ずっと使いたいモノ、置いてます。

美しい逆さ富士

盃を伏せると、そこに雄大な富士山の姿が現れます。その風情のある佇まいは、ずっと眺めていたいほど。ぐい呑みの底にも小さな富士山がデザインされていて、お酒をそそぐと、富士山が美しく揺らぐ様子をお楽しみいただけます。キリリと冷やした冷酒を晩酌にしたり、華やかな見た目からお祝いの食卓にもぴったりなぐい呑みです。

手づくりならではの温かみ

能作の製品は、錫（すず）から作られています。錫は、金・銀に次ぐ高価な金属であり、酸化しにくく抗菌作用が強いという特性を持っています。また、金属特有の臭いもしないので、衛生面が気になるテーブルウェアにはもってこいの素材なのです。錫は通常、硬度を持たせ切削性を高めるために他の金属材料を加えますが、能作の錫はそれらを一切含みません。昔ながらの鋳造技術により、純度100%の錫を作り出しています。また、錫は熱伝導率が高いため、例えばよく冷やしたお酒を注ぐと、注いだぐい呑みまでもひんやりと感じられます。イオン効果も高く、水を浄化し飲み物をまろやかにすると言われていますので、いつものお酒がより美味しく感じられます。

逆さまにすると富士山になる富士山 FUJIYAMA　2ヶセット。口が広く底に向かってすぼまった形状のおかげでお酒の香りが引き立ち、日本酒など旨みやコクを存分に味わうことができます。日本酒をより味わい深く愉しむための逸品なのです。また、縁起の良い富士山をモチーフにしたぐい呑は、贈り物としてもおすすめです。ご自宅用としてはもちろん、日本酒を嗜む方や海外の方への贈りもの、結婚祝い、還暦のお祝いなどギフトシーンにお選びください。

伝統に培われた高い技術

株式会社能作（のうさく）は、富山県高岡市の鋳物メーカーです。富山県高岡市は慶長14年（1609）、加賀藩主の前田利長が 高岡の町を開いたことを機に、“商工業の町”としての発展を遂げることになりました。株式会社能作は大正5年（1916）、高岡の地に伝わる鋳造技術を用いて仏具製造を開始。鋳造とは、鋳型（いがた）に溶けた金属を流し込んで製品を作る加工方法で、できた金属製品は鋳物（いもの）と呼ばれています。

そんな鋳物生産の技術をもとに、能作は現在、用途や製品に応じた鋳造方法、金属材料（錫、真鍮、青銅等）を用い、味わいのある製品を生み出しています。長い歴史の中で、伝統のみにとらわれず新しいものを追い求めていくその姿勢も、能作のこだわりである、【「能」が詰まった味わいのある製品、「作」への好奇心を形にすること】を体現しています。