ずっと使いたいモノ、置いてます。

TAMPICO初のバックパック

「リュック」「バックパック」という名前から想像するものとは一線を画す、TAMPICO（タンピコ）のバックパック VIRGILLE。ブランドとして初めてローンチするバックパックは、日本企画で生まれたもので、TAMPICO（タンピコ）の上品なコットンキャンバス生地を存分に活かしたアイテムに仕上がっています。

日常使いを考え抜いたサイズとフォルム

スクエアフォルムに薄めのマチがスタイリッシュなバックパックで、印象的な大きいフラップを開くとすぐにメイン収納部が現れます。ジッパーで開け閉めする必要がなく、荷物をポンポンと入れられる使いやすさを求めるTAMPICO（タンピコ）の信念を感じます。内部にはPCやA4ファイルも入る深さのポケットがあり、細かな必需品と分けることができます。

一般的なバックパックは上部がラウンド型になっているものが多く、「A4ファイル収納可」としていても、実際に入れてみると角が生地に当たって形が不恰好になってしまうのですが、大きめのスクエアフォルムのこのバックパックは四角い形状のものも無理なく入れることができて、PCを日常的に持ち歩く人のことを考えたデザインだと言えます。

また、ショルダーストラップを取り外すことでトートバッグにもなり、2wayスタイルに。ハンドルはバックパック上部全体幅のレザー素材で、持つとバッグの重みでフォルムが丸っこくなるのがまた愛らしいのです。

ヴィンテージのようなストーンウォッシュ加工と素材使い

採用された生地はCOTTON WASHEDという、ストーンウォッシュ加工されたもの。新品の状態でアタリがある表情はどこかヴィンテージのような柔らかい雰囲気で、まるで昔からずっと一緒だったかのような愛着と味わいを感じさせられます。この生地ならば経年変化も劣化に見えにくく、綺麗に長く愛用できそうですね。

ハンドルやショルダーストラップ、そしてフラップのパイピングには本革を、金具には真鍮を使用するこだわりで、コットンキャンバス生地の存在感に負けないような素材使いが光りますです。どのパーツもこれからの変化が楽しみになるものばかりで、ずっと大切にしていきたくなる要素が詰まっています。

生活に溶け込むアイテムを

J.MARTIN TREPOINTES社のバッグブランドとして誕生したTAMPICO（タンピコ）。J.MARTIN TREPOINTES社は1928年に、フランスのボルドー郊外にある革製品の産地として知られる小さな町、ムシダンで設立されました。設立当初から、高級革靴のウェルト（底革部品）やレザー、ラバー、クレープのソールといった資材を生産し、高く評価されていたメーカーで、その中でも特に靴のウェルト生産の技術は非常に高く、ヨ－ロッパの高級靴ブランドに資材を供給していました。

その革製品の高い技術力を持ったJ.MARTIN TREPOINTES社の社長である、Mrs. Nicole Martinが1992年に立ち上げたバッグと生活雑貨のブランドがTAMPICO（タンピコ）です。TAMPICOとは材料である革「TAM」とジグザグを表す「PICO」を合わせており、革製品を縫製する工程を想像させるブランド名ですね。長年の経験によって培われた、「素材の良さ」、「丈夫さ」、「ディティールのすばらしさ」はそのままに、特別な日に使うものではなく、日常使いすることで生活に溶け込む、上質なアイテムを作っています。ブランド誕生当初から、1点1点職人の手によって丁寧に作られており、20年以上たった今でもそれは変わらず続いています。現在ではフランスでもこのようなブランドは貴重な存在になってきています。