「森と湖の国」と呼ばれるフィンランドは、その名の通り自然に溢れた地域です。変わりゆく季節の移ろいを感じながら、自然との共生を楽しむフィンランドの人々は、天然素材であるリネンを使った暮らしにも慣れ親しんでいます。リネン生地の活用としては、大判は寝具としてかけたり、レジャーシートのように敷いたり、小さなものはタオルやキッチンクロス、ランチの包み、撥水性を生かして収穫した山菜たちを包んだりすることもあります。
「VILLIYRTIT(ヴィッリウルティット)」というリネンブランケットは、そんな自然豊かなフィンランドらしい、森の草花が自由に描かれたものです。一枚を広げておくだけで、お部屋を飾るアート作品のように室内にも穏やかな時間を運んでくれそうです。一枚の布いっぱいにハーブやベリーが伸びやかに描かれ、実りの喜びを感じるようなVILLIYRTIT(ヴィッリウルティット)は、フィランド語で「野生のハーブ」という意味。国土の80%が森に覆われ自然豊かなフィンランドの森の中を散策している気分にさせられるようなデザインです。落ち着いた色合いは少し大人な雰囲気を感じさせ、お部屋の中を魅力的に引き立ててくれます。
ラプアンの魅力をイラストで
デザインしたのは、趣味も仕事も絵を描くことだというイラストレーターのMatti Pikkujämsä (マッティ ・ ピックヤムサ)氏。ヘルシンキ芸術大学(現・アアルト大学)でグラフィックデザインを学び、ヘルシンキを拠点に、雑誌のイラスト提供や絵本作家など多方面で活躍しています。ご紹介のブランケットのほか、サウナ発祥の地らしいアイテムでは、サウナカバー(MIESTEN)や、気ままに過ごす9匹の猫たちが描かれたウールブランケット KISSANPAIVATなどを手掛けています。彼が描く絵はどこかマイペースで親しみやすく、肩の力を抜いて過ごすことを教えてくれているかのようで、心地よいLAPUAN KANKURITのテキスタイルの魅力を絵の力で表現しています。
暮らしに寄り添うリネン
リネンと言えば使い始めは硬くハリがあるイメージがありますが、このブランケットは製品完成後、一度洗いをかけているため使い始めから、すでに自分のものだったかのようにとても柔らかで、リネンの使い始めの硬いイメージが覆るほど肌馴染みが良く素肌に優しいブランケットです。
特にその良さを実感できるのがベッドリネン。寝苦しい暑さ夜も肌寒い日も、リネンブランケットが快適な睡眠環境作りをサポートしてくれるのです。その他にも、リビングのソファや椅子に置いておけば、使いたいときにさっと羽織ることができる上に、使わなくてもインテリアのアクセントにもなります。また、リネン素材は耐久性にも優れているため、長期間使えるアイテムとしても重宝されています。汚れが落ちやすいため気兼ねなく洗うことができるため、 テーブルクロスやピクニックで使うレジャーシートとして使うのもおすすめです。
カラーは、BLACK LINENとWHITE OLIVEの2色をご用意しました。使い込むほどに肌馴染みが良くなる素材の変化も楽しみながら、長く愛用できるリネンブランケットです。新しい生活がスタートする結婚祝いのプレゼントや引っ越し祝いなど贈りものにもおすすめです。
人々の暮らしを豊かにするためのものづくり
LAPUAN KANKURITは、使用する素材にもこだわり、リネン製品では、北欧で唯一『マスターオブリネン』の認証を受けるメーカーでもあります。素材選びにこだわり、柔らかいリネン製品には南米、硬めの製品にはニュージーランドや北欧諸国から輸入して、それぞれの利用シーンに最適なリネン素材選びを行っています。そして、いかに美しく生地の端(耳)を織れるかということを研究した結果、独自の織り機を持つほどまでにリネン製品づくりにもこだわっているのです。
そして、自社工場で一貫性生産することで、良心的な価格での提供を実現している点も、LAPUAN KANKURITの暮らしに寄り添うことを目指した心を感じます。質の良いものを作るため、4代に渡る変わらないものづくりのLAPUAN KANKURITは、ずっと使いたい製品を届けています。
サイズ | 幅約150×長さ約200(cm)
※サイズは目安となります |
重量 | 約771g
|
素材 | リネン100% |
生産国 | フィンランド |
箱有無 | 無 |
「ラプアの織り手たち」を意味するLAPUAN KANKURIT(ラプアンカンクリ)。
その歴史は今から約100年前。フィンランドの北西部にある人口15,000人ほどの小さな町、ラプアで誕生しました。ラプアは昔から小さな町工場がたくさんあり、木工、テキスタイルなどの手仕事が盛んな地域でした。
当時は貧しく、物資のない時代。一般家庭で毛糸や麻が作られていたその時代に、 創業者の曾祖父、ユホ・アンナラが廃材と自分で紡いだ毛糸でフェルトブーツを生産し始めたのが始まりのきっかけです。
その後の1973年、織物工場からテキスタイル会社としてのLAPUAN KANKURIT(ラプアンカンクリ)が設立されました。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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