桐箱に納められ、和紙で包まれたまっさらなおくるみ。
その名は十月十日布(トツキトウカフ)。
コットンは、種から綿糸になるまで赤ちゃんがお母さんのおなかで一緒に過ごす月日と同じだけの時間が必要です。育てた日数が同じなだけ、大切な赤ちゃんを包むのに使ってもらいたいという思いから作られたおくるみ。
素材の棉糸は『ヤマトタカダノヒカリ』という名で、世界の良質なコットンの基準を満たし、高く評価をされる信頼の出来るものです。棉糸栽培を成功させ、製品化するのに、約7年の歳月が費やされました。
「大量生産できるものではなく、限られた素材と手仕事だからこそ、必要とされるものを作りたい」
「この素材であるべきものは何か」という答えが肌の弱い赤ちゃんのためのものでした。
江戸時代から綿栽培が盛んな奈良の地で、百年前は綿卸を営んでいた村上莫大小(ムラカミメリヤス)。
永年の経験と技術協力を活かし、日本製にこだわり、創造性豊かなモノづくりの中から、日々の暮らしを優しく、柔らかく包み込む製品を作ります。
子供の成長によって、おくるみを使用しなくなったら、スリーパーに仕立て直ししてもらえるという配慮もされたおくるみは、乳児の時期を過ぎてもお使い頂けて、赤ちゃんにとって愛着のわくものとなります。この十月十日布(トツキトウカフ)で包まれた心地良さは、きっと赤ちゃんの記憶に残り、子から孫へと代々受け継いでいきたいと思うのではないでしょうか。
無染色・化学的な染色を一切行わず、完全シンプルなおくるみは、上質な和紙で包み、桐箱に入れてお届けします。この桐箱は、博物館に所蔵される製品が収められるものと同じで、深めのふたで、開けにくいと感じることもありますが、桐の特徴を活かした保管するための特性で日本のものづくりを感じさせるすばらしいものです。
精魂込めて作られた村上莫大小(ムラカミメリヤス)のおくるみは、大切な方への出産祝いにおすすめです。
自然素材の良さ、人の手によって大切に作られたもののすばらしさとそれを作る人々の喜びがあることで、ものづくりと使い手がつながることを感じさせてくれる村上莫大小(ムラカミメリヤス)の十月十日布(トツキトウカフ)は、ふたを開けた人に感動と喜びを与えてくれるすばらしい製品です。
サイズ | 縦90×横100(cm) |
箱サイズ | 縦22×横30×高さ7(cm) |
重量 | 598g |
素材 | 棉糸『ヤマトタカダノヒカリ』の国産完全無農薬栽培コットン100% |
カラー | 生成 |
原産国 | 日本 |
箱有無 | 桐箱入り |
中国製品の安価な製品が日本市場に出回るようになっていた約7年ほど前、代表の村上さんは、時代に飲み込まれていくものづくりに立ち止まって考えていました。本当に必要なものは何か。
幼少期に、糸を紡いでいたのを見て育った村上さんは、大量生産・大量消費の時代に合う製品ではなく、人の手によって大切に作られた、長く喜んでもらえる製品づくりをすべきではないかと、時代に逆行するように、綿栽培をするという素材を育てることから始めようと素材調達から一貫生産体制をとりました。
完全無農薬のオーガニックコットン栽培をスタートして7年。
地域の農家の協力と温かい声援により、自社栽培のオーガニックコットン100%の心温まる思いが詰った村上莫大小の製品が誕生しました。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
---|---|---|---|---|
|
¥17,600(税込) |
△
残り2点 |
カートに追加されました
¥5,335(税込)
¥16,500(税込)