一日の始まりから終わりまで常に肌に触れている布。素材はさまざまありますが、心地良い暮らしにはお気に入りの布の存在が欠かせません。中でもリネンはお洗濯に強く、使い込む程に柔らかく肌触りが良くなるという、使った分だけ自分だけの味わいが出てくる素材です。
いつもそばに置きたくなるデザイン
日本ではリネンの糸は作られていないため、ALDIN(アルディン)のアイテムにはフランス、ベルギーで採れた上質な亜麻をイタリアで紡績した糸を使用しています。安定した品質とエコテックスの認証を得ている安心な素材であることもあり職人さんたちの間でも信頼性が高いリネン糸なのです。糸の状態で輸入し、それ以降の布作り・染色・裁断・縫製・刺繍といった全ての行程は国内で行われています。そのため生産数は決して多くありませんが、全て目の届く範囲で1点1点丁寧に作られています。また、生地の色や柄は「先染め」という糸を先に染めて織る伝統の作り方で表現されています。プリントなどの後加工を施したものとは違い先染めの生地は長く色を楽しめ、時間をかけてゆっくりと色が変化していく様も味わいがあり美しいのが特徴です。
ALDIN(アルディン)のもう一つのこだわりはセルビッチリネンであるということ。 セルビッチとは日本では「織物の耳」と呼ばれる、生地端に施されたほつれ止めのことを指します。アンティークのリネンは、そのほとんどがセルビッチリネンなのですが、現代の機械ではセルビッチは作れない機構になっており、目にすることは少なくなりました。ALDIN(アルディン)では、決して生産性はいいとは言えませんが、昔ながらのシャトル織機を使い、職人が真摯に手を動かし、指を使い、目で追いながら織機を動かすことで一枚のリネンが出来上がっています。
りんごトルション(キッチンクロス)は、全体にドット柄のように小さな赤いりんごの刺繍が施されたリネンコットンのクロス。リネンは速乾性があるので、刺繍と反対側にあるループを引っ掛けておけば、食器を拭いた後などもすぐに乾いてくれ清潔です。大判サイズなので、キッチンクロス以外にもランチョンマットとしてもお使い頂けます。
富士山の麓から
リネンアイテムのファクトリーブランドALDIN(アルディン)は、山梨県の機織工場、テンジンファクトリーがスタートさせたブランドです。山梨県の富士山の麓には「甲斐絹(カイキ)」や「郡内織(グンナイオリ)」として知られた高級織物の故郷があり、テンジンファクトリーが位置する富士吉田市もその一つです。この地域の繊維産業の歴史は古く、1000年以上に渡って街には機織の音が鳴り響いています。富士山のある美しい風景や清らかな湧水は、洗練された織物を作るのに今もなお欠かせない存在です。
ALDIN(アルディン)が始まったきっかけは、ヨーロッパのアンティークリネンとの出会いにあります。その時間と気持ちが込められた生地を見て、このように長く愛される生地を作りたいという思いからリネン生地の作成に取り掛かり、試行錯誤の末にブランドがスタートしました。使い込めば込むほど肌に馴染み、風合いが増すヴィンテージになるリネンを目指して作られるアイテムたちには、どこか可愛らしさと懐かしさがあり、いつまでもずっとそばに置いておきたいと感じさせてくれる魅力があります。
サイズ | 縦約45.5×横42.5(cm) |
重量 | 約60g |
素材 | リネン50%、コットン50% |
製造国 | 日本 |
リネンアイテムのファクトリーブランドALDIN(アルディン)は、山梨県の機織工場、テンジンファクトリーがスタートさせたブランドです。山梨県の富士山の麓には古くより「甲斐絹(カイキ)」や「郡内織(グンナイオリ)」として知られた織物の故郷があり、テンジンが位置する富士吉田市もその地域にあります。富士山のある美しい風景や清らかな湧水は、洗練された織物を作るのには最適な環境と言えます。ヨーロッパのアンティークリネンと出会い、その時間と気持ちが込められた生地を見て、このように長く愛される生地を作りたいという思いから始まったALDIN(アルディン)では、その思いを実現するために良質な原材料を用い、布作りから染色、裁断・縫製・刺繍に至るまでを日本国内で小ロット生産しています。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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