかで、繊維加工時に化学薬品は使用せず「色の魔術師」とも呼ばれています。
200年以上の歴史があるTODD&DUNCAN社で作る糸は、手間と時間をかけているため、豊かな膨らみとソフトな風合いがあり、長年多くの人を魅了してきました。そのように歴史ある紡績メーカーのため、イギリス女王やサッチャー元首相もTODD&DUNCAN社を訪問し、オーダーするほどの信頼のあるTODD&DUNCAN社の素材をWilliam Lockie（ウィリアムロッキー）も使用しています。

ホーウィックの誇りを守る

1874年にスコットランドで創業した老舗のニットウェアメーカーのオリジナルブランド、William Lockie（ウィリアムロッキー）。もともとは上質なカシミアを生産する工場として知られていました。ニットウェアやカシミアの産地として有名なスコットランドのボーダーズ地方ホーイック地区に工場を構え、その近くには柔らかな水が流れる川があり、滑らかなカシミア、ウール製品を作り出しています。創業から150年を超える老舗のWilliam Lockie（ウィリアムロッキー）は、昔からの伝統製法で作り続け、手作りのニット製品を通して、ホーウィックの誇りを守り続けています。