ずっと使いたいモノ、置いてます。

ゆっくり休む

赤ちゃんの産着にガーゼが多く用いられるのは、生まれたての素肌にやさしい肌ざわりだから。 京和晒綿紗（きょうわざらしめんしゃ）のアイテムは昔ながらの製法により、綿素材の風合いが最大限に引き出されています。手に触れると驚くほどの柔らかさで、洗うほどに風合いと表面のふんわり感が増していく。そんなガーゼは長時間肌に触れる寝具やパジャマにぴったりの素材です。

心地よい寝床環境の基準というのがあり、季節により変化はあるものの、おおよそ温度は32℃前後、湿度は50%前後が良いとされています。京和晒綿紗は、ガーゼを重ねて空気の層を作ることで、快適な環境を整えます。夏は風が抜けるように、冬は毛布に包まるように。人生の1/3を占める「睡眠」を大切にする全ての方にお届けするパジャマです。

昔ながらの和晒釜で作られるガーゼ

京和晒綿紗のパジャマは、全て和晒製法で作られています。和晒製法というのは昔ながらの和晒釜による綿加工で、およそ4日間かけていらないものを取り除いていき、天然水で綺麗に洗い流すようにしています。繊維に負担をかけない、リラックスした状態で糸を紡いだ時に出る油分や、綿布を織った時の不純物を取り除くため、肌に優しい生地に仕上がるのです。

その後、縫い合わせし、天然の沖縄産澱粉糊で糊付けして仕上げていきます。繊維の1本1本を圧迫せずストレスをかけないため、断面がほぼ真円に近い美しい繊維になり、立体的な空気層ができます。その空気層のおかげで吸水性や通気性が高まり、ふわっとソフトな風合いが生まれます。一般に使われる柔軟剤や化学染料は一切用いていないので、赤ちゃんやご高齢の方、お肌が敏感な方にも安心してお選びいただけます。

京和晒綿紗のガーゼが他と比べてふんわりしているのは、縫製にも秘密があります。一般の多重ガーゼ生地と違い、個別のガーゼ生地を幾重にも重ね合わせる事で空気層を増やし保温性を高めるための工夫がされています。これにより、夏はべたつきや蒸れの原因となる汗をすっと吸い取りさらさらに、春や秋にはこの空気層が暖かい空気を閉じ込めてくれるので、いつでも快適な状態です。

伝統色の鮮やかな薄紅色、さんご

ガーゼパジャマ 草木染め 2重合わせ すみくろは、ガーゼを2枚重ね合わせて作った春〜秋のロングシーズンおすすめのパジャマ。しっかり黒く染まった、草木染めのすみくろ色のパジャマ。京和晒綿紗ガーゼの柔らかい風合いを損なわない、植物性染料を使っています。化学染料の画一的な発色とは異なる、渋みと深みが重なり合った奥行きのある色味です。

汗をよく吸い取って発散してくれるので、真夏も快適な着心地を保ちます。サイズはM、Lの2サイズをご用意しました。ユニセックスサイズでお洗濯で若干縮みがありますので、普段のサイズもしくはワンサイズ上を選ぶのがおすすめです。

手間ひまを惜しまず作られる寝具

京和晒綿紗（きょうわざらしめんしゃ）は、京都の寝具メーカー大東寝具工業株式会社が最高の寝具を作るべく立ち上げた、ガーゼ素材に特化した寝具のブランドです。大東寝具工業株式会社は1925年（大正14年）に京都の壬生にて創業して以来、京都の繊維街である室町の寝具問屋、メーカーへの製品供給を主軸に発展し、現在では医療施設、宿泊施設などにも寝具を提供しています。「快眠とくつろぎ」をテーマに、最高の寝具に使う素材に求められる条件を「長時間にわたり直接肌に触れる寝具として 乳幼児やアトピーの方でも安心して使用できる身体に優しい素材」と考え、以前から使ってきた和晒の無添加ガーゼ素材に行き着きました。晒から縫製、検品までをすべて国内工場で行い、手間ひまを惜しまず作られています。