ずっと使いたいモノ、置いてます。

書類の川を泳ぐ

書類を水面に見立てて、小さな川を行く書鎮 かば。地上ではゾウに次いで大きな草食動物のカバは迫力のある動物ですが、こちらは手のひらに収まる程小さくなってデスクの上で書類を守ります。地上2番目の大物動物が、ミニカーのような大きさで思わず顔がほころんでしまう可愛さですが、太くて強い足にどっしりとした体型は、銅のしっかりとした重みと味わい深い風合いとも重なりイメージ通りです。

日本の伝統的な製法や道具をユニークでモダンなデザインと掛け合わせて、多くの人の心に触れるようなアイテムを作る炭谷三郎商店（スミタニサブロウショウテン）。一つ一つ職人の手で丁寧に作られた書鎮は、便利なもので溢れる今の時代にゆとりと余白を与えてくれるようで、いつまでも大切に使い続けたい気持ちにさせてくれます。

400年の歴史を持つ高岡銅器

富山県高岡市、約400年の歴史を持つ鋳物技術の町で書鎮 かばは生まれました。高岡は、日本の銅器生産の9割を支えており、室内置物や仏具、花器などの小物から、仏像や銅像といった大物まで様々な物が作られています。高岡銅器の特徴は、職人の熟練した手業を駆使した”鋳造技術”と研磨・彫金・象嵌といった”加工技術”が施されていること。その技術の融合が豊かな表現を生み、国内外で長きに渡り評価され続けてきました。高岡銅器の力強さと繊細さ、しなやかさは、今もなお見る人の心を惹き付け続けています。

銅の深い味わいをかばに

長い年月をかけて使われてきた古美術品のような奥深い味わいを醸し出す書鎮 かばは、高岡の職人の手で一つ一つ丁寧に作り出されたもの。銅ならではのきめ細かくなめらかな質感が、かばの造形とマッチして、今にも動き出しそうな風格を感じます。それでいて目元や口元は優しく微笑みかけているようで、使っていくうちにどんどん愛情が湧いてきそうな存在です。時間が経つにつれ更に深みのある風合いに変化していくのも大切に使い続けたくなる理由の一つ。

書鎮 かばは、ペーパーウエイトとしてだけでなく、インテリアとしてデスク周りに置いておくのも素敵です。ギフトにしやすい箱入りで、誕生日プレゼントやお世話になった方へのお礼などにも贈っていただけます。机に向かって書き物を趣味とする方やリモートワーク、個人の書斎をお持ちの方にも選んでみてはいかがでしょうか。退職されて本を読んだりのんびりと過ごす時間ができる方へのプレゼントにもおすすめです。

｢くらし｣を提案できる商品

伝統的な製法で日本の道具や模様を大切にしながらも、身近な動植物をデザインに取り入れて、ユニークでモダンなものづくりを行う炭谷三郎商店（スミタニサブロウショウテン）。クラフトデザイナー・作家と共に企画・制作し、和の道具にとどまらないインテリア性の高いアイテムたちは、老若男女問わず世界中の人から愛されています。
また、使い続けることで味わいが深まるものを作り出すことに力を入れているブランドでもあり、使用する素材や加工方法にもそのこだわりが感じられます。

そんな道具たちを生み出せるのは、使い易さや便利さだけでなく、使う人が「楽しい」と思えるかということに重きを置いているから。炭谷三郎商店（スミタニサブロウショウテン）は、美術工芸品や金属クラフトを通じて、心と暮らしが豊かになるような暮らしの道具を提案し続けています。