シンプルで、無駄な装飾が削ぎ落とされたかのように見えながら、人の手で作られたハンドメイドの温かみが感じられる木製ボックス。一目惚れしてしまうほど美しいこのフォルム、カナダのブランドではありますが、そもそもの生まれは19世紀のアメリカまで遡ります。仕切り付きのBUREAU TRAYは、小物を無造作に置くのにぴったり。どんな物を入れても絵になる名作です。
何を入れよう?
ブランドの定番品であるOVAL SHAKER BOXよりも浅めに作られているBUREAU TRAY。その名の通り、ボックスというよりはトレイの方がイメージは近いかもしれません。表面に触れると、さらりとしたなめらかな触り心地で、つやつやとした表情からも、木材ならではの温かみが感じられます。そして内側は木の素材そのものを生かした作りで、すのこのようなざらっとした手触り。薄い板状の木を、まるで日本の曲げわっぱのように曲げられて作られていて、銅の留め具によって固定されています。中央の仕切りが小さな空間をきっちりと分け、使い勝手を追求して作られていることが伝わってきます。
さらに、ハンドメイドならではのポイントは、底面に記されたサイン。そのボックスを手がけた職人のサインがひとつひとつ、手書きで記されていて、遠い地で人の手によって作られたものが手元にあることを実感します。同じ商品でもサインは異なり、ひとつとして同じものがないことも感じ取れ、特別感のあるシェーカーボックスなのです。ステーショナリーをまとめるトレイとして、ベッドサイドや玄関近くにこまごました愛用品をまとめる場所として、大きめの工具箱として。きっとどんな人の生活にも寄り添ってくれるアイテムです。チェリー材が、年月とともに深みのある色に育つ様子を楽しみながら、長く大切に使っていただけます。
ハンドメイドの美
18世紀から19世紀を中心にアメリカで活動していたシェーカー教徒によって創られていた木工品のシェーカーボックス。現在でも家具など日用品のデザインに、多くの影響を与え続けています。
シェーカー教徒は「全てにおいて簡素であること」を理想とし、建物・家具・日用品に至るまで、装飾性を避け、機能性を追求した実用的なものを創り出してきました。
無駄なものを排除した引き算のデザインで「機能美」という言葉が似合う洗練された収納ボックスは、薬草や裁縫道具、種子、キャンドル、食器、リネンの他、程よい通気性を活かし、ハーブやお茶、スパイスの収納にも使われていました。
何を入れても絵になるシェーカーボックスは、本場アメリカでも認められている逸品です。
作られた当初からハンドメイドであることにこだわり、現代まで受け継がれてきたシェーカーボックス。かつてシェーカー教徒たちが作ってきた手法と同じく、接着剤を使わずに銅の留め具だけで留められています。その留めている機械ですら100年以上前に精巧に作られた機械だそう。シェーカーボックスの本場、アメリカでもトップクオリティと認められシェーカーコミュニティビレッジに納品されるほど、その品質の高さは類を見ません。美術工芸品コレクターの評価も高く、2006年には、製品設計において優れた品質と創造性を示した生産者を表彰する「Atrantic canada craft exporter of the year」にも選ばれました。
はじまりは、カナダ人青年の一目惚れ
シェーカーボックスの名工と呼ばれる、カナダ出身のBRENT ROUKE(ブレント・ルーク)氏。彼は、幼少期より木が好きで、父親に木工を学び、高校時代で木工への興味関心が更に高まった結果、大学進学時には木工を学べる地元の大学へと進みました。そこで、エレガントでいて、実用的かつ機能的なシェーカーボックスに出合い、その美しさに一目惚れ。生みの親であるシェーカー教徒(19世紀を中心にアメリカで活動していたキリスト教団)たちにとって、全てが共有財産という制度の中で、唯一個人財産として認められたものが各個人にひとつずつ持たせられたシェーカーボックスの中身。当時の彼らにとって、ボックスはまさに自分の「宝箱」だったのです。
BRENT ROUKE(ブレント・ルーク)氏は、シェーカーボックスを美しさと機能性を兼ね備えたプロダクトとしてだけでなく、背景にある「美は有用性に宿る」という考え方にも強く惹かれ、作品づくりを始めました。そして2000年にブランドを設立し、その高い品質は英国のエリザベス女王への贈り物として選ばれたほど、国外問わず高い評価を得ているBrent Rourke(ブレント ルーク)。150年変わらず継承されている製造方法を守るためにも、最高品質の伝統的なシェーカーボックスを作り続けています。
サイズ | 幅約20.9×奥行約14×高さ約4(cm) |
重量 | 約186g |
素材 | 桜(チェリー) |
製造国 | カナダ |
箱有無 | 無 |
シェーカーボックスの名工と呼ばれるBRENT ROUKE(ブレント・ルーク)氏。そもそもシェーカーボックスとは、シェーカー教と呼ばれるキリスト教団体に由来した名前で、彼らが信念として掲げた「勤勉」「質素」が体現された日々使われる日用品。その他にも彼らが作ったという手作りの工芸作品や家具などは、アメリカ美術史上の歴史として刻まれ、今もなお多くの人々に愛されています。
中でもBrent Rourke(ブレント ルーク)のシェーカーボックスは評価が高く、本場アメリカのシェーカーコミュニティービレッジにも納入されているほど。銅の留め具と小さなダボだけで作られたボックスは、まさに「作品」で、熟練の技術が感じ取れる逸品です。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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