今までに見たことがないような、不思議な形のお皿。一見斬新なようですが、どこか懐かしさも漂うモダニズムデザインの器は、3Dデジタル技術を用いて作られています。ものづくりを日々追求する中で、製造工程を新たに、ブランド名もASCELからLandscapeWare(ランドスケープウェア)へリニューアルされることになりました。
伝統工芸×3Dデジタル技術
『料理と器の関係は建築と大地の関係に似ています。建築家が大地の起伏から着想を得るように、料理をする人の新たな表現を引き出す器です。』その思いが表現された、金沢を拠点に活動するクリエイティブ集団seccaによる器のブランド。LandscapeWare(ランドスケープウェア)は、主にプロの料理人を対象に開発されたオリジナリティの高い意匠が特徴です。
ZUTTOでお見せするラインナップは、こうしたエッセンスを取り入れつつ、ご家庭での利用をイメージして作られた器で、パートナーである信楽焼の窯元「明山窯」とともに、seccaが地域産業とのコラボレーションプロジェクトとして生産をしているシリーズです。
明山窯は江戸時代に創業した信楽焼の老舗窯元。1622年、初代·石野伊助が江戸幕府二代将軍秀忠の命により茶壷(腰白茶壷)を献上し、お茶壷師の称号を賜ったことに始まります。以来 400 余年、信楽焼ならではの温かみのある土味をいかし、熟練した職人たちによる繊細な手作業で焼きものづくりを続けられています。
未来の工芸の形
プレート scoop Sは、リムの高さが均一ではなく一部が高くなっており、その反対側は解けるようにリムが消えている、今までにはあまり見たことがない形の器。和食も洋食もあらゆる料理を美しく、上品に見せてくれます。いつもの料理も盛り付けるだけで、まるで料理の腕が上がったよう。思わず人に見せたくなる一皿が出来上がります。
作り方も独特です。まずは3Dプリンターで作製した原型の意匠を石膏型に写し取り、形状を粘土に転写した後、オリジナルの釉薬を施し窯で焼成。これにより手ろくろでは表現できない形が実現しています。明山窯と選定した釉薬は、陶器ならではの土肌の表情を引き立てるよう、何度も検討を重ねて生み出したもの。僅かな調合の違いがダイレクトに製品の表情に表れる、とても緻密な作業なのだとか。
ただ単に形の面白さにこだわったわけではなく、この形には意味があります。リムの一部を高くすることで、最後まで料理をすくいやすくなっているのです。収納する時には重ねることができるので、場所も取りません。お色は料理が引き立つWHITE、GREEN、BLACKをご用意しています。シリーズにはこちらのプレート scoop Sの他、プレート scoop M、プレート scoop Lと使い易い3種類の大きさがあります。色違い、大きさ違いで並べるバランスがまた絶妙で、いくつも揃えたくなる器です。
サイズ | 直径約15×高さ4(cm) |
重量 | 約295g |
素材 | 陶器、マット釉薬仕上げ
whiteのみ シミ防止コーティング |
製造国 | 日本 |
箱サイズ | 幅8.5×奥行き8.5×高さ5.2(cm) |
対応機器 | 電子レンジ:×
食器洗浄機:× オーブン:× |
共に同じ美術大学で学び、それぞれ企業のデザイン部に就職した二人が創設したクリエイティブ集団seccaによるオリジナルブランド。石川県金沢市を拠点に、金沢に受け継がれたものづくり文化の中に身を置き、新しいものづくりの可能性を探求しています。伝統工芸と最先端3Dデジタル技術を合わせたものづくりを始めたきっかけは、企業デザイナーとして仕事をしていく中で、消費されていく商品サイクルに疑問を抱き「永く愛され続けるモノづくりがしたい」という想いが高まったことから。疑問を抱き、それぞれ食の道、陶芸の道へ進んだ後にseccaを創業し共に歩み始めます。ものづくりを探求する中で、工業デザインで培った最先端3Dデジタル技術と伝統工芸を組み合わせた、他ではできない製造方法を開発し、新たなものづくりの可能性をカタチにしています。今後も工業デザインと工芸の両方を知るseccaならではの、使う人に新たな価値と驚きを届ける製品を提供してくれそうです。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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¥3,080(税込) |
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残り2点 |
カートに追加されました
¥5,280(税込)
¥7,480(税込)
¥3,850(税込)
¥4,950〜(税込)
¥15,400(税込)
¥16,500(税込)
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