ずっと使いたいモノ、置いてます。

バッグの中をスマートに

旅行に出かけるとき、登場するバッグは様々。着替えを入れるキャリーケースもあればサッと出したい小物類や貴重品を入れるリュックも必要です。どんなバッグの中でも荷物を整理整頓することは、取り出しやすさや使いやすさに直結するのでポーチやバッグインバッグを活用して、似通ったアイテムをまとめて入れておくことが一般的。
旅行の日数に限らず、必要なアイテムは変わりないため、自分の中でもわかりやすく決め事をしたいもので、その整理整頓のためのオーガナイザー4点セットが、FJALLRAVEN(フェールラーベン)から登場しました。大きさと色を分けてわかりやすくして、ブランドの理念を形にした「サムラーレン」シリーズという特別な生地を活用したオーガナイザー4点セットです。

限りある資源を最善の方法で使い切る

ものづくりの中で必ず出てしまう余りの布。FJALLRAVEN(フェールラーベン)はそれをそのままにせず、Samlaren Pack Bags（オーガナイザー4点セット）という新たなアイテムを作りました。シリーズ名の「サムラーレン」とはスウェーデン語で「収集家」を意味しています。もともと、FJALLRAVENのものづくりにおいて大量にものが余り廃棄されることはありませんが、生地の生産ロットの都合や1シーズンでの廃盤など様々な理由から世に出ていない生地は存在します。

「いま持っているものを最善の方法で使う」という、限りある資源に対する現実的なアプローチを試み始めたのは2021年のこと。シーズンごとに数量限定で打ち出される特別なアイテム、それがサムラーレンシリーズです。
今回は、4サイズの筒形のパックバッグがセットで登場。容量は0.5L・4L・5.5L・8Lで、収納用オーガナイザーとして旅行バッグや仕事バッグ、ジムバッグの中の整理整頓に役立ちます。最も小さい0.5Lのものはメッシュ仕様になっていて、他の3サイズのパックバッグを収納しておく巾着としても機能します。サイズごとにカラーリングが異なるので用途別で使い分けができ、何をどのカラーのものに入れたか判別も容易です。

使用している生地はもちろん、FJALLRAVENの厳しいサステナビリティと耐久性の基準をクリアしているもの。サムラーレンシリーズのために用意した生地ではないので、FJALLRAVENがもともと持つ、耐久性や機能性を備えているのです。
素材のポリアミドとは、ナイロンのこと。摩擦や摩耗に強く、引っ張りや熱にも強いのでアウトドアギアに用いられることが多い素材です。

シーズンごとにこのサムラーレンシリーズをラインナップしているFJALLRAVENですが、長期的には生産における廃棄物や残反を最小限に抑えることでこのコンセプトの必要性をなくすことが目標です。現在、様々なブランドでこうしたアップサイクル品を打ち出していますが、流行りに乗るようにそれを作ることが目的になっていると感じることもあります。ですが、目標はサムラーレンシリーズ自体をなくすこと、と明言するFJALLRAVENの姿勢は目的を見失っていないように感じますし、とても共感できます。

北欧生まれのアウトドアブランド

スウェーデン王室御用達ブランドFJALLRAVEN（フェールラーベン）。普遍的なデザイン、高い機能性、そして丈夫で長持ちすることを追い求めて、1960年からスウェーデンの地でアウトドア製品を作り続けるFJALLRAVENの買い替える必要がないと言われるほど丈夫で長持ちする製品は、数々の厳しいフィールドテストをクリアしてきたもの。
環境に配慮した素材を使用した、機能的で丈夫で長持ち、そうした製品作りで、作る人、使う人、使う場所全てに幸せなものづくりを歩み続けている昔からのサスティナブルなブランドは、高い技術水準で作られた、バックパックをはじめとするFJALLRAVENのアウトドア製品で世界中で高い評価を得ています。

FJALLRAVENとは、スウェーデン語で北極ギツネ、アウトドアパーソンという意味。ブランドの由来でもある北極ギツネを保護するために、1商品の売上につき(一部商品)10ユーロ寄付する北極ギツネ保護プロジェクト「SEFALO」をサポートしています。環境に負担をかけることなく動物達にも住みやすい自然を守れるものづくりを行っているのです。