柄のあるインテリア収納アイテムは、一つあるとテーブルや空間をパッと明るくしてくれる、まるで花のような存在。こちらのダストボックスはZUTTO別注品です。イタリアのファインペーパーCarta Varese(カルタ・ヴァレーゼ)は、和紙に近い優しい風合い。余計な物を持たない暮らしでお部屋がシンプルになりすぎたかなと感じている方にもおすすめで、お部屋に彩りと華やかさを添えつつ、空間に自然と馴染んでくれます。
イタリアならではの柄と発色
ざらざらとした紙の独特の質感で、風合いのあるCarta Varese(カルタ・ヴァレーゼ)のファインペーパー。イタリアでは、箱やカバーペーパーとして使われ、引き出しや板を保護し、飾ることができるため、「戸棚紙」とも呼ばれています。紙は厚さ薬品コーティングをしない、100g/㎡のやや黄色味のある天然紙を使っており、この紙がCarta Varese(カルタ・ヴァレーゼ)のファインペーパーが持つ、独特の優しい風合いを生み出す上で大きな役割を担っています。プリント技術の発展により、現在はオフセット印刷で作られていますが、二色および多色の場合は単色機で印刷し、色の数だけ印刷を繰り返すという、手間のかかる行程であることは今も変わっていません。こうすることでCarta Varese(カルタ・ヴァレーゼ)独特の、明るく濃い色が表現されています。
この美しいCarta Varese(カルタ・ヴァレーゼ)のファインペーパーを使い、京都の貼箱職人さんが丁寧に仕立てたダストボックス。紙素材でありながら、芯に厚手の紙を使用することで強度を高め、安定感のある仕上がりです。内側の深いブルーは柔らかい雰囲気をきゅっと引き締めていて、外側の柄とのコントラストも新鮮ですね。
ゴミ箱としてはもちろんのこと、細々した小物をまとめておく収納ボックスとして、もしくは6号鉢(直径18cm)以下のプランターならすっぽり入るので、プランターカバーとしてもお使いいただけます。お客様もお迎えするリビングに置けば、気持ちも明るくなりそう。また、1人暮らしでも複数個必要になるものなので引っ越し祝いにもおすすめです。
置くだけで、いつもお部屋がぱっと華やぐCarta Varese(カルタ・ヴァレーゼ)のダストボックス。可愛く、素敵な柄なので、ぜひ自由な発想でお使いください。
伝統のファインペーパー
Carta Varese(カルタ・ヴァレーゼ)は、イタリア・フィレンツェで作られている伝統的なファインペーパーのブランド。イタリア北部の街ヴァレーゼに伝わる伝統的な紙製法があり、17世紀にヴェネト地方に流布していた小さな文様を、単色ずつ重ね刷りしていたことに始まります。柄のルーツはさらに遡り、ルネッサンスのオリジナルパターンにあると言われています。
当時の製法は、テンペラや澱粉などを混ぜた液を木のブロックに塗り、何度も紙に押し当ていく非常に手間のかかるものでした。その後、19世紀にはリトグラフで刷られ、現在はオフセット印刷になり、今もなおフィレンツェで印刷されています。現在のCarta Varese(カルタ・ヴァレーゼ)のファインペーパーの製造は、1931年アントニオロッシ氏によりフィレンツェで活版印刷業を開始したROSSI社が行っています。フィレンツェの伝統デザイン・技術を駆使た活版印刷の仕上げは錬金術の奇跡とさえ評され、その美しく優しい紙製品は世界中で愛されています。Carta Varese(カルタ・ヴァレーゼ)の柄が日本で好まれ、日本の伝統的な和紙の模様がヨーロッパで人気になるということには、どちらの紙からも歴史と文化の温もりが感じられるという共通点があるからかもしれませんね。
サイズ | 高さ約19.2×直径20.6(cm)
内径約20(cm) |
重量 | 約353g |
素材 | 紙 |
製造国 | 日本
(紙:イタリア) |
Carta Varese(カルタ・ヴァレーゼ)は、イタリア・フィレンツェで作られている伝統的なファインペーパーのブランド。17世紀ごろに登場し、そのルーツはルネッサンスのオリジナルパターンにまで遡ります。当時の製法は、テンペラや澱粉などを混ぜた液を木のブロックに塗り、何度も紙に押し当ててプリントしていく非常に手間のかかるものでした。現在はオフセット印刷になり、今もなおフィレンツェで印刷されています。フィレンツェの伝統デザイン・技術を駆使した活版印刷の仕上げは錬金術の奇跡とさえ評され、その美しく優しい紙製品は世界中で愛されています。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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