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青㐂製織所(あおきせいしょくしょ)

会津木綿 トートバッグ

伝統に新たな息を吹き込む

利便性を求め新たな技術が生まれていく傍ら、後継者不足や生産性などといった点から人知れず消えていってしまう技術もあります。青㐂製織所(あおきせいしょくしょ)は既に使われず眠っていたおよそ100年前の織機を、地域の方々の力を借りて修復させたことをきっかけに、会津木綿という伝統工芸品の可能性を見つめ直す織元復刻ブランドです。

伝統を受け継ぐ

会津木綿 トートバッグは、B4サイズまで余裕をもって入れられるトートバッグ。綿の素朴で優しい雰囲気も持ち合わせながら、会津木綿ならではの丈夫さで、日々気兼ねなく使えるバッグです。内側には、ペットボトルや水筒、折りたたみ傘などを縦に収納出来る縦長のポケット付き。手洗いも出来るので汚れたらすぐに洗えますし、使うほど、洗うほどに馴染んでいく変化もお楽しみいただけます。何かとちょうどいい大きさの手提げバッグは、エコバッグ、サブバッグとしてあると便利です。色バリエーションを複数持っていると、洋服に合わせて手軽に選ぶ楽しみもあっておすすめです。

会津木綿の特徴でもある縞模様は、縞の太さや色などの違いで地域性があるほどこだわりのある柄です。青㐂製織所(あおきせいしょくしょ)は、ブランド立ち上げのベースとなった織機を持つ織元が得意だった無地に太い縞模様を活かして表現。色合いは会津の伝統色を活かし、会津木綿の豊かな風合いが感じられるカラーバリエーションが揃いました。ストーリーも感じられる青㐂製織所(あおきせいしょくしょ)のトートバッグは、ものづくりが好きな方への誕生日プレゼント、母の日のギフトに選んでも喜ばれるアイテムです。

暮らしに寄り添う会津木綿

会津木綿とは福島県西部で伝わる伝統工芸品で、1627年、当時の会津藩主が織物が盛んだった伊予松山(愛媛県)から織師を招き技術を伝えたのが始まりとされる綿100%の平織物。先染めした糸を使うため色落ちしにくく、わたの繊維自体が内部に空気を含むため丈夫で軽いのが特徴で、太めの糸をふっくらと織り上げることから暖かい一方、吸湿性も高いので夏も身に着けやすく、速乾性に優れた素材です。そんな特徴から、夏は暑く冬は寒さが厳しい会津という土地でも、畑仕事に活躍する野良着、普段着として長く愛され、使われてきたものでした。しかし時代の流れとともに織元の数は減り、衰退の一途を辿っていたのです。
青㐂製織所(あおきせいしょくしょ)で使われているシャトル織機は、もとは廃業した織元のもので、およそ100年前に作られた織機。倉庫で眠っていた織機を偶然見つけてから、地域の方や織機に詳しい方の力を借りて一台目は一年半かけて修復させました。

人の手で調整し、カシャン、カシャンと音を立てながらゆっくりと織られる平織生地。一日に織れる生地は、約12mだといいますが、低速で織り上げられた生地は、糸にストレスがかかっていないため風合いが良く、また耳まで丁寧に織っていて、タテ糸にヨコ糸をしっかり打ち込むことで密度が高くとても丈夫です。さらに今の機械で織ると布の端から糸が飛び出た状態になってしまいますが、修復させた織機では手織りと同じような糸の流れなので、糸が飛び出ることなく美しい生地に仕上がるのです。シャトルが通され、織機が音を鳴らしながら生地が作られる風景を想像するだけで、愛しく感じる青㐂製織所(あおきせいしょくしょ)の織物です。

七転び、八起きの復刻ブランド

約400年前に誕生した福島県の伝統工芸品「会津木綿」を伝え続けようとものづくりを行う織元復刻ブランド。地元出身の谷津拓郎さんが地域のものづくりに着目したことが始まりのきっかけでした。先人たちが受け継いできた地域の文化でもある伝統工芸品・会津木綿は、世代を超えて愛される価値があるのではないか、と会津木綿製品のブランド立ち上げを決意。廃校になった幼稚園を借り受け、壊れていた織機を修復し、以前織元で働いていたという地元の方からの協力も得ながら現代のライフスタイルに合わせた会津木綿の製品づくりを始めます。そうして様々な試行錯誤を経て、2019年に青㐂製織所(あおきせいしょくしょ)としてスタート。会津の民芸品・起き上がり小法師のように七転び八起きの志で、困難をバネにしながら新しい価値を生みだし、会津木綿の歴史はさることながら、ものづくりに対する作り手の想いが感じられるブランドです。

会津木綿 トートバッグ(よもぎ)
   

 

  • 会津木綿 トートバッグ(よもぎ)
  • 会津木綿 トートバッグ(あい)
  • 会津木綿 トートバッグ(きはだ)
  • 会津木綿 トートバッグ(ぎんねず)
  • およそ100年前の織機でゆっくり織り上げています
  • B4まで余裕をもって入れられるサイズ
  • サイズイメージ(あい)
  • ペットボトルや折りたたみ傘を収納できる縦長の内ポケット(あい)
  • 使用イメージ(あい)
  • タグ
  • カラーバリエーション
  • カラーバリエーション
  • 使用イメージ(あい)
サイズ 幅約46×高さ約33.5×マチ約12(cm)
持ち手内周:約62cm
重量 約100g
素材 綿100%

商品特徴

  • ◇約100年前の織機で織られた、風合い豊かな会津木綿のトートバッグです。
    ◇ペットボトルや折りたたみ傘収納に便利な内ポケット付き。
    ◇密度が高くとても丈夫で、速乾性にも優れています。
    ◇使用と洗濯により、風合いが変化していきます。

取り扱いについて

  • ◇ご家庭での手洗いが可能です。水もしくはぬるま湯(40℃限度)で中性洗剤を使用し、単独で洗ってください。塩素系漂白剤のご使用はお控えください。
    ◇タンブラー乾燥は避けてください。
    ◇素材の特性上、洗濯により多少縮む場合があります。
    ◇長時間日光にあたると変色する場合があります。
    ◇ネームタグに直接アイロンをかけないでください。

ブランド紹介

青㐂製織所(あおきせいしょくしょ)

青㐂製織所(あおきせいしょくしょ)

青㐂製織所(あおきせいしょくしょ)は、約400年前に誕生した福島県西部で伝わる伝統工芸品、会津木綿を活かしたものづくりを行う織元ブランド。木綿平織の堅牢な織物は古くから野良着として広く着用され、全盛期は機屋(はたや)が30軒ほどあったそうですが、近年は片手で数えられるほどまでに減り衰退の一途を辿っていました。そんな中、東日本大震災の影響で地元に戻った谷津拓郎さんが改めて会津木綿の可能性に着目し、先人たちが受け継いできた地域の文化でもある会津木綿が失われることは文化的に大きな損失だと織機を救出することを決意。廃業した織元から約100年前の織機を譲り受け、様々な試行錯誤を製品づくりを始め、2019年にブランドスタート。現代の暮らしに合う会津木綿の形を提案しています。

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会津木綿 トートバッグ(きはだ)

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