ずっと使いたいモノ、置いてます。

岩道、森、ツンドラをも走り抜ける

陸上競技からウィンタースポーツまで、プロの世界で活躍する履き心地のKARHU（カルフ）から登場したトレイルランニングシューズです。

トレイルランニングシューズは、一般的なランニングシューズよりソールが硬めに作られていて、登山道や林道を走るトレイルランニングを行うための専用シューズです。ハイキングや登山のコースというと未舗装路の道ですので、グリップ力に優れているのがこのシューズの特徴です。

そのため、通常の道を歩けば、気づけば勝手に足が前に出ているほどの歩きやすいモデルで、趣味にも本格的にもぐんぐん走れるのがイコニトレイル KH204008。どんなオフロードの冒険にも挑戦できる、頼もしいスニーカーです。

足と一体化した履き心地

その最大の特徴の、グリップ力と軽い履き心地。上り坂、下り坂、ウェット路面、ドライ路面といったあらゆる環境でのグリップを発揮する「Specialized M-lugs＆T-lugs」が採用されており、生まれの国フィンランドの岩だらけの沿岸線、木々に覆われた森、最北部のツンドラまで、どんな道をも走り抜けられるほどの強力なグリップ力を誇ります。でこぼこ道や木の根、岩からつま先を守るトゥガードもついており、ハイキングや山登りはもちろん、河辺でのアクティビティやジムでのトレーニングにも安心。

アッパーはメッシュで通気性もよく、履いていることを忘れるほど軽い履き心地です。小指にかかるようについた非対称なシューレースと、踵に内蔵された7本のコードで足を心地よく包み込んでしっかりホールドすることから、足と一体化するような感覚になるのも軽さを感じる理由です。

また、KARHUのフルクラム機能もミッドソールに搭載されています。テコの支点を活用して歩行をスムーズにするテクノロジーで、着地点から前方向へ重心を移動させます。上下左右の無駄な動きが低減され、力を使うことなく前に進めるのです。さらに、つま先が反るソールの形で推進力が高められており、その歩きやすさは履くだけで前に歩き出しているほどです。もう少し走りたいという時に頑張る力を与えてくれます。

そのほかにも耐久性が高く快適なクッション材を使用していたり、持ち運び収納が楽になる踵のループがついていたりと便利な点も。イコニトレイル KH204008は他にない個性的な配色で、メッシュを透かして見えるKARHUのアイコンである「M」もアクセントになっています。

KARHUの哲学と理念

KARHUは創設以来、フィンランド人の内面にある粘り強さ、あきらめてしまいそうな局面でも戦い続ける力や勇気、意志の強さや決断力といったものを意味する「SISU（シス）」の精神を大切にしてきました。このSISUの哲学を根底に据えている彼らは、機能性もデザインも妥協許さないものづくりを行なっています。

また、KARHUのブランドコンセプトに「FUN LIFE,FUN RUN」という言葉があります。
これはより長く、より速く走ることも楽しみ方のひとつではありますが、もっとシンプルに街や自然の中を駆け抜けて、時には自由に立ち止まり、そこで新たな発見をすることができたら人生そのものがより豊かになるのではないか、という彼らの考えに基づくもの。彼らのこの哲学と理念が、オリジナリティ溢れるシューズを生み出し続ける原動力となっているのです。

革新的なフットウェア

1916年、フィンランドの首都ヘルシンキで誕生したスポーツシューズブランド「KARHU」は初めはスキーの板や陸上競技の槍を製作する小さな木材加工の工房からスタートしました。

その当時は、競技用のシューズばかりで日常のトレーニングに適したランニングシューズの種類が多くなく、選手たちはウォーミングアップ・クールダウン等に用いるシューズを求めていましたが、KARHUは当時いち早くそのニーズを満たすシューズを開発。足を保護するパッドやアーチサポートを搭載した機能性に優れたシューズを発表しました。1952年のオリンピックでは、KARHUを履いたフィンランドナショナルチームが活躍し、トップアスリートがカルフをこぞって使用するようになります。こうして、競技用シューズにおけるリーディングメーカーの地位を確立し、国民的なブランドになり、今では競技用のシューズはもちろん、タウンユース用のスニーカーまで幅広く手がけるブランドとなりました。

生誕から100年以上の歴史を誇るKARHUは、伝統的な技術を用いた機能性を活かし、人々に「走る喜び」を体験してほしいという思いから日々革新的なフットウェアを開発しています。